現在の職場も、冬休みに入りました。
「プログレッシブ教育」「アクティブラーニング」について学び、
実践させていただいています。
生徒さんたちは、
講師からの一方通行の授業ではなく、
プロジェクトや工作を通し、
相互にやりとりのある授業方式で、
日本文化や日本語を学んでいます。
ベテラン先生方を手伝わせていただき、
そして自らもレッスンを担当しながら、
生徒一人一人の「エンゲージレベル」が高まる授業とは?
と模索する日々です。
・子どもの「エンゲージ」レベルを観る大切さ、「アクティブな学習」であるほどその子自身のものとなる
大学で教えていた時分も、
チャレンジングな生徒さんに囲まれた放課後スクールでも、
一回一回の授業を組み立て、クラスの様子を見、
再び練り、また試し、手ごたえを感じ、さらに工夫しと繰り返すことに、
心の底からやりがいを感じていました。
今、生徒さんたちに向き合い、
「充実した学び空間」を築く工夫をしていけることが、
本当に嬉しくて、ありがたいです。
そして、これまで学んできたことを生かし、
「子育て」について、
親御さんたちが学び、探求できる場を作っていけたらなあ、
そう思っています。
講師からの一方通行の講義ばかりではなく
集まる親達で、よりよい子育てについて学び、試し、考えていける場。
そんな、子育てを「アクティブラーニング」するような場ができたらいいですね。
再び引っ越しもあり、
落ち着くのも来年の夏以降になりますが、
こつこつとカリキュラムを充実させていきますね。
レッスン風景&冬休みにこんな工作やゲームはどうでしょう?
・「干支」についてのレッスン
十二支のカレンダーを用いて、
クラスメートやその家族の干支を探りつつ、
「一回り違う」「二回り違う」といった表現も学びました。
中国では、猪→豚、
ベトナムでは、兎→猫、牛→水牛、羊→山羊といった話も
新鮮だったようです。
その後は、風船で「犬」づくり。
事前に、家で子供たちといくつか作って練習しましたよ。
何度割ったか、何度「これ、何の動物・・・?」となったか。
足をちょっと長めにすると、犬っぽくなります。
ダックスフント。
次男、見事にはまり、いろんなものを作ってました。
クリスマスのリース
弓と矢
刀
長い風船、クリスマスプレゼントにもいいんじゃないでしょうか。
←ちょっと遅い?
・日本のお菓子に親しむゲーム
「私は誰?」ゲームを日本のお菓子を用いてしてみました。
額にお菓子の札をつけ、
自分がどんなお菓子なのか分からないまま、
周りに「はいorいいえ」で答えられる質問をします。
例えば、「私のパッケージは赤色ですか?」「私は甘いですか?」など。
そうして、「あ、ひょっとして、私は『都こんぶ』?」と当てていくんです。
教室では、小学校高学年から中学生の子たちと試みたんですが、
この「私は誰?ゲーム」、大人も子どもも楽しめますよ。
こちらに、過去のクリスマスパーティーの様子。
カードを自分たちで作って、
ホリデイパーティーに「私は誰?」ゲーム、どうでしょう。
・チームでモノ作り
レゴリーグでは、私もコーチの1人だったんですが、
チームワークを強めるためのアクティビティーとして、
「1分以内に、〇〇を作って」と課題を出し、
チームで協力して完成するということをしていましたよ。
互いに競うより、チームで共に作るんですね。
その後、チームメートの失敗やアイデアを馬鹿にしたり、
相手を遮り自分勝手に進めるようなことをしない、
などの話し合いをして、
いかに互いを尊重し合いながら、一つのものを作り上げるかを学んでいきます。
30秒間で出来上がった「馬」に大爆笑。
・寿司職人さんの導きで本格寿司づくり
生徒さんと一緒に感動。
手にコメがつく→手に水をつける→しゃりが水っぽくなる
美味しいお寿司を作ることの微妙さを肌で感じてました。
机に向かってただ聞くだけだと、
「エンゲージレベル」が一気に下降の子たちも、
「作る」や「ゲーム」となると、
くいつきが全く違ってきます。
こうした取り組みの中で、学んでいけるといいですよね。
さて、そろそろ寝ます。
明日は仕事がないので、ついつい夜更かしです。
それではみなさん、温もり溢れるホリデイを!