季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「烏野豌豆(からすのえんどう)」

2021-02-08 04:40:12 | 暮らし
人生日訓(579)

「心清きものは幸福(さいわい)なるかな」

心が濁っていては、相手を疑っていては、他人の好意は素直に受け取れず、万

事ゆがみ、ひねくれてしまっては、世の中は真っ暗、そこに不信と不安の生活

が生まれてくる。これは凡そ、神を見、仏を見る態度ではない。神を見る目

は、そこにいやしい吾我の執心がない。おのが心を大文字にうちあげていささ

かの汚れ。穢れのない「清浄の心」にこそ、神の姿はうつる。月の光はくまな

く照り輝いていても、これを眺める人の心が澄み切っていなくては目に入らぬ

のである。どうか、お互いに、他人の善意、宇宙の善意を受け取れるように、

神をみるような人になりたいと思っている。神仏は善意の象徴と、私は、受け

取っている。

歳時記

針供養
「事八日」に1年間お世話になった道具を片付け、供養する風習があります。

道具の供養として代表的な行事が「針供養」です。「針供養」は12月8日に行

う地域と2月8日に行う地域があり様々ですが、 東日本では2月8日に西日本で

は12月8日に行われる事が多いようです。

この日付の違いは、「事始め・事納め」の捉え方の違いが影響しています

針は着物の時代の大切な道具。江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭

りとして広まりました。

針仕事は女性にとってとても大切な仕事でしたので、お世話になった折れた針

や古くなった針を、感謝の気持ちを込めて柔らかい豆腐やこんにゃくに刺し、

川に流したり、神社に納めたりして、裁縫の上達を願いました。

また、色白の美人になる、まめに働けるようになど、由来には諸説あるようです。

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2月から咲く花「烏野豌豆(からすのえんどう)」

開花時期は、 2/10 ~ 5/10頃。 ・春、いかにも豆