マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

結婚式に足でグラスをパリンと割るイメージに教えられること

2016年01月24日 | イメージ

ユダヤの結婚式に、

愛を誓いあう式のクライマックスに、

新郎が足でグラスを割るという儀式がある。

 

愛が溶け合う幸せの絶頂時に、パリン!と粉々に。

 

これは、全てが完全に見える中で、

世界はまだまだ不完全に溢れているということを、

思い出すためともされている。

 

 

 

内に広がる完全に見える世界。

その温もりに浸り、

もうここに一生暮らせばいいじゃないと微笑み。

 

そこへパリン!とグラスを割るイメージ。

 

外に目を向けるのならば、不完全さに溢れている。

内から外に向かう。

具体的形を、行為を、日々少しずつでも刻んでいく。

 

それがこうして肉体を持ち生きているということ。


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