マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

幸せな人とは、ベストを形作る散らばったパーツ

2015年06月25日 | 覚えておきたい言葉

"The happiest people don't have best of everything.

They just make the best of everything."

「幸せな人というのは、全てベストなものを持っているわけじゃない。全てのことをベストに活用し生かせる人」

 

決め付けのベールをはがし、

ばらばらとほぐして細部をみるのなら、

ベストを形作るパーツが散らばっている。

それらを組み立てることに没頭する幸せ。

 

 


「アンカーポイント=軸に落ち着く」を脳に刻む

2015年06月25日 | 雑感

友人が、ヨガの先生が、

「目を少し下へ向け、鼻先を視界に入れることで、すっと落ち着く状態に持っていく」

と言っていたと。

 

一点を見つめたり、何かに集中することで、すっと軸に落ち着く状態に持っていくというのは、

マインドフルネスでも用いられる。

その集中する点を「アンカーポイント」と呼んでいる。

呼吸へ意識を向けるよう、鼻腔を「アンカーポイント」にする人も多い。

 

「アンカーポイント」に集中し静寂に落ち着く練習を繰り返すことで、

「アンカーポイント」を意識することで、

すっと落ち着くことができるようになったりする。

 

この「アンカーポイント=軸に落ち着く状態」を脳に刻んでいくのが、

マインドフルネスのトレーニングなのだとも思う。

 

それで、

昨日こちらに書いた旅ライターPico Iyer氏の画像を見ながら思ったのだけれど、

彼は話ながら、時々鼻に手を祈るように当てる。

ああ、彼の「アンカーポイント」なのかなと。

まあ私の妄想で、ただ鼻がむずむずしていただけかもしれませんが。

 

マインドフル状態とすっと繋がる箇所を決めておくのも手。


ディスクレシアについて

2015年06月25日 | 雑感

ディスクレシアについてこれまで書いてきたことですが、簡単まとめ:

夫は小学校低学年で重度ディスレクシアと診断され、初めて本を読めたのが高校時代。成人後の努力で今は書類に囲まれ特性を生かせる仕事につく。子供時代を振り返り、周りと異なる方法や周りより時間をかけることで可能なことも、「無理」と扱われ学習機会を失ったと感じているようだ。

ディスレクシアとされる人々リストには、スティーブ・ジョブスやスピルバーグといった際立った才能を持つ人々が並んでいる。それでも米国では10人に1人ともされ、読み書きが要の教育制度の中で、実際は底辺へ追いやられ、自分はだめだと二次障害を抱える人も多い。https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_people_diagnosed_with_dyslexia

自分なりのやり方で時間をかけ、それでも一旦理解すると、深く大多数が気づかないような視点を提供できるというのは、ディスレクシアの人々に身近に接し感じている。空間認知やわずかなピースから全体像を見出すのが得意ともされる。去年は英国諜報部が120人のディスレクシアの人々を雇っている。

18歳までに、これだけのことを、このやり方でといった画一的な仕組みでは、マジョリティーからはずれる特性を生かすのは難しい。学び方やかける時間の多様さを包み込む学習環境&受け皿の多様さ、大器晩成型もそれなりの生活ができる仕組みが理想。

ディスレクシアについてのウェブサイト記事:http://kosodatekyua.com/category/dyslexia/