こんにちは!
セネガル対日本のサッカー戦、
トラックから倉庫へ荷物をおろしている最中で、
詳しい様子は見られませんでしたが、
セネガルの監督が「日本の方がいい試合をしていた」とコメントしていたように、
充実したいい試合だったんですね。ポーランド戦、楽しみです。
我が家は、
この4年間の間に、3回引っ越ししているのですが、
「引っ越し業者さんに頼んだことがない」というと、
驚かれることが多いです。
家族で荷造りし、トラックを借り、
あちらこちらへと運ぶわけですが、
そのたびに、引っ越し業者さんのプロぶりを実感しますよ。
重いものって、運ぶ角度や姿勢によって、
身体を痛めたり、ケガをするんですよね。
足や手をどこかで挟んだり、けつまづいたり滑ったりとして落としたり、
とがったものを運んだりもしますから。
とにかく、皆、無事に終えられたこと、ありがたいです。
そして、これまでの、
アラスカから東海岸へ、東海岸の州内、米国から日本への引っ越し、
そのたびに、様々な友人知人に手伝ってもらいました。
そのありがたみも、身にしみます。
今回は、長男の彼女ちゃん。
助かりました。
さて、今日は、簡単にですが、
とても大切に思うことをお伝えさせてください。
昨日、大きなものを運び終わり、
こまごまとしたものの散らかる家を片付け、
最終的な荷造りを引き続きすすめとした後、
ホテルへの車の中にて。
三女11歳:大学っていうのは、
何年間通うものなの?
私:2年間と4年間のものがあって、
そのあと修士課程に進むなら2年ほど、
博士課程に進むなら5年ぐらいかな。
あと、弁護士だと4年の学部の後、3年。
医者になりたいなら、
4年の後に、4 年ぐらい、
そのあともトレーニングあって全部で7年ぐらい続けることになるのよ。
三女:え~、それって、私のこれまでの人生と同じぐらいの年数…。
そんなに長く学校へいくなんて、楽しくないよね。
次男8歳:でもさ、もし、
それが、したいことなら、楽しいんじゃないかな。
僕、サッカーをずーとしてられる学校やトレーニングっていうなら、
きっとそんなに楽しいことないもの。
私:「楽しさ」っていうのも、
いろんな種類があると思わない?
例えば、医者の場合。
確かに、学校やトレーニングの最中に、
毎日、「楽しい楽しい(fun)」とはいかないかもしれないけれど、
「このトレーニングは、痛い思いや苦しい思いをしている人を、
少しでも楽にしてあげられるため」と思うなら、
つらくて大変なこともあるだろうけれど、
その「喜び(joy)」は、とてつもなく大きいのじゃないかな。
そんな「ジョイ」を感じられることができるといいね。
考え込みながら、うんうんと頷く三女。
こうした「喜び(joy)」については、
子どもの様子をみていても、
子育て自体を通しても、
そう思いませんか?
子どもの生活も、子育て自体も、
いつも目を輝かせ、「楽しい楽しい(fun)!」と
言っていられるようなものではないですよね。
時に、悲しくて、つらくて、苦しくて、
そんなときも通りながら、
それでも、奥底から、ふつふつと沸き上がる「喜び(joy)」。
目の前で、
きゃっきゃと楽しそうにみえなくても、
たとえ、しかめっつらをしていたとしても、
その奥に、「喜び」があることって本当にたくさんあるなあ、
子育てを通してそう思います。
こうした「喜び」を見出していきたいです。
「喜びはボールのようなもの」、
という言葉があります。
例えば、サッカーの試合。
もし、サッカーボールがなかったら、
サッカーの試合時と同じぐらいの集中力や献身をもって、
広い競技場を90分以上も走り回るなんてこと、難しいですよね。
結局、「喜び」こそが、
人を動かす、大きな原動力になるのではないでしょうか。
子どもたちに、
「楽しさ(fun)」や「快楽(pleasure)」以外の
「喜び(joy)」を、体験させてあげたいですね。
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5年以上前の子育て日記(ちょっと「きれいすぎる部分」もありますが)
子育てノート、喜びを見出す
子育てノート、喜びを見出す その二
余談:
「喜びには五段階ある」というユダヤの世界観に触れたとき、
それまでもやもやとしていたものがさっと晴れた気分になったことがあります。
五番目:物質的な喜び。美味しいものを食べ気に入った洋服に身を包みバケーションに出かけ、快適な家、きれいな景色、心地よい音楽。これらも与えられた貴い喜び。大切にかみ締めたいです。
四番目:愛の喜び。愛し愛されという幸せ。愛するもののために自分を後回しにできる喜び。
三番目:善の喜び。善を思い実行できる喜び。
二番目:創造の喜び。芸術的表現活動から、家族、子育てまで、創り出す喜び。
一番目:人を超えた存在を確かに感じる喜び。
時に、
何に喜びを感じているのか、
整理してみたいですね。
では、家の掃除、荷造りに出かけます。
みなさん、喜び溢れる日々を!