前の記事で、
「次の記事で「非認知能力」を育む実践例について書きます」としたんですが、
先ほど、『It Mama』さんへの記事が更新されましたので、
そちらを間に挟みますね。
先日、経済学者ジェームス・ヘックマン氏がまとめた
ミシガン州の「ペリー幼稚園」での研究を、
こちら『オールアバウト』さんへの記事で取りあげました。
・『オールアバウト』寄稿:世界中が注目する「非認知能力・自制心」を育む方法&一生をかけて広がる「賢さ」とは
「ペリー幼稚園」で教えられていた、
「グリット」や「自制心」などの「非認知能力」が、
40年近くの追跡調査を経、
結局、その子達が経済面やメンタル&身体的健康面などでも、
より充実した人生を送る土台となっていましたよ、
という研究です。
今回の『It Mama』さんの記事では、
こうした学力テストの点数などには表れにくい「非認知能力」を育むことが、
結果的に、収入や学歴面に繋がることもあるんですよと示唆する
経済産業研究所の西村和雄氏の研究を紹介しています。
「非認知能力」の大切さを示唆する研究の日本バージョンですね。
しかも、この西村氏の研究の焦点は、
「家庭でどんな非認知能力が教えられたか?」についてです。
以下の「8つのしつけ」について、
「では、どのしつけを強調されたかによって、
将来の収入や学歴に違いは出るんだろうか?」
と調査されたんですね。
その「8つのしつけ」とは:
ルールを守る
あいさつをする
他人に親切にする
勉強をする
親の言うことを聞く
うそをついてはいけない
ありがとうと言う
大きな声を出す
だそうです。
すると、これらの中の「ある4つ」を全て教えられた子の方が、
そうでない子より、
将来的により収入や学歴が高くなったというわけです。
あくまでも「収入や学歴の高さ」という面からの研究ですが、
こうして明らかに統計的な違いとなって表れるというのは、
興味深いですよね。
記事では、他にも、
「あれもこれも教えないと!」といちいち口出すより、
しつけはシンプルに絞り、子ども自らが考え選択できる幅をもたせておくこと、
そして、「しつけ=大切に思う価値観を伝える」には、
周りの大人の「体現」にまさる方法はないこと、なども綴っています。
興味ある方是非どうぞ!
・将来の収入&学歴に影響!? 子どもに教えたい「4つのしつけ」
「将来高収入や高学歴に繋がる!」という「キャッチーな振れこみ」ながらも、
こうして世界中で、
様々な面から「非認知能力」の大切さに焦点があたり、
子どもに関わる大人に意識されていくというのは、
頼もしいですね。
昨日の記事にも書きましたが、
(・「非認知能力」をリストアップしました、早期教育や今日の教育の弊害とは?)
「認知能力を伸ばす」ことに躍起になり、
「非認知能力」を削ることになってやしないか、
子どもに関わる日々、気づいていきたいです。
例えば、上の西村氏のあげる「8つ」の中で言うならば、
「他人に親切にする」が、
いつのまにか、学力の高低で他人を見下すようになっていたり、
「(周りや自分を傷つける)嘘をつかない」については、
より巧妙な嘘をつくことに認知能力の高さが発揮されていたり、
「勉強をする」が、「考え学び続ける」より、
目先の「正解をもらうこと」ばかりを目指すようになっていたり。
何を土台とするのか、
見つめていきたいですね。
さて、これから次女を迎えに行ってフィジカルセラピー
←膝の痛みの治癒に腰や太もも部分の筋肉をつけるようにとのこと
その後、部活を終えた長女と長男を迎えに行き、
次女と三女のランニング、そして長男のNPO活動です。
新学期始まりのこの時期は、
様々な活動の手続きや購入するものや説明会などの締め切りやスケジュールが5人ばらばらにぎっしぎしにつまり、
何か忘れやしないかと日々スリル満点。
今朝なんて、どうしてもひとつ忘れそうで、
手に油性でメモしましたよ。←子ども
子犬情報:
こちらのペットショップは、
動物同伴OKなんですね。←日本もかな。
店内で排泄してしまおうが、通路ごとにお掃除セットがおいてあり、問題なしなんですね。
先日も、ちょうどレジで私達の前に並んでいたシェパード君が、
突然いきみ始め、ぽとりと落としたんですが、
店員さん、「心配ご無用です!」と笑顔でさささっと掃除されてました。
慣れない場では「圧倒され」動かなくなる我が家の「敏感な子犬」ですが、
いそいそと、戸棚の隙間にのぼり、
商品のひとつになったまま、
動かなくなりましたよ。
カートに抱き入れ、移動。
ほんと、内弁慶です。家では、ますます腕白になってます。
最近は、結構初めてあった人にも、やんちゃ面を見せるようになってきました。
ところで、
「不安感の強い敏感な犬用グッズ」なんていうものが売ってるんですね!
不安感を和らげる「犬用ベスト」なんてものもありました。
ぎゅっと抱っこされているような感触なんだそうです。
一定数、こうした性質の犬っているんですねー。
「ギュッと抱きしめ温もりで包む」
犬も子どもも、効果ありなんですね。
大人の不安感にも、実際にでも脳内ででも、
自分で自分を抱きしめ温もりに包み込むって効果的ですよ。
普段子どもや周りに向けている温もりを、
自分に向けてみるんです。
是非、お試しあれ!
みなさん、今日もよい日を!