友人達と夕飯を食べる。
「一緒にいられてよかったよ」と目頭を押さえる友人の姿に、
涙止まらず。
ハグする温もりに、
涙止まらず。
ケタケタ笑い転げる思い出話の合間に、そんな瞬間が挟まり。
この感覚。
別れの感覚。
ああもうこんなにきついなら、初めから出会わなきゃ楽だったのにとさえ思ったこともある。
「いいんだよ、こうやってしくしく泣いてさ。大人になってもこんなことできるなんて幸せだよ」
涙を拭いながら言う友人。
心が痛い。
別れのたびに、物理的に痛むかのように、心も痛むものなんだと実感する。
ああつらいなあ。
たくさん泣きながら、前を向いて進んでいこう。