Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(111)

2015-01-25 00:10:00 | コラム
15年ほど、レンタルビデオショップに足を踏み入れていない。

大袈裟じゃなくってね、いま確認してみたら、ほんとうにそうだった。

だから当然、財布に会員カードは入っていない。
5年くらい前まで持っていた気がするけれど、有効期限切れちゃっているし、作り直しても借りないと思うので、ハサミで2つに切って処分した。

気に入りで何度も繰り返し鑑賞したい映画ソフトは、基本的に買っちゃうし。
スカパー! 入っているので、観逃していた作品もそれほど増えないし。
AVはサンプルがダンボールいっぱいで送られてくるし、好きな女優つぼみの作品や、好きなジャンル「ぶっかけ」モノは、やっぱり買っちゃうので。

トップ画像は、15年くらい前の「わが書斎」。
ちょうどレンタルショップに行かなくなったころの写真であり、これ見たら分かるでしょう、ぜんぜん書斎っぽくはないが、ビデオこんだけ揃えてあれば、いちいち店には行かなくなるよね。

180分のビデオテープに3倍で録画、1本につき4本の映画が入っているとして、500本くらいビデオテープがあったはずなので・・・
外に出なくとも、2000本のラインナップが楽しめたというわけ。

でも再生するのはいつも、黒澤とスコセッシのみ、、、だったのだけれども。


映画のなかで描かれる、レンタルショップ。

最も有名な作品は、おそらく『僕らのミライへ逆回転』(2008)だろう。
PVの世界で有名なミシェル・ゴンドリーが、喜劇俳優ジャック・ブラックを起用して描いたコメディ。

映画狂の青年が、過去の名作をホームビデオで勝手にリメイクしていくという物語、だけれど映画のことに詳しくなくても(その馬鹿馬鹿しさだけで)充分に笑える良質な作品である。

『トゥルー・ロマンス』(93)の主人公、クラレンス(クリスチャン・スレーター)が働くショップは、コミックも扱っているし、セルビデオも置いてあるようなので、ポップカルチャーを扱う複合店みたいなものだろう。
現在の日本でいえば、「ヴィレッジヴァンガード」にちかいのかな。



『空気人形』(2009)でもレンタルショップを効果的に登場させていたが、
「ほんの少しだけ出てくる」でもいいのであれば、50本以上挙げられるかもしれない。

そして映画ではないが、『男女7人夏物語』(86、TBS)のなかで、さんまかしのぶのどちらかが、『サボテン・ブラザーズ』(86)をレンタルしようとするシーンがあって笑った。


そんなわけで今回の初体験シリーズは、「初めてのレンタルビデオ」でいってみよう。

自分が住む館林に大型レンタルショップが出来たのは、(たしか)中学1年のときのこと。

初めて借りた映画は3本、『コマンドー』(85)と『プロジェクトA』(83)、そして『ファースト・ミッション』(85)。

観たことない作品はひとつもない、どれも劇場で鑑賞済みの作品だったのである。


あまり冒険しないガキ、、、だったのだろうか―。

つづく。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(112)』

コメント (2)
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