スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

とんちん・かいわ

2005-02-01 | ほうげん・ひょうげん
第三回の勉強会で、「スペイン語はスペインからラテンアメリカに入り、それぞれの国で勝手に育ってるので、ネイティブ同士でも話が通じないこともある」という話をしようとしたのに、「日本だって、同じ国の中なのに…」と話し出し、ついつい、方言の話題になってしまった。

大阪では、語尾やイントネーションが違う、というだけじゃなく、時には使用する「動詞」まで違う。去年大阪に来て、色々カルチャーショックがあった中で、言語に関してのショック!をいくつか挙げてみたい。わかるかなぁ(心配)。

三大とんちん・かいわ(en 大阪)

その1) 直す →直しといて(命令形) 【標準語/しまう・保管する】

大阪人「これ直しといて~」
ワタシ「何を? 何が壊れてるの?」
大阪人「そやなくて…」

その2) じゃまくさい 【標準語/めんどくさい】

大阪人「いや~、じゃまくさい」
ワタシ「え? ワタシがじゃまなの?」
大阪人「かおるさんも、じゃまくさいんか?」
ワタシ「…?」

その3) つぶれる 【標準語/壊れる】

大阪人「あのレンジ、つぶれてるし」
ワタシ「つぶれてるようには見えないけどなぁー」
そりゃー見かけはつぶれてないよ。。。

びっくりしたのは、これらが全国的に通じると思って使っている大阪人もいることだ。こんな小さな島国、日本でさえこうなんだから、21カ国で使われるスペイン語を完璧に極めるなんて、百年かかっても無理だろうなー。だいたい百年経ったら今の言葉は古くさ~くなってるだろうし(おいおい、そんなに生きるかよ)。

第三回勉強会に参加者してくださったみなさま、雑談に走っちゃってごめんなさい。
参加者(なべりんさん)の関連記事→「スペイン語勉強会3」
方言関連記事→「方言で遊ぼう!」(ゴミを捨てる)