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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#60 同名異曲"Hold On")

2025-08-18 11:14:40 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
以前にやっておりました、
「同名異曲」の限定復活で、どちらも、
1979年のTop40ヒットで、
同じタイトル"Hold On"の、
この2曲を選んでみました。

まずは、イギリス出身のSSWで、
ギタリスト、Ian Gommの
"Hold On"です。



Nick Loweもメンバーだったバンド、
Brinsley Schwarzの
ギタリストとして、
キャリアを積んだあと、
ソロに転向した、Ian Gommさんの、
唯一のヒット曲ですね。
最高位は、18位だったようです。

Ian Gommさん、
更新は少ないですが、
Facebookがありまして、
お元気ではあるようですが、
アルバムは、2002年の
"Rock 'N' Roll Heart"が、
最後になっておりますね。

https://www.facebook.com/people/Ian-Gomm-MusicianComposer/100063147912980/

そして、もう1曲、このグループを
AORの範ちゅうに入れるのは、
かなり無理があるとは思いながら、
今回も、「なんとなく」ですので、
御許し願いたい、(^^;)
カナダのハードロックバンド、
Triumphの"Hold On"です。



ギターがガンガン鳴るものの、
このバンドの明るいサウンドは、
ちょっと、AORっぽさも、
あるような気もします。

この曲は、同年リリースの
3rdアルバム"Just A Game"
からのカットで、バンドにとって、
初の、USチャートでの、
Top40ヒットとなって、最高位は、
38位を記録していたようです。

Triumphは、SSWで、
マルチプレイヤーの、
Rik Emmettが中心になって、
1975年に結成されたバンドで、
93年に解散しておりますが、
何度かリユニオンを果たし、
ことしも、結成50年を記念して、
再集結しているようであります。

https://www.instagram.com/triumphtheband/

この2曲ですが、同時に、
Top40入りはしてなかったようですが、
Hot100には入っていた週が、
何週かあったみたいで、その中から、
9月8日付けのチャートを、
貼ってみたいと思います。

※次回は、気になる新曲2曲です。

このアーティスト、あの一曲。(35)

2025-08-17 11:01:38 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回は、本日17日が、
俳優のRobert De Niroさんの
82才のお誕生日だということで、
何か、De Niroさんに
ちなんだ曲をと思い、
たいていの方が思い浮かべるであろう、
この曲を選んでみました。



Bananaramaの84年のヒット
"Robert De Niro's Waiting..."
ですね。

たいていの人が思い浮かべるなら、
忘れられてないやんという話ですが、
本国UKチャートでは、最高位3位と、
大ヒットを記録していまして、
彼女たちの代表曲になっているものの、
USチャートでは、Hot100には、
2週ランクインしたのみで、
最高位も95位と、
振るいませんでしたので、
今回選んでみました。

84年といいますと、"Cruel Summer"が、
アメリカでも大ヒットした年なのですが、
本国とは逆になり、こちらが、
先にシングルカットされたものの、
不発に終わって、続いてカットされた
"Cruel Summer"のほうが、後に、
大当たりしたということだったようです。

歌詞のほうは、現実に起きていることに
辟易としている女の子が、
それを忘れるために、家に貼ってある、
映画のポスターのDe Niroさんが、
イタリア語で話しかけてくるのを
夢想している、
というような内容みたいですが、
もともと、カッコいい役よりも、
コワい役が多い俳優さんでしたので、
そういう歌詞が、アメリカでは、
ピンと来なかったのかもしれませんね。


・Robert De Niro's Waiting...
- Bananarama (Wikipedia)

※次回は、なんとなくAOR、
第60回です。

Time Machine ~1990~

2025-08-16 10:54:23 | 懐かし洋楽
今回は、1990年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
カリフォルニア出身の
ボーカルグループ、Troopの、
"All I Do Is Think of You"です。
(Pop #47 R&B #1)



1988年に、アルバム
"Troop"でデビューした5人組
Troopが、翌年の89年に
リリースした2ndアルバム
"Attitude"からの、この曲は、
3枚目のシングルでした。



アルバムからは、2ndカットの、
"Spread My Wings"が、
グループにとって、
初のR&BチャートNo.1に
輝いたのですが、Hot100には
ランクインしませんでしたので、
この曲が、Popチャート、
初のチャートインとなりました。

プロデュースしていたのは、
"Spread My Wings"と同じ、
Chuckii Bookerでしたが、
"Spread My Wings"が、
曲も、Chuckii作だったの対して、
こちらは、The Jackson 5が、
75年にリリースしたアルバム
"Moving Violation"収録曲の
カバーでありました。

