一日一名言(315)
数世紀の中にはもはや西欧文化はなくなり、ドイツ人
イギリス人、フランス人はなくなるであろう
1918年の年にドイツで出版されたのがシュペングラーの『西洋の没落』だっ
た。文化にも生死があり、古代ギリシャやローマの没落と同様、西洋(西欧)
にも没落(死)の「ごく初めの微候」がせでに認められる。こんな論証を試み
たこの大著は『西洋の自滅』を予感させる大戦後の陰鬱なとあいまって大評判
となった。
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7月に咲いている花「ウキツリボク(チロリアンランプ) [浮釣木]」
花の特徴 葉の脇から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、ランプをぶら下げたような形の色の花を咲かせる。 そのため、流通名をチロリアンランプという。 花は黄色だが、膨らんだ赤い5稜形の萼が目立つ。 雄しべと花柱(雌しべ)は飛び出している。
葉の特徴 葉は円形ないし三角形に近に、互い違いに生える(互生)。 葉には柄があり、托葉(葉のつけ根にある付属体)を持つ。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 和名の由来は、花が空中に浮かんで吊り下がっていることからきている。 属名の Abutilon は「a(否定)+bous(牡牛)+tilos(下痢)」からきている。家畜の下痢止めに効果があるという意味で名づけられた。 種小名の megapotamicum は「リオグランデ川の」という意味である。
(花図鑑より)