「完璧主義」は、
確かに高いパフォーマンスの原動力となるけれど、
様々な面での健やかさを蝕む原因にも成り得る。
完璧主義についての研究報告:
http://www.sciencedaily.com/terms/perfectionism_(psychology).htm
・情緒面、身体面、人間関係面で問題を抱える。
・ワーカホリックへと至る。
・自殺の大きな原因のひとつ。
・摂食障害を引き起こす。
・学業やスポーツでの燃え尽き
・「完璧な親」であろうとすることが、母親としての自信を損なう。
などなど。
私自身、以下のような完璧主義の「三大特徴」に気づき、
ほらほら、1にはまってる、あ、また3になってるよ、
と見直していきたいなと思う。
1. オール・オア・ナッシング
100点取れないならしない。優勝しないなら参加しない。うまくできないなら初めからしない。
2.「~できたらなあ」が「~でなければならない」になってしまう
今日中に3章読んでおけたらなあ、が、読まなければならない、に。
あの丘まで行けたらなあ、が、何としてでもたどりつかないと、に。
3.成功を味わうより、現実離れしたゴールやチャレンジにフォーカスしてしまう
校内大会で優勝した、今度は地区大会でも優勝しないと。
校内大会で優勝したことを喜び味わうより、
次のゴールも何としてでも達成しなければとフォーカス。
少しずつできるようになる「過程」を楽しみ、
ひとつひとつの達成を祝っていこう。