春の雪にちなんだ季語に、斑雪というのもありました。こんなふうに地面がところどころ出ている状態です。雪の隙と書いて、「雪のひま」という言葉もあります。「雪間」(ゆきま)も同じです。
雪に焦点を当てると斑雪。地面に焦点を当てると、雪の隙というところでしょうか。
雪解ける 雪解川(ゆきげがわ) 雪解村
すぐり酒のとろりと濃きが雪解村 あぶみ 句集『だだすこ』より
いずれも、今回の東京のような状況より、長い間雪におおわれていた北国で、春になって地面が出てきたときの喜びというのが、本意だろうとは思います。
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