・Keep On Running - Steve Winwood
今回は、1991年に出ていたらしい、
Steve Winwoodのベスト盤
"Keep On Running"です。
この盤、中古屋さんで、
十数年前くらいに見つけたのですが、
何何?これと思って、手にしたら、
Steve Winwoodが籍を置いた、
Spaencer Davis Group、Traffic、
Blind Faithの曲に、
Remi Kabaka, Abdul Lasisi Amao
というアフリカ系ミュージシャンと
作ったアルバムから、1曲、
そして、Steveのソロ1作目から2曲の
全17曲で構成された、
Steveのアンソロジー的内容なんですね。
このあとに、もっと曲数が多く、
Steveのソロヒットも、
しっかり入ったベスト盤が出ましたし、
Boxセットなども出ておりますので、
現在では、あまり貴重な内容の盤では
ないと思いますが、入手当時は、
リアルタイムでは、Steveは、
80年のソロ2作目
"Arc Of A Diver"からしか
聴けていなかった自分には、
ありがたかったアルバムでしたね。
曲は、やはり、
アルバムのタイトル曲でもあり、
17日に、81才で亡くなった、
Spencer Davisさん追悼の
意味も込めまして、
"Keep On Running"にいたしました。
Steveさんが13才にときに、
Spencerさんと知り合ったらしいですが、
この曲が、UKで1位になった、
1965年も、まだ17才くらいなんですよね。
ホント、あどけないSteveさんです。
あと、この曲、レゲエナンバーの
カバー曲なんですよね。
オリジナルは、作者でもあります、
ジャマイカ出身のシンガー
Jackie Edwardsさんが、
同じ年に発表したバージョンが
先に世に出ていたみたいであります。
ウィンウッドもかなり好きですのでアルバムも幾つか所有してますが、このベストアルバムはややマニアックな内容ですね。
一番最初に知ったのは1983年ロニーレーンアームズコンサートですが、アルバムとしてはBack in the High Lifeからです。
1988年の来日公演行きましたが、最後はGimme Some Lovinでした。今でもライブのラストは大体この曲らしいので、スペンサー・デイヴィスグループには思い入れは強いのかも知れません。
因みに来日公演はガラガラでした(笑)
と思って、日本語wikiで調べたら、
89年になっていますね。
自分も、代々木の、
かなり前のほうの席で観たので、
やはり、チケット売れてなかったのかな...。
ネットの記事などを読むと、
Spencer Davisさんというのは、
かなりの人格者だったみたいですね。
R.I.P.