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フラグメント 偽りと真実の狭間

2020-07-07 | 映画の感想文(旧DVD体験談)
2014年 メキシコ映画
『フラグメント 偽りと真実の狭間』
監督:ダブラス・エルフォード=アージェント
主演:グウェンドリン・ガーヴァー

物語の面白さ:★★★★☆
風景や映像の美しさ:★★☆☆☆
スペイン語の聞き取りやすさ:★★★☆☆

正直言って、ホテルでの自主隔離を余儀なくされたこの2週間、まったりと暇でした。ホテルでアダルト以外の映画は無料で見られるというのが、唯一の娯楽というか暇つぶしでした。ハリウッド系の映画に興味をそそるものはないので、探し探して「メキシコをバスで旅するアメリカ人の夫婦が~~」という内容の映画を発見しました。会話は、英語あり、スペイン語あり。

きのう、今日と、2回見ました。1回じゃよくわからなかったから(笑)。麻薬捜査担当の警察のおじさんも、翻弄されていました。まさか、こんなことになるとはね。途中で「あの人やばいんじゃない?」と気付いた私も、時系列でストーリーが整理できなくなり、放棄したくなりました。

なんのこっちゃかわかりませんよね?でもあまり書くとネタバレで、怒られそうですからやめておきます。これ、ジャンルはスリラーだそうです。「スリラーだ」と言われて2回目を見ると、おどろおどろした感覚でもう1度楽しめました。時間が前後した断片映像が多くて本当のストーリーが見えにくいところが、さらにミステリーなんでしょうかね。

アメリカ人の妻が夫を探すとき、つたないスペイン語と英語を交えるのが面白かったです。あとはとつぜんメキシコ人が流暢に英語を話しだし、コミュニケーションの問題は不思議となくなります。

舞台はメキシコですが、メキシコらしい美しい風景は、期待できません。
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