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probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(195)(追悼 Spencer Davis)

2020-10-26 20:11:28 | その他のCD

・Keep On Running - Steve Winwood

今回は、1991年に出ていたらしい、
Steve Winwoodのベスト盤
"Keep On Running"です。

この盤、中古屋さんで、
十数年前くらいに見つけたのですが、
何何?これと思って、手にしたら、
Steve Winwoodが籍を置いた、
Spaencer Davis Group、Traffic、
Blind Faithの曲に、
Remi Kabaka, Abdul Lasisi Amao
というアフリカ系ミュージシャンと
作ったアルバムから、1曲、
そして、Steveのソロ1作目から2曲の
全17曲で構成された、
Steveのアンソロジー的内容なんですね。

このあとに、もっと曲数が多く、
Steveのソロヒットも、
しっかり入ったベスト盤が出ましたし、
Boxセットなども出ておりますので、
現在では、あまり貴重な内容の盤では
ないと思いますが、入手当時は、
リアルタイムでは、Steveは、
80年のソロ2作目
"Arc Of A Diver"からしか
聴けていなかった自分には、
ありがたかったアルバムでしたね。

曲は、やはり、
アルバムのタイトル曲でもあり、
17日に、81才で亡くなった、
Spencer Davisさん追悼の
意味も込めまして、
"Keep On Running"にいたしました。

Steveさんが13才にときに、
Spencerさんと知り合ったらしいですが、
この曲が、UKで1位になった、
1965年も、まだ17才くらいなんですよね。
ホント、あどけないSteveさんです。



あと、この曲、レゲエナンバーの
カバー曲なんですよね。
オリジナルは、作者でもあります、
ジャマイカ出身のシンガー
Jackie Edwardsさんが、
同じ年に発表したバージョンが
先に世に出ていたみたいであります。


(新)ベストアルバムを語るわよ!(194)(追悼 Francis "Rocco" Prestia of Tower Of Power)

2020-10-09 11:18:07 | その他のCD

・The Very Best of Tower of Power: The Warner Years

なんか、追悼記事、
追悼絡み記事ばかりになっておりますが、
今回は、途中、脱退などもあったようですが、
オリジナルメンバーで、ベーシストの、
Francis "Rocco" Prestiaさんの
追悼の意味も込めまして、
Tower Of Powerの、2001年に出ていた
"The Very Best of Tower of Power:
The Warner Years"にいたしました。

Tower Of Power、
その名前を初めて知ったのは、
80年代、Huey Lewis & The Newsの
ツアーなどのサポートとして、
ホーンセクションの人たちが、
メンバーとして参加したことで、
知った感じでありました。

ですから、彼らが、どんなバンドなのか、
Roccoという愛称で呼ばれる、
スゴ腕のベーシストがいる
グループであるなんていうことを知るのも、
さらに、そのあとでありましたね。

ただ、この、Hueyたちのサポートで、
ホーンセクションが参加したことで、
彼らが再注目されて、久々に、87年に
"Power"※というアルバムをリリースして、
話題になったなんていうことがありましたが、
そのアルバムで、バンドに復帰したのが、
誰あろう、そのRoccoさんだったんですね。

※ヨーロッパでは、内容が少し違う
 "T.O.P."というアルバムが、前年
 先行リリースされていたようです。

今回のベスト盤なのですが、
Warner Yearsと銘打っておりますので、
当然、Warnerに在籍した、
75年までの曲しか入っておりません。

それ以降の曲が入っている盤としては、
この2年前の、1999年に、2枚組で、
"What is Hip? :
The Tower of Power Anthology"
という盤が出ているようですので、
そちらも、入手したいところであります。

曲は、バンドの代名詞的曲
”What Is Hip?”も収録されている
73年リリースの3rdアルバム
"Tower Of Power"からのカット、
"So Very Hard to Go"にしました。

Hot100では17位、R&Bチャートでは、
最高位11位を記録した、
最大のヒット曲ですね。
ボーカルは、もちろん、
Lenny Williamsであります。



と、思ったのですが、やはり、
Roccoさんの、スゴいプレイも、
堪能せねばなので、こちらの映像も。



R.I.P.