...といっても、知ったのは、
だいぶ後でしたが。(^^;)



さて、Troopですが、
2021年に、メンバーの、
Reggie Warrenさんが、
52才という若さで、
この世を去っておりますが、
現在も、4人組として、
活動中のようであります。

そして、2023年には、
今度は、またまた、
Michaelが歌っていた、
この曲をカバーして、
リリースしてくれております。



80's洋楽ファンには、おなじみの、
"Thriller"収録曲
"The Lady In My Life"ですね。
タイトルは、ちょっと、
アレンジされていますが。



https://www.instagram.com/officialtroopbrand/

1990年8月18日付けのビルボードHot100です。

1位は、来日が待たれます、
あの歌姫の、鮮烈のデビュー曲!
夏に流行っていたんですねぇ。

<1990年8月18日、何があったか?>

名監督として知られました、
黒木和雄さん演出で、
原田芳雄さん主演の時代劇映画
『浪人街』公開がされたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/40148/
『浪人街』(映画.com)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
35曲目です。

"The Duets" #9

2025-08-10 20:21:24 | 懐かし洋楽
やや渋めのデュエットナンバーを、
集めていこうと始めました、
このコーナー、前回は、
No.1ヒットを持つコンビ、
PeaboとReginaの、
あまり有名ではないと思う、
そんなナンバーを選びましたが、今回は、
No.1にこそならなかったものの、
やはり、日本でも人気になった曲、
"Love Power"という
デュエットヒットを持つ2人、
Dionne WarwickとJeffrey Osborneの
89年のナンバーである、
こちらの曲を選びました。



Dionneさんが、
80年代を総括するかのように、
89年にリリースしたベスト盤
"Greatest Hits: 1979–1990"に
収録された、当時の新曲でした。
"Take Good Care of You And Me"
です。

ただ、"Love Power"のような
ヒットにはならずで、
Hot100にはランクインせず、
R&Bチャートの最高位も、
46位と、振るいませんでした。

プロデュースをしていたのは、
"Love Power"と同じ、
Burt Bacharachと
Carole Bayer Sagerで、
曲を書いていたのは、2人と、
Gerry Goffinという、
強力な布陣だったのですが、なぜか、
チャート成績は冴えませんでしたね。

"Love Power"は、先週の、
ラジオ日本の、矢口清治さんの番組
「全米トップ40 THE 80'S
DELUXE EDITION 」でも、
話題になっていましたが、
日本では、石油会社のCMで使われ、
なんと、Dionneさん本人が、
出演していたんですよねぇ。

まあ、海外スターが、
日本のCMに出ることは、
珍しくない時代ではありましたが、
今思うと、けっこう、
びっくりな人選というか、
よく出たよなぁと思いますね。(^^;)



※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1988~

2025-08-09 11:07:48 | 懐かし洋楽
今回は、1988年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Belinda Carlisleの
"I Feel Fine"です。
(Pop #88)



日本でも、今も人気が高い
"Heaven Is A Place On Earth"の
No.1ヒットを生んだ、
87年リリースのソロ2ndアルバム
"Heaven On Earth"からの
4枚目のシングルでしたね。

アルバムからは、
"I Get Weak"(#2)
"Circle In The Sand"(#7)と、
Top10ヒットが3曲続いたのですが、
この4曲目のカットは、
最高位88位という、
低空飛行に終わっていました。

曲は、あの伝説のバンド、
Creamが放った、
66年のヒット曲のカバーで、
それまで、いかにも80年代的な、
明るく且つ抒情的な曲が、
続いていたところに、
突然、60年代の、
ロッククラシックのカバーが、
シングルになったので、ちょっと、
ファンもラジオ局も、
面食らったのかもしれませんね。



そんなBelindaさんですが、
今月の終わりに、
カバー曲ばかりを集めた
Newアルバム
"Once Upon a Time in California"
をリリースするんですね。

すでに、2曲、
ミュージックビデオが
公開されておりますが、
3曲目、Three Dog Knightが、
69年に大ヒットさせた、
Harry Nilsonの曲のカバー、
"One"も公開されましたので、
興味ある方は、また、
チェックしてみてください。



1988年8月13日付けのビルボードHot100です。

1位は、自身、80年代、
2曲目のNo.1ヒットになりました、
あのミュージシャンの、あの名曲です。

<1988年8月13日、何があったか?>

フランス映画のリメイクでしたが、
シリーズ化されるほどの
大ヒットになったアメリカ映画
『スリーメン&ベビー』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/46049/
『スリーメン&ベビー』
(映画.com)

次回は、"The Duets" 第9回です。