まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ジュリア、逝ってしまいました

2020年09月01日 | ジュリア

突然なのですが、ジュリアは逝ってしまいました。

       

ももははさんが「ペーチャのお便りは、ジュリちゃんからのお礼だったのかな?ペーチャの預かり時代を見て 感じています。」ってメールをくれました。

そうなんです、ジャックくんからうれしい幸せ報告をいただいて半日もしない8月30日の午前12時半ころでした。

おしっこから戻って、家にあがりずらそうにしていたようで、夫が「どうした、ジュリア」って声をかけたら、上がってきて、10歩くらいあるいて、突然悲鳴をあげて座り込んだのでした。明らかに大きな異変が今ジュリアに起きたと分かるような悲鳴でした。これからは介護するんだと心の中で決心した、そんな悲鳴でした。腰をさすってあげたら、気持ちよさそうにして、しばらくしたら、驚いたことにたちあがって自分のベッドにいったので、水を飲ませようとしたら、また立ち上がり、キッチンにいって、すわりこんで横になりました。これからの介護にそなえて、今切っておかないとと腰と足あたりの毛をはさみで切りながら、なでてあげていたら、息をしなくなりました。全部で15分くらい。吐きもおもらしもせずに、あまりにあっけなく、まるで「迷惑かけないでいくね」っていうかのように、死んでしまいました。

私が留守のときはずっとリビングの表のガラス戸の前に座って待っているって夫がいってました。最近は耳が遠くなって、私が買い物や散歩から帰ってきて玄関からリビングに入って行っても気づかずにガラス戸の前にいるので「ジュリちゃん、かえったよ」って声をかけてやっと気づくのでした。夫のことも大好きだったと思います。

マイがいなくなってから私たちとジュリアの距離はずっと近くなって、自然に穏やかに暮らしてました。でも写真を撮られるとか必要以上に注目されるのはいやみたいでした。干渉されずに、静かに一緒の空間にいることがすきでした。

人間に飼われたことのない成犬の預かり犬として(センターから一時、預かりさんのところにいてから)家にきたとき2歳くらい、それから12年4か月と20日。途中でうちの子になりました。大体15歳の犬生でした。みごとな最後は野良の身の処し方だったのでしょうか、それともドジなお母さんの介護なんてたよりにならないって逝ってしまったのでしょうか。

 

8月31日高尾霊園で荼毘にふしてきました。

係の方が「穏やかなお顔をしてますね」といってくれました。

             「ジュリちゃん、やすらかに!」

           

           おかあさんはさみしいよ。

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