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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Landslide"

2022-09-01 10:39:23 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Landslide"です。

まあ、洋楽ファンなら、
すぐに思い浮かぶであろう、
こちらの2曲です。

まずは、悲しみ冷めやらぬ、
Oliviaの"Landslide"ですね。



つい、この前まで、
公式にミュージックビデオが、
あったように思うのですが、
無くなってしまったみたいなので、
Audio Onlyも置いておきます。



81年リリースのアルバム
"Physical"の冒頭の1曲でしたね。
アルバムから3枚目の
シングルカットになりましたが、
USチャートでは、"Phisical"、
"Make A Move On Me"のような
ヒットにはならず、最高位は、
52位に終わっておりました。
UKチャートでは、18位まで
上昇していたみたいですね。

ビデオで相手役を務めていたのは、
このあと、84年に結婚することになる、
Matt Lattanziさんでしたね。
Mattさんとは、このあと、
85年のスマッシュヒット
"Soul Kiss"のビデオでも、
再び共演しておりました。

そして、もう1曲の"Landslide"は、
やっぱり、この曲。
Fleetwood Macの"Landslide"です。



もともと、75年リリースの、
Stevie & Lindsey加入後初の
アルバム"Fleetwood Mac"
(邦題「ファンタスティック・マック」)
収録曲でしたが、そのときは、
シングルカットもされず、
初めてシングルとなって、
Hot100入りしたのは、
1997年リリースのライブ盤
"The Dance"からカットされた時で、
その時は、最高位51位を
記録していたようであります。

75年のスタジオバージョンは、
こちらで。↓



"Landslide"は、現在はThe Chicksに
名前が変わっているDixie Chicksが、
2002年リリースのアルバム
"Home"に収録して、シングルカット、
Hot100で最高位7位の
大ヒットになっていて、
Chicksは、Stevieとも
"Divas Live"で共演していましたね。


↑オフィシャルなアップではないので、
消えてしまったら、すみません。

※次回は、気になる新曲です。

"Cherish"

2022-08-15 11:21:33 | 同名異曲
今回の同名異曲は"Cherish"です。
ひさびさ、追悼絡みではありません。
あす16日がお誕生日の、
この方の"Cherish"から。



Madonnaの"Cherish"ですね。

89年リリースで、
最高傑作の呼び声も高い4thアルバム
"Like A Prayer"から、
3枚目のシングルでしたね。
Hot100での最高位は2位。

このころは、Adult Contemporaryでも強くて、
"Live To Tell" "La Isla Bonita"に続く、
3曲目の1位に輝いていたようであります。

Madonnaといえば、話題は、
Remixを中心に集められたベスト盤
"Finally Enough Love"とともに、
Beyonceとの初コラボ?となった
No.1ヒット"Break My Soul"の
The Queens Remixですが、
うーん、期待した感じとは、
ちょっと違ったかな。



そして、もう1曲の"Cherish"は、
Kool &The Gangといきたいところですが、
80年代お気に入り曲で、
登場しちゃっておりますので、
ぐっと、さかのぼって、
こちらのナンバーにいたしました。



カリフォルニア出身の、
ポップロックバンド、
The Associationの、
66年のNo.1ヒット"Cherish"です。



もちろん、リアルタイムでは
聴いておりませんが、
66年のヒット曲を集めた、
"Billboard Top Pop Hits: 1966"
のコンピCDに入っていて、
この曲のことは、ずいぶん前に
知りましたですね。

The Associationは、この曲のほか、
翌年に、もう1曲"Windy"という、
No.1ヒットを持っていて、この時代、
大人気だったみたいですね。
日本では、ソフトロックのジャンルの
バンドという紹介が多いですが、
当時は、サンシャインポップなんていう、
カテゴライズがされていたようであります。

The Association、休止時期はあったものの、
現在も活動中のようですが、80年代に、
1曲だけ、Hot100入りした曲がありまして、
そちらが、81年に66位まで上がった、
"Dreamer"というナンバーなのですが、
これがまた、なかなかの好曲ですので、
また、聴いたことないわよ!という方は、
チェックしてみてください。



※次回は、気になる新曲です。

"I Told You So" (追悼 William "Poogie" Hart (of The Delfonics))

2022-07-29 10:50:30 | 同名異曲
今回の同名異曲も追悼を兼ねます。
タイトルは"I Told You So"です。



フィリーソウルの名グループ、
The Delfonicsの74年のR&Bヒット
"I Told You So"です。(R&B #26)
残念ながら、ぶっつり切れますので、
オフィシャルのAudio Onlyも、
貼ってみたいと思います。



ファルセットボイスのリードボーカル
William "Poogie" Hartさんが
今月の17日に、77才で
亡くなってしまったんですね。

そんなにヒット曲は多くないみたいですが、
たくさんのカバーや
ネタ使いを生み出している、
"La-La (Means I Love You)"
"Ready or Not Here I Come
(Can't Hide from Love)"
"Didn't I (Blow Your Mind This Time)"
この3曲を世に出しているというだけで、
のちのR&BやHip-Hopシーンに、
大きな影響を残していることが、
想像できるところでありますね。

この曲は、同年リリースの
5枚目のアルバム
"Alive & Kicking"からのカットで、
『SOUL TRAIN』の映像で、
一人サングラスをしているのは、
このあとグループを離れて、
"Love Won't Let Me Wait"の
クラシックヒットを放つ、
Major Harrisさんではないかと思います。

R.I.P.

