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ナマケモノ現る

2007-04-25 | コスタリカの旅_2007
マヌエル・アントニオの、レストランで夕食を終え la cuenta (会計)を待っていると、アミーゴが駆け込んできた。「ほら、昼間話したろう、ナマケモノがここらに来るって。今、来てるんだよ。だから君に知らせに来たんだ」

  
なんて親切なんだろう。このアミーゴはよそのレストランの客引きで、ハッピーアワー(1杯の料金でドリンクを2杯飲めるサービス・タイム)に声をかけられ何度か話したことがある。一度そこでピザを食べたが、おいしかった。メニューの写真に色々な種類の「寿司」があるのは不思議な気がした。余談だが、「寿司」はブームなのか、普通の店のメニューになにげなく「巻き寿司」がポンとあったりした。

名前も知らないそのアミーゴは、その日の昼間「この辺の電柱のあたりに時々 perezoso (ナマケモノ)が現れて、しばらくのそのそ動き回っていることがある」という話をしてくれた。でもその後、「小さなトラも来るんだよ。猫と同じでかわいいもんだぜ。このビーチにはサメも来るし。でもちょっとカジられるだけで、死にはしないさ、は、は、は」なんて話が続くので、ぜーんぶ冗談なのかと思ってしまった。しかし、ナマケモノの話は本当だったのだ。

会計を済ませて外に出ると、レストランの並ぶ通りのビーチ側に、人だかりというほどではないが、観光客が数人集まって上を見上げている。上を見やると、電話線(?)のあたりにもそもそ動く物体があった。それがナマケモだと気づいた人々は、このラッキーな遭遇に感動していた。


ごめんねー、と思いながらフラッシュをたいて写真を撮ってしまった。しかし彼の向いている方向が悪く、なんだかよくわからない塊にしか写らない。すまんのう。。。とにかく「なまけもの観光客」の私がナマケモノを観察してきたというわけだ。


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