Everyday Mindfulness @mindfuleveryday
早朝長女をジムに送るのにガレージの扉を開け表に出ると、
久しぶりの雨に芝生が濡れている。
ああ、この匂い。
長女と立ち止まり。
「朝のこの雰囲気、一日の最高の時だね」と長女。
「また今日は雨で全てが洗われたようで」と私。
フレッシュな一日の始まり。
次女のサッカーの試合を応援しながら、
気持ち高まり、チームの一挙一動にこぶし握り締め、いけー!その調子ー!ゴー!と叫び。
普段、家庭でも外でも、人に優しく親切にと、教えられるわけですが、
フィールドの周りで、もっとアグレッシブに!攻めろー!と叫ぶコーチに周りの親たち。
2歳の時長女が初めてサッカーの試合を見て、
「みんな自分!自分!ってボールを取り合いしてるの」と呆然としていたのを思い出す。
相手を突き飛ばさないなど、
スポーツマンシップに則りルール内で、
普段あまり表に出さない気持ちをとことん体験する場というのは、
健やかだなと思う。
人の内の多様さを発散させる場。
昔は「祭」などがその役割を果たしていたのだろうな。
ジョセフキャンベルが、
スポーツ観戦中のスタジアムでの高まる気持ちを「至福」と呼んでいたのが、
私自身「至福」という言葉に触れた初めての時だったな。
そんなことを思いながら、芯まで冷えるアラスカの夏の夜の屋外フィールドにいた昨夜。
昨夜は山の中まで往復一時間以上かけて、次女のサッカーの試合。
4人連れて帰宅したら10時過ぎ。
弁当を車の中で食べたのだけれど、
お腹すいたーという子等とフルーツをむしゃむしゃ食べ。
チップスをかじり、夜食。
チップスって、こちらでは堂々としたランチなどと扱われたりする。
「ポテトという野菜なんです」と。
日本から来て長い間受け入れられなかったその感覚、
昨夜はへっとへとの中、
そう、野菜なのだから、と自分を納得させようとする自分がいた。
それで、今朝は朝6時半から長女のチアリーディングの練習。
チップスでちょっと胸焼け、朝ごはん食べられない私の横で、もりもりとフルーツにトーストにと食べる長女。
張り切る彼女に引っ張られ、行ってきます。