(新)ベストアルバムを語るわよ!(193)(追悼 Ronald Bell of Kool & The Gang)

2020-09-18 10:28:35 | その他のCD

・Everything's Kool & the Gang: Greatest Hits & More

今回は、リーダーの
Robert "Kool" Bellさんの弟で、
初期から、全盛期にかけて、
曲作りなどに於いて、中心的な
役割を果たしていたと言われる、
Kool &The Gangのメンバー、
Ronald Bellさん追悼の意味も込めまして、
その、Kool & The Gangの、
88年リリースのベスト盤
"Everything's Kool & the Gang:
Greatest Hits & More"を取り上げることに
いたしました。

そういえば、まだ、
Koolさんたちのベスト盤、
とりあげたことがなかったかも?
という気もいたしますので。

あったかな?

この盤、88年リリースで、
時は、人気絶頂にして、
グループを離れてしまった
Jame "J.T." Taylorに替わって、
The Dazz Bandのボーカルなどで知られた
Sennie "Skip" Martinを迎えて、
当時の新曲に、
ヒット曲のRemixなども加えて発表された、
心機一転を図った盤でもありましたね。

ですから、彼らの数あるヒット曲の、
かなりの楽曲が入っておりませんので、
そちらを網羅したいとなったら、
他のアルバムをゲットしたほうが
いいと思うのですが、
Skip Martinさん時代の楽曲は、
他のベスト盤には、
あまり収録されませんので、
このアルバムも、
やはり持っておきたい感じです。

曲は、Robertさんが深く関わった中では、
御本人が、この曲が一番好きだったという、
"Celebration"にいたしました。

耳タコナンバーではありますが、
ライブパフォーマンス映像を見ると、
新鮮で、やはりいいですね。



R.I.P.

(新)ベストアルバムを語るわよ!(192)(追悼 Frankie Banali of Quiet Riot)

2020-09-03 17:13:54 | その他のCD

・Super Hits - Quiet Riot

今回は、先月の20日、ドラマーの
Frankie Banaliさんが亡くなった
Quiet Riotの、98年か99年に出ていたらしい
ベスト盤"Super Hits"です。

シリーズ化されております、
メンバーの顔が、もう少し
大きく映っている、ジャケ違い盤も、
あるようですが、
自分が持っているのは、この、
バンド名がドカンと載っている、
こちらのバージョンであります。

80年代に、大きな花火を上げた
バンドとして知られておりますが、
その前の、早世して、
伝説となってしまったギタリスト、
Randy Rhoadsが率いていた
時代から数えますと、
たいへん長い歴史を持った
グループですので、収録曲10曲では、
寂しい気もしますが、
花火を上げていた期間は短いゆえ、
ヒット曲、代表曲は、
押さえられている感じもいたします。

ただ、Randy Rhoads時代の曲は、
1曲も入っておりませんで、
唯一、その時代の曲
"Slick Black Cadillac"は
入っているのですが、
83年のNo.1アルバム
"Metal Health"に収録されていた
バージョンが入っております。

曲は、やはり"Metal Health"収録曲で。
Top5ヒットとなった
"Cum On Feel The Noize"と同じく、
Sladeのカバー曲で、84年に、
次ぎのアルバムから、
シングルになりましたが、
残念ながら、51位までしか上がらなかった
""Mama Weer All Crazee Now"
にしました。
でも、ミュージックビデオは、
こちらも面白いです。

Quiet Riotは、グループは
続いていたようですが、
バンドの顔でした、ボーカルの
Kevin DuBrowさんも、すでに、
2007年に亡くなっていますので、
寂しい限りですね。



R.I.P.

(新)ベストアルバムを語るわよ!(191)

2020-08-17 10:35:04 | その他のCD

・Anthology (1990) - A Taste Of Honey

今回は、1990年に出ていたらしい、
A Taste Of Honeyのベスト盤
"Anthology"です。

この盤、自分、間違えて
買ってしまったんですよね。
たいへん紛らわしいのですが、
95年にも、ジャケが、ほぼ同じで、
タイトルも一緒の
"Anthology"が出ていまして、
そちらを買いたかったのですが、
Amazonのレビューは、
ごちゃまぜになっていたりしたもので、
曲数が少ない、90年盤のほうを
買ってしまいました。

こちらには、82年に、
Hot100で41位、R&Bでは、
9位まで上昇した、The Miraclesのカバー、
"I'll Try Something New"が
入っておりません。

他にも出ておりますベスト盤にも、
たいてい入っているみたいですので、
購入するなら、別の盤のほうが、
いいのでは?と思われます。

曲は、やはり"Sukiyaki"にしました。
九ちゃんが亡くなって、
35年になったんですね。

当時、来日もして、
一緒にTVに出ていましたので、
その映像はないか探してみたのですが、
残念ながら見つかりませんでしたので、
『SOUL TRAIN』映像で。




95年盤。