さて、新しい週、
今週もいろんなことがあるでしょう。
その一つ一つに子どもたちと一喜一憂しながらも、
心の奥にある晴れ渡った場の温もりを、
思い出していきたいですね。
最近は、この「いろんなこと」の度合いといい
スピードといいめまぐるしくて、
時にひゃーともろ手をあげながら(←まさしくジェットコースターのよう、恐くて乗れませんが)、
「変わり続けるもの」と、
「変わらないものと」のコントラストを、
とことん味わう日々です。
週末は、家族で『No Sweat』by Michelle Segar PhD.
という本について、ざっと話してましたよ。
子育ててでも生かしたいなあと思う2点について
紹介しますね。
1.子どもと過ごす時を楽しむ人ほど子どもとの関わり方が最強
「モーティベーション」について科学的なリサーチを続けてきた著者によると、
例えば、運動をするにしても、
「ダイエットのために!より健康になるために!」と頑張る人ほど、
続かないといいます。
では、どんな人が続けられるのでしょう?
「運動するとキモチ~、食べ物もおいしくなっちゃうし~、
すっきりして何だか力もわいてくる~」と
運動自体を楽しんでいる人、とのこと。
ちなみに、運動をする人の75%が「しなければ!」」と頑張る人で、
25%が「キモチ~」と楽しむ人だそうです。
「だから、運動の習慣って続かないんですよね」と著者。
確かに、していることを楽しんでいる人こそ最強ですよね。
私自身も、しなければ、するべし、
といった言葉で頭がいっぱいになり始めると、
その場は何とかがむしゃらに頑張ったとしても、
あとあと、一気に萎えていきますよね。
先にある目標に向けて必死で我慢して頑張るばかりでなく、
今目の前にある「喜び」を見出し、味わっていきたいです。
そして、これって、
まさしく子育てにもあてはまると思いませんか?
「この子のために!しなければ!するべし!」と頑張るほど、
燃え尽きていきます。
または、我慢がたまりにたまって、ある時爆発します。
もしくは、「こんなに私は頑張ってるのに!」と子供を責めたくなります。
「いつも」なんてことは無理なわけですが、
少しでも、子どもと過ごす瞬間を楽しんでみること。
柔らかな手の温もりや、ぷよぷよの頬を感じてみたり、
ぐふぐふ冗談言い合って、笑い転げたり。
子どもの視線から、子どもの観ている世界を味わってみたり。
子どもと過ごす時を「楽しんでる人」の子供との関わりって最強、
これまで様々な方にお会いして、本当にそう思います。
2.「あれ、うまくいかないよ、なんでだろうねえ」と全てが試み学ぶ過程
もうひとつ、「確かにね」と思ったのが、
「学ぶマインドセット(learning mindset)」についてです。
例えば、今日、いつもの運動ができなかったとして、
「ああ、私はなんてだめなんだ、こんなことも続けられないなんて!」
と自分を責め、落ち込んで、としていると、
次第に、食べたくもないものに手が伸び、見たくもないテレビをつけたりして、
ますます「後悔のサイクル」にはまりこんでいく、と。
それよりも、「あれ、今日、運動できなかったね。
ふ~ん、なんでだろう? まあ、スケジュールが立て込んでたからねえ、
頭ももうろうとして、体もだるくなって、
ああいうときって、どうしたらいいんだろうねえ。
普段の運動量の半分ぐらいの軽めにするとか、
よし、今日は休み!と割り切って寝ちゃうのもいいかもね」
などなど、できない時も「学びのチャンス」として、
あーかなこーかなと「実験」してみる。
全てが、試み学ぶチャンス、といったマインドセットです。
これも、子育てについても、「まさしく」じゃないですか?
「うまくいかない!私はなんてダメダメな親なの!」
よりも、
「あれ、うまくいかないよ、なんでだろうねえ?」とあれやこれや模索してみる。
子どもも、
そんな大人の「学ぶマインドセット」を隣で感じながら、
共にしなやかに成長していけるでしょう。
眉間と舌と肩の力を抜いて、
日々の子育てにも、
1.「楽しむ心」
2.「試み学ぶマインドセット」
思い出していきたいですね。
と、これらは「前置き」のつもりだったんですが、
長くなりましたので、次の記事に続けますね。
まずは、『IT Mama』さんへの寄稿文についてです。
週末、中学生の次女が、歴史の授業の課題を「古文書風」にしたいと、
コーヒーにつけ(まずはテーブルにあった緑茶で試したところいい色がつかなかったようです)、
オーブンで焼き、
その上に、周りもマッチで少し焼いてました。
古文書!
それでは、のちほど!
皆さん、よい日を!