マイコー雑記

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現在我が家をとりまくチャレンジ3つ:敏感系とアレルギー、家の賃貸、長男の大学選びとギャップイヤー

2018年05月07日 | ハイリーセンシティブチャイルド

こんにちは!

 

1週間、更新が開いてしまいましたが、

この記事では、

現在我が家をとりまくチャレンジを、

つづらせてください。

 

チャレンジは、

「よりよきこと」に向かうための絶好のチャンス

と思い出しつつ。

 

 

チャレンジ1.花粉症ピーク:敏感系とアレルギー

こちら米国首都DCから1時間弱の東海岸、

今年は、10度以下の日が続く寒ーい春だったところ、

先週から突然一気に25度以上の日が続き、

花粉が猛威をふるっています。

 

近所でも職場でも子どもたちの学校でも、

花粉症の症状がひどくて外に出られない子や人も続出。

 

我が家は、夫が一番ひどく、次に私と長男、そして次男に軽く出てます。

かゆくてかゆくて目を触ろうものなら真っ赤に腫れあがり、

くしゃみ連発、鼻がつまって夜何度も起き、寝たのか寝てないのか…、

という日々が続いています。

 

これまで花粉にびくともしなかった娘3人も、

今年ばかりは、

「なんか目がかゆいような」と言ってますね。

 

 

 

夫は親から続くアレルギー持ち(花粉&ダスト)で、

私は小学生時代から猫アレルギー(猫大好きなのに触ると大変)なのですが、

今のところ、長男と次男へ花粉&猫アレルギー、

女の子たちへは影響してないようです。

 

夫は、若かりし頃、

「アレルギーって、気の持ちようでしょ。

気のせいだから、自分を暗示にかけないように」と言っていたタイプで、

30代中頃まで症状がほとんどなく、

「アレルギーとは弱々しいメンタルが作り上げた現代病」とさえ思っていた人ですが、

今ではすっかり家族の中でも、一番のアレルギー持ちです・・・。

 

 

 

さて、アレルギーと敏感系の人についてですが、

HSPやHSCというコンセプトを提唱したエレイン・アーロン氏のニュースレターによると、

「アレルギーについては、3つの研究から、

抑制的だったり、反応的だったり、敏感だったりする子や大人は、

よりアレルギー持っていると分かっています。」

 

とのこと。

 

ちなみに、

この「抑制的(inhibited)」「反応的(reactive)」というのは、

HSPやHSCという分類が提議される土台となった先行研究の中で

用いられてきた言葉ですね。

 

HSPやHSCは、脳や身体のツクリからして、

外からの刺激を敏感に感じてしまうということですから、

マジョリティーが何とも感じない空気中を飛び交う花粉やダストも、

敏感に察知し反応してしまうというのは、

「まあ、そうかもしれないなあ」と思いますよね。

 

外からの刺激に身体も敏感に反応してしまうということについては、

私自身は、不安障害系の「ファイト・フライト状態発動過多」で痛感してきたんですが、

『オールアバウト』寄稿:1日5分で改善!子供の不安感への対処法10選&我が家の子ども達の様子と不安障害が完治して思うこと

「メンタルがどうのこうの」というのを飛びこえて身体に出てしまうというのは、

ホント、しんどいことなんですよね。

 

 

我が家の場合、今のところメンタル面は、

夏の日差し&あと2か月弱となった新地への大移動のため、

家族皆でウキウキ状態。

身体の大変さを、

メンタルで引っ張り上げて突き進んでます。

 

 

そして、花粉やダストやといったアレルギーのチャレンジといえば、

こうした症状自体もですが、

何といっても、「掃除と洗濯」ですよね。

 

花粉とダストを減らすために、

こまめな掃除と共に

シーツやカバーも、しょっちゅう洗う必要があります。

今の花粉症ピーク時は、夫も、

毎日でも洗いたいんですよね。

 

 

それにしても今年の症状のひどさから、

アレルギーをなんとかできないかアンテナをはり、

取り組んでいきたいです。

 

アレルギーで辛い思いをされているみなさん、

何とかしていきたいですね。

 

 

 

 

チャレンジ2.いつでも商品として見せられる家

賃貸のための家みせが始まり、

常に、「市場価値がある」

とみなされるような状態にしておく必要があります。

 

家財道具の3分の2ほどを倉庫にうつし、

おかげさまで、片づけがとっても楽になりました。

が、

全てのモノを定位置、埃やごみや髪の毛一本落ちていない、

鏡も窓もピカピカ状態というのは、

ティーン3人・子ども2人の7人暮らし我が家にとって、

むちゃくちゃハードルが高いです。

皆、近眼ですし。

 

「いつでも商品として見せられる家」は、

上のアレルゲンを避けるための掃除洗濯からみても、

一石二鳥ではあるんですけど、

今さらですが、掃除や洗濯など家事全般って、

まじめにやるほど、文字通り、

「家事で毎日が終わり」ますよね。

 

ペンや紙類や玩具や使ったモノ全て定位置にあるよう確認し続け、

通常の服プラス毎日のようにシーツやカバーを洗い、

ベッドを整え、掃除機をかけまくり、

床や鏡や家具や流し台やコンロを磨きあげ、

そこへ、食材買い出しに食事づくり。

 

そして、

いくら整えたって磨いたって、

その状態は、一日たりとて、もちません。

 

家事で一日が終わり、

どう絞ろうにも体がついていかず、

仕事原稿以外に「書く時間」がとれない悔しさといったら……。

 

 

こうした非常事態はまだしも、

家事は、もう本当に、

適度に皆が心地よく暮らせる空間を整える、

で十分ですよね。

 

そして、1人が全部背負うことなく、

暮らす一人一人が、

「少しの努力」を分担すること。

 

主婦(主夫)のみなさん、

できる限り手を抜いて、分担し、

「他のこと」にかけられる時間を絞り出していきましょうね。

 

 

 

 

チャレンジ3.長男の大学選びとギャップイヤー

米国の大学進学希望者にとって、

5月1日が、全国的に、

最終的に進学する大学を決め、

入学手続きをする締め切り日でした。

 

長男も、合格をもらった大学をいくつか訪ね、

「よし、ここにしよう」と決め、

入学届を出しました。

 

と、翌日5月2日の夜。

 

「君、ウェイティングリストにのってるけど、

まだ興味ある?」と、ある私立大学から、

長男に電話がありました。

 

多くの大学が、5月1日の入学手続きが終わると、

その動向をみながら、

こうして、ウェイティングリストからの希望者を合格させるんですね。

 

金銭的には、

ちょっと信じられないくらい寛容なスカラーシップを下さるとのことで(年約600万円×4年)、

ここも、州内の州立大学へ進むより、

低い学費で行けることになります。

 

とても充実した研究環境で、

学部時代から、ノーベル賞受賞者の教授陣から

授業を受けられるような大学。

(ノーベル賞受賞者数世界上位5位以内)

専攻もフレキシブルで、幅広く学べるようです。

 

決断の翌日のこと。

 

入学手続きを出した大学も、

本人、かなり気に入ってましたから、

迷って迷って迷って、情報を集めまくりながら、

今もまだ、迷ってます。

 

どちらの大学へ行くかは、

もうしばらくしたら決める必要がありますが、

いずれにしても、結局、

ひとまず、「ギャップイヤー」をとる方向で話し合ってます。

 

「ギャップイヤー」とは、

大学へ合格した後に、大学側から許可をもらい、

入学を1年間ずらし、

大学ではできないだろう体験することです。

 

米国の大学は、今悩んでいる大学2つもですが、

「ギャップイヤー」をすすめる大学が増えています。

 

「ギャップイヤー」をとると、大学入学してからも、

より成熟して地に足がつき、

学業的にも成功しやすいといった統計もあるようですね。

(https://gapyearassociation.org/data-benefits.php)

まあ、高校から大学という学校から学校という枠組みよりも、

1年間、実際に社会に出て揉まれるわけですからね。

 

最近では、オバマ大統領の長女さんが、

ギャップイヤーをとって話題になってましたね。

 

 

長男は、1年間、

今、毎日夢中で取り組んでいる事業に打ち込み、

また、親族の事業の手伝いなどもしながら社会体験を重ね、

コンピューターサイエンス系の資格をとり、

そしてあわよくば、奨学金ではカバーできない残りの学費も稼いで、

借金0にできるといいなとも思っているようです。

(年約750万円×4年のところ、残り約150万円×4年:

本当に、アメリカの私立大学、どれだけ高いんだと思いますよね。)

 

その後、大学で4年間、充実した研究環境に身をおき、

できる限りの知識と知恵をつけたいと。

 

 

 

「日本に一緒に来たら?」とも誘ってるんですが、

事業はこちらで展開してますからね。

予定通り、短期間だけ訪ねてくることになりそうです。

 

ひとまず、私たちが日本へ発つ7月には、

去年と同じ中米の国で、

いくつかの大学の研究チームに参加しつつ、

NPO活動するようです。

子供達が「自分にも変化を起こせる」と信じることが未来を変える?中米プロジェクト&長男の築くNPO

 

 

長男の進路が決まった、と思った後に、

また、こうしてばたばたと新しい展開が進行し、

私も周りに聞いて回り、ネットを調べとしてきたんですが、

ある知り合いの方の言葉に、なるほどなあと思いましたよ。

 

今は成人した2人のお子さんを大学へ送り、

そして、教師として何人もの高校生を

大学へと送り出してきた方です。

 

「大学の4年間が、

いかに、その子の人生を決めるかをみてきました。

米国の大学は、特にそれぞれ個性も強いですから、

どの大学に行くかは、とても大きいんですよ」

 

とおっしゃった後、

 

どこの大学にするかはね、

必要な情報を提供したら、

一切、口を出さないことですよ。

全て、自分で決めてもらわないとだめなんです

と。

 

本当に、もう、全く、長男の人生なんですよね。

 

悩み続ける彼の傍で、

情報提供者や聞き役になりながら、

応援していきたいなと思ってます。

 

 

 

高校生活も、あと3週間ほど。

今週来週と、IBやAPの試験。

その後、プロム(彼女ちゃん主導で準備がちゃくちゃくと進められているようです)と卒業式。

その後は、シニアウィーク(卒業したばかりの元高校生がはめをはずす週)で、

同じ州の海の家に、同級生20人程で1週間ほど泊まりに行くようです。

 

 

高校卒業まで、

子育てをされてきたみなさん、

大きな節目ですね。

 

これまで、本当に、お疲れさまでした。

親子で、新しいスタートへと羽ばたいていきましょう。

 

と、家はまだ、これから4人続きますが、

1人旅立つというのは、やっぱり、大きいですよ。

 

 

 

最後に、何よりも、

受験初めには予想もしていなかったほどの好条件を下さった数々の大学、

そして、そうした恵まれた環境で学べることに、

親子共々、ただただ、言葉を失うほど、感謝しています。

 

力があるから、頑張ったから、

それだけで、こうした結果が与えられるわけじゃないです。

どれほど力があり、頑張った子たちが、

悔しい思いをしてきたかを、身近にも何人も何人もみてきましたから。

たまたま、その時、大学側の必要とするフォーミュラに合致した、

ということなんですよね。

 

私たちにできるのは、

全ての人々に与えられたギフトの中で、

私たちに与えられたギフトを磨き、

この世に差し出せるよう努力し続けるのみ、

そう思っています。

 
読んで下さるみなさんに、
 
感謝を込めて。

 

 

 

 

子どもの日5日の学校勤務では、

中学生たちと鯉のぼりを針と糸でちくちく縫いました。

完成し、「素敵!写真撮らせて!」とカメラを向けたら、

バッテリーが入っておらず、残念。

普段やんちゃで落ち着きない子が、クラスの誰よりも細やかな縫い目を見せてくれたり、

改めて、子どもたちの多面性に、はっとさせられますよ。

その子の一面だけ見て、その子を決めつけていたら、

本当にもったいないです。

 

 

我が家の手抜き料理。

豆、トマトソース、ブイヨンを、

スロークッカーへボチャリ。

くつくつくつくつ。

スロークッカー、とっても重宝です。

 

 

一緒にのせようと思った2記事が間に合いませんから、

ひとまず、この記事のみ更新です。

こつこつと続けますね。

 

それではみなさん、温もり溢れる日々を!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (奈緒美)
2018-05-09 09:37:56
息子くん、これから自分の道が開けてきそうですね。息子くんの成功とマイコさんの頑張り、応援しています。
返信する
奈緒美さん、コメントありがとうございます! (マイコー)
2018-05-09 13:34:00
息子が、この子なりに、自分の道を切り開いていくのを、見守っていきたいなと思います。奈緒美さん、温かい励ましの言葉、ありがとうございます。
返信する
一安心 (よっちゃん)
2018-05-11 10:52:00
息子さん、ひと段落したようで良かったです。
日本と違い、色々選択の幅が広く羨ましくもあり、ただそれは今までの長男くんの努力とご両親のサポートがあってのことだと思います。
普通の公立高校に通い部活と勉強に追われ、やりたい事も見つけられず、文系か理系かを迷ってる程度のウチの子とは大違いだなぁと思って。

ところで、パスポートとビザの問題は解決しましたか?
また帰国して、ご実家に帰省の際は早めにお知らせ下さい。
近くお会い出来る日を楽しみにしています!
返信する
よっちゃん、コメントありがとうございます! (マイコー)
2018-05-17 04:37:17
確かに、日本にくらべ、一旦働いたり、ギャップイヤーがあったりと、進路にも幅があるし、大学受験に求められるものも、学業以外に幅広いから、こちらの高校生は、勉強と部活だけをしているという様子ではないかもしれないですね。

でも、日本のシステムで頑張っている息子君、その頑張りは、必ず、これからどんな道を選ぼうとも、生きてくるに違いないです。

パスポートとビザ、手続きすることはすべて済ませたんですが、あとは、無事、届くかですね。おととしは、正しく手続きしたものの、届かなかったの・・・。もう、私の手の離れたところで起こることなんですよね。

名古屋に戻るときは、早めに連絡するね。ありがとう。よっちゃんに会える日を楽しみにしてます!
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