マイコー雑記

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『マナトピ』寄稿:オノマトペと知育について&子どもが専門家と触れ合う機会をもっと教育現場に

2018年04月27日 | 子育て全般

こんにちは!

 

夏の日本への引っ越しに向け、

家の中の3分の2ほどのものを

貸し倉庫へ運び、

昨日は、こんなトラックが来て、

カーペットクリーニングでした。

 ← before 

 

この貸倉庫への出し入れの感覚、

3年前を思い出しますよ。

・お知らせ&ディスレクシアを抱え生きるということ

 

 

家中のモノを家族で選別しながら、

「普段どれほど『なくてもいいモノ』に囲まれているか…」と、

娘たちが何度もつぶやいています。

 

特に今は、情報面も、

デジタルに保存できますからね。

 

引っ越し先にも、

スーツケース1人2つにおさまるほどの最低限のものしか持っていきませんし、

上の娘2人は、

東京で「ミニマル暮らし」をするのをとても楽しみにしています。

 

 

とはいえ、小学生の下2人は、

まだまだミニマルへと「絞る時期」じゃないないんだあとしみじみ感じてます。

キャンディーやジュースが美味しかったからと、

包み紙や入れ物まで宝物のようにとっておいたり、

創って楽しかったり、分かち合って嬉しかったモノに

たくさん囲まれて過ごしていたいんですよね。

 

こうした空間にたっぷりと浸ることを通して、

次第に、絞っていけるようになるのかな、

そんなように感じています。

 

シンプルにそぎ落としたミニマルな中にも、

「混沌さ」を大切にする空間も、

残しておきたいですね。

 

 

 

さて、体力の限界に挑戦な日々ですが、

ありがたいことに、依頼原稿を、

こつこつと続けさせていただいています。

 

この記事では、『マナトピ』さんへの寄稿文について

また、次の記事では、『It Mama』さんへの2つの寄稿文について、

つづらせてください。

 


オノマトペと知育

ここ数か月ほど、機会をいただき、

オノマトペ(擬態語&擬声語)についてリサーチし、考え、試しと繰り返してきました。

 

マナトピさんの記事へは、それらを、簡潔にまとめてあります。

興味のある方、是非どうぞ!

ももくろちゃんZの読み聞かせ絵本が話題!オノマトペの知育への効果とは?

 (ももくろちゃんの絵本、楽しそうですね。

絵本の購入へとつながっていますが、

私自身は、オノマトペと知育について、

様々な研究に基づきまとめさせていただきました)

 

 

 

オノマトペの専門家による勤務先の学校でのレッスン

こうした中、

今月初め、勤務先の学校の中学生のクラスにて、

ジョージワシントン大学教授でオノマトペについての専門家である浜野祥子氏が、

オノマトペについて講義してくださいました。

 (浜野祥子氏の著書『日本語のオノマトペ-音象徴と構造』

 

まずは、様々なオノマトペを口にしながら、

どんな状態や音を表しているかを、

クラスの皆で考えてみます。

 

ゴーン、コーン、クスクス、スベスベ、ノロノロ、ワクワク…

大きな鐘を鳴らす、小さな鐘を鳴らす、静かな笑い方、などなど、

実際に動作もしてみます。

 

次に、喉に手を当て、

震えない・震えるによって、

無声音と有声音の違いを確認。 

 

最後に、浜野氏がパターン化された、

オノマトペのチャートを見ながら、

無声音と有声音で、

描かれる状態がどう違ってくるかをみていきました。

 

例えば、

トクトクtokutoku ドクドクdokudoku

カタカタKatakata      ガタガタgatagata

サクサクsakusaku     ザクザク zakuzaku 

フツフツfutsufutsu  ブツブツbutsubutsu

 

t,k,s,f などの無声音に比べ、

d,g,z,bなどの有声音が用いられると、

強度や規模が大きくなるんですよね!

 

普段、何気なく使っている言葉に、

こうしたパターンがあること、

生徒たちにとって

目からうろこの瞬間でした。

 

 

こうした様々な分野に長年取り組まれた専門家が、

子ども達に、最前線の発見や学びをシェアする機会というのは、

本当に貴いことだなあと、改めて強く感じてました。

 

教育現場に、

もっとこうした機会を取り込んでいきたいですよね。

 

学校側のカリキュラムに組み込まれていくのなら、

それほど難しいことじゃないはずです。

喜んで時間を割いてくれる専門家って、

結構たくさんいると思います。

 

今の勤務先の学校でも、

例えばこれまで、寿司職人、日本菓子職人、フラダンス講師、

日本人女性パイロット、JR東海の技術者さんなど、

様々な専門家さんとの体験授業がありました。

 

最前線にいる方と生の体験をすることは、

教科書の字面を追ったり、

映像のみ観るよりも

やはり何倍も、充実した時間となります。

 

教育現場に、

こうした機会が増えますように。 

 

 

 

 

先日は、ワシントンDCの桜祭りに、

勤務先の学校もブースを出し、

生徒さんたちがステージで歌いと参加しました。

米国首都DCのメイン道路が通行止めとなり、

日本文化に関する祭りが1日中行われるということに、

改めて、驚きましたよ。

 

日本食を売る店が立ち並び、

日本の武術や

伝統的踊り、

J-POPを踊るアメリカの若者や、

工芸品を売る店。

古神道のグループが神輿をかつぎ、祈りをおさめるといったパフォーマンスもありました。

箸競争や

ボールすくい、

風船フィギュアに、

碁の体験コーナーもありました。

原爆について話し合う場も。

 

 鳥居をバックにチーズ、

 

浴衣だけでなく、アニメのコスチューム着た人々も多かったですね。

国会議事堂をバックに(中央右の奥)。

犬連れもOK。

米国でこんな日本体験ができるとは。

DC周辺の日本に縁ある子どもたちは幸せですね。

 

それではみなさん、温もり溢れる日々を!   

 

 

*次の記事は、

「敏感系の子へ理解が深まりますように」という願い込めた

『It Mama』さんへの2つの寄稿文についてつづりました。

→・『It Mama』寄稿2記事:育てにくい子と人見知りする子の可能性&「ギフト」を理解し生かす


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