そして、もう1曲の"I Told You So"は、
80年代後半から90年代にかけて、
じつにたくさんのカントリーNo.1を放った、
こちらのシンガーの"I Told You So"です。



ナッシュビル出身のシンガー、
Randy Travisの"I Told You So"です。

88年リリースのアルバム
"Always & Forever"からのカットで、
もちろん、この曲も、
カントリーチャートNo.1。

また、まだ記憶に新しいところでは、
2009年に、Carrie Underwoodがカバーして、
ご本人と一緒のデュエットバージョンを
リリースして、カントリーでは2位、
Hot100でも、最高位9位を記録する
ヒットにしておりましたね。

※次回は、Time Machineです。

"Get Closer" (追悼 Jim Seals (of Seals and Crofts) )

2022-07-14 11:08:37 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Get Closer"です。
今回も、追悼を兼ねております。

まずは、その追悼で、
こちらの"Get Closer"です。



先月の6日、79才で、
病のために世を去った、
Jim Sealsさんが、
Dash Croftsさんと組んでいたデュオ、
Seals And Croftsの、76年リリースの
8枚目のアルバムのタイトル曲で、
最初のシングルでもあったようです。
Hot100での最高位は6位。

ft.されているのは、71年のNo.1ヒット、
"Want Ads"などで知られるグループ、
Honey Coneのメンバーだった、
Carolyn Willisさんいうシンガーですね。

Jim Sealsさんといえば、その実弟が、
England Danこと、Dan Sealsさんですが、
そのDanさんが組んでいた、
England Dan & John Ford Coleyも、
"Get Closer"がヒットしていた同時期、
"I'd Really Love to See You Tonight"が、
ヒットしていたようでありまして、
8月に、2週間、両曲が、
Top10入りしていたことがあったようです。

R.I.P.

1976年8月21日付けのビルボードHot100

そして、もう1曲の"Get Closer"は、
Linda Ronstadtと
いきたいところなのですが、
80年代お気に入り曲コーナーで、
すでに登場済みですので、
こちらの曲にいたしました。



イタロディスコと呼ばれました、
イタリア発のダンスミュージックの、
代表的なシンガーのひとりでした、
Valerie Doreの"Get Closer"です。

1984年リリースのナンバーで、
本国と、当時の西ドイツで、
Top20に入るヒットになっていたみたいです。

イタロディスコ、80年代に流行した
ジャンルの音楽でありましたが、
派生して誕生したと言われる、
ユーロビートは、世界的ブームもあって、
日本でも人気になりましたが、
アンダーグラウンドな香りが強い、
イタロディスコのほうは、あまり、
流入してこなかった感じでしたね。

※次回は、なんとなくAOR第5回です。

"Love Will Find A Way" (追悼 Alan White (of Yes))

2022-06-27 10:24:09 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
"Love Will Find A Way"です。

この同名異曲は、いつか、
やりたいなぁと思っていたら、
先月、Yesのドラマー、
Alan Whiteさんが亡くなったという、
悲しい知らせが入ってきてしまって、
はからずも、同名異曲コーナー、
3回続けて、追悼を兼ねる記事に、
なってしまいました。

というわけで、まずは、
Yesの"Love Will Find A Way"です。



87年リリースの12thアルバム
"Big Generator"からの1stカットでしたね。
Hot100での最高位は、30位でした。

曲を書いていたのは、
83年から95年までギターや、
ボーカルで参加していた、
Trevor Rabinで、wikiを見ますと、
もともと、Stevie Nicksに
提供するつもりだったのが、
Alan Whiteさんの進言で、
自分らでやっちゃおうということに、
なったようなことが書かれていますね。

Alan Whiteさんは、King Crimsonなど、
さまざまなプログレバンドを渡り歩き、
その後、Yesにも一時的に復帰もした、
Bill Brufordさんの後任で、
72年から、Yesのドラマーとして、
活動していたようですが、もうひとり、
The Koobasというバンドで活躍した、
Tony O'Reilly という人が、
ドラマーだったこともあったようで、
厳密には、三代目ドラマーということに
なるようですね。

R.I.P.

そして、もう1曲の
"Love Will Find A Way"は、
やっぱ、"Love Will Find A Way"といえば、
この曲でしょ?という感じの、こちらです。



Pablo Cruiseの、78年のヒット
"Love Will Find A Way"ですね。

Hot100での最高位が、第6位。
年間チャートでも、44位を記録した
大ヒット曲で、同年リリースの
4枚目のアルバム"Worlds Away"
からのカットだったようですが、
この時代は、まだ、リアルタイムでは、
聴けてなく、Pablo Cruiseのことを知るのは、
自分は、この3年後だったですね。

彼らのことは、また、AORコーナーで、
あらためて、取り上げたいと思います。

※次回は、気になる新曲です。