季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花 「ウキツリボク(チロリアンランプ) [浮釣木]」

2023-07-26 04:39:00 | 暮らし
一日一名言(315)

数世紀の中にはもはや西欧文化はなくなり、ドイツ人

イギリス人、フランス人はなくなるであろう

1918年の年にドイツで出版されたのがシュペングラーの『西洋の没落』だっ

た。文化にも生死があり、古代ギリシャやローマの没落と同様、西洋(西欧)

にも没落(死)の「ごく初めの微候」がせでに認められる。こんな論証を試み

たこの大著は『西洋の自滅』を予感させる大戦後の陰鬱なとあいまって大評判

となった。

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7月に咲いている花「ウキツリボク(チロリアンランプ) [浮釣木]」

花の特徴 葉の脇から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、ランプをぶら下げたような形の色の花を咲かせる。 そのため、流通名をチロリアンランプという。 花は黄色だが、膨らんだ赤い5稜形の萼が目立つ。 雄しべと花柱(雌しべ)は飛び出している。

葉の特徴 葉は円形ないし三角形に近に、互い違いに生える(互生)。 葉には柄があり、托葉(葉のつけ根にある付属体)を持つ。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、花が空中に浮かんで吊り下がっていることからきている。 属名の Abutilon は「a(否定)+bous(牡牛)+tilos(下痢)」からきている。家畜の下痢止めに効果があるという意味で名づけられた。 種小名の megapotamicum は「リオグランデ川の」という意味である。 

(花図鑑より)

        

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季節の花「インパチェンス 」

2023-07-25 04:40:07 | 暮らし
一日一名言(314)

子供のころーーーーぼくはいつも思っていた、太陽のように生きたい、

太陽のように死にたい、と

シラーはゲーテとならんで、十八世紀にロマン主義の先駆「疾風怒濤時代」を

切り開いた文学者。ベートヴェンの第九交響曲『歓喜の歌』の詩でもおなじみ

だが、冒頭は戯曲『群盗』から。弟の奸計で伯爵位を失い、山賊の長となった

カールのことばである。

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7月に咲いている花「インパチェンス 」

花の特徴 花は3枚の萼片と3枚の花弁からなる。 花の色は朱色、紅色、赤紫、桃色、白などがある。 絞りや八重咲きもあり、斑入りの品種もある。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖らない。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

この花について よく枝分かれをして茎先に次々と花をつけインパチェンスは属名だが、園芸的にはインパチェンス・ワレリアナのことを言う。 多くの園芸品種がある。 和名はアフリカホウセンカという。 園芸上は一年草として扱う。 属名の Impatiens はラテン語の「impa(否定)+tient(忍耐)」からきている。「我慢できない」という意味で、さく果にさわると急に弾けることから名づけられた。、花期も長い。 

(花図鑑より)

       


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季節の花「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

2023-07-24 04:35:43 | 暮らし
一日一名言(313)

何ていうんでしょう。ほんとうにすごいことだわ。

きょうは寝てなんていられないわ!

東ベルリンの国際記者センター。会見終了時刻の午後七時に近かった。東ドイ

ツ社会主義一党政治局の広報担当シャボゥスキーが突然、「壁」で閉ざされて

いた旅行の自由化を解禁する、と発表したとき、各国の記者団は色めき立っ

た。冒頭は、西ベルリンへあふれ出る東独市民の第一号となった女性の声だ。

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7月に咲いている花「イモカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」


花の特徴 茎の先に十数個の花が散形につく。 花弁は5枚である。 花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。 花の真ん中も濃い紅色をしている。 雄しべの葯の色は黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。 小葉の形はハート形をしている。

徴実の特 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。 別名をフシネハナカタバミという。 日本へは戦後に渡来した。 現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道ばたなどに生える。 ムラサキカタバミに似ているが、こちらは花の真ん中は黄緑色である。 また、雄しべの葯の色は白い。 属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。 種小名の articulata は「節目のある」という意味である。

(花図鑑より)

        



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季節の花「イヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」

2023-07-23 04:39:12 | 暮らし
一日一名言(312)

要するに兵力の後援なき外交は如何なる正理に根拠するも

その終極に至りて失敗を免れざることあり

冒頭は、当時外相だった陸奥宗光が日清戦争と三国干渉について記した

『蹇蹇録(けんけんろく)』にある。この一文はいまなお真である。

また、西独の名宰相だったヘルムート・シュミット氏から言われたこともある。

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7月に咲いている花「イヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」

花の特徴 『茎先に長さ1センチから5センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼である。 萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。 雄しべは8本、花柱(雌しべ)は3本である。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。

その他 イヌタデの名には「食べられない蓼」という意味合いがある。 料理に使うのはヤナギタデで、別名をホンタデ、マタデなどという。 別名をアカマンマという。 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ)」に由来する。葉がモモの葉に似ているという意味である。 種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味である。 』

(花図鑑より)

       





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「イヌタデ(アカマンマ) [犬蓼]」

花の特徴 茎先に長さ1センチから5センチの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、紅色の小花をたくさんつける。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼である。 萼は5つに深く裂けて花びらのように見える。 雄しべは8本、花柱(雌しべ)は3本である。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)で、黒く熟する。

その他 イヌタデの名には「食べられない蓼」という意味合いがある。 料理に使うのはヤナギタデで、別名をホンタデ、マタデなどという。 別名をアカマンマという。 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ)」に由来する。葉がモモの葉に似ているという意味である。 種小名の longiseta は「長い刺毛の」という意味である。

(花図鑑より) 

       

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季節の花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

2023-07-22 04:47:08 | 暮らし
一日一名言(311)

医の世に生活するは人の為のみ、唯おのれを捨てゝ

人を救はんことを希(ねが)ふべし

緒方洪庵は蘭学者で、江戸時代後期における最高の医師。福沢諭吉や大村

益次郎、橋本左内ら時代を担った門弟を輩出した適塾(滴々斎塾)の創始者

だ。冒頭は、ドイツの名医、フーフェラン(扶氏)が著した『医師の義務』

を洪庵が要約した『扶氏医戒之略』にある。彼の「医師道」を最もよく言い表

しているだろう。

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7月に咲いている花「イトバハルシャギク [糸葉春車菊]」

花の特徴 茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、 花径5センチくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。 舌状花は8枚で、キバナコスモスに似ている。

葉の特徴 細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)

その他 属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」に由来する。そう果の形が南京虫に似ていることから。 種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。 

(花図鑑より)

       
      


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