こんにちは!
日本で直にできる講座や交流会も
あと2ケ月半ほどとなりました。
これまでのべ160人近くの方々とお話してきました。
みなさんの一つ一つの言葉、表情、思いを熟成しながら、
これからの活動へと生かしていきます。
この週末は、初めて、講座へ男性が参加してくださいましたよ。
前回のブログ記事をみて、「何かお手伝いができないか」と、
ご夫婦で来て下さったんです。
知り合いやお友達に「是非講座を受けてほしい」と誘って参加してくださる方々も増えていて、
「もう少し日本にいられたらなあ…」という気持ちが沸き上がりますが、
地球上どこにいようと、できる形で活動を続けていきます。
今日は、以下6項目について、つづらせてください。
1. 新しい 他媒体更新記事について
2. 中学2年から不登校で引きこもりがちだったMさんの事例
3.「通常の学校」以外の場を必要とする子が年齢をこえて興味や得意を教え学び合う場
長くなるのでここから次の記事へ
4.子どもが不登校になったらしたいこと
5.講座への感想
6.ひといちばい敏感な長女の進学先大学
1.新しい 他媒体更新記事について
「非認知能力」についてインタビューしてくださったものが、
『大和ハウス』さんのウェブサイトに掲載されました。
https://www.daiwahouse.co.jp/column/lifestyle/non-cognitive-skill/
図を用いて分かりやすく説明してくださっています。
興味のある方、掲載期限もあと一か月ほどだと思います、
のぞいてみてくださいね。
非認知能力についてこれまでまとめた記事:
https://blog.goo.ne.jp/managaoka/c/d9b73da135641acc278fa4c6147c9833
2.中学2年から不登校で引きこもりがちだったMさんの事例
Mさんは、進学校に小学・中学と通い、
中学時代から保健室登校をするようになり、
中学2年時から、不登校&ひきこもりがちとなった女の子です。
英語や海外にとても興味を持っていて、
家庭教師と学ぶことで高卒認定を取るとともに、
英検二級も取得しました。
私がMさんに会ったのは、
去年の10月頃。
Mさんは17歳でした。
それ以来、現在まで、週に1度、
英語を交えて世界中の雑事や人生について話し合ってきました。
そして去年12月には、
たびたび繰り返していたウツを周りが心配する中、
テキサス州にある私の親戚の家に2週間滞在し、
様々な場所を訪ね 様々な文化背景を持つ人々に会い、
帰国すると、「海外の大学に進学します!」と決意。
今は、スーパーの裏方で週3~4日間、
初めてのアルバイトをしながら、
先月からは自動車学校にも通い始め、
今年秋の大学入学に向けて、着々と準備を進めています。
Mさんを観ていると、
英語や海外に関する「好き!」が突破口となり、
Mさんを前へと進ませているのが分かります。
敏感系の子ほど、
周りからなだれこむ思いや感情や期待に翻弄され、
粉々になってしまいがちですから、
その子の内からわきあがる「好き!」や「好奇心」を、
励まし、展開するサポートをしてあげたいです。
そうした積み重ねが、必ず、その子を力強く立たせる軸となっていきます。
Mさんと話していると、
周りの物事に対する観察眼や洞察力に驚かされることがよくあるのですが、
そうしたMさんの持てる力は、
Mさんの描く絵や彫刻にも、鮮やかに表れています。
Mさんの絵や彫刻:
お友達が送ってくれたカナダの海の写真をみながら
15歳の時の作品だそう 石彫
3度目の油絵
普通の市販のクレヨンを指でぼかしながら
16歳の時、画塾にも1年間ほど通っていたそうです。
3.「通常の学校」以外の場を必要とする子が興味や得意を教え学び合う場
そこで、
『ユア子育ちスタジオ』会員さんの子どもさんの中にも
「絵を描くことが好き・興味ある!」という子が何人かいて、
Mさんも「絵をみてあげることなら特技が生かせて嬉しいです!」とやる気に満ちていたので、
今回3月の交流会の後と講座中に、
「Mさんとお絵描きタイムをしよう」ということになりました。
参加費500円、似顔絵800円。
交流会にて 講座にて
リンゴを描いてます。
車が大好きで車種や仕組みについても詳しい小学一年生の不登校の男の子が、
Mさんにリクエストした絵:
Mさんが今制作中の我が家の娘たちの似顔絵も、
次回、紹介しますね。
「通常の学校」以外の居場所を必要としている子や青年同士、
年齢をこえて、こうして得意や興味を教え学び合う機会があるといいですよね。
今回のように、
「絵を学びたい!」「絵を教えられる!」といったように、
ニーズが合わさる場合ってあると思うんです。
今回のようにお金を取れるレベルであるかは別として、
きっとお互いに自信や興味を深め合える場になるはずです。
そして5年近くの不登校を経、
今こうして社会に出て、
未来に向け着実に動いている若者の姿は、
同じところを通っている親子にとって、
大きな励みになるに違いありません。
次の記事へ続きます→
子どもが「不登校」になったらしたいこと&ひといちばい敏感な長女の選んだ進学先大学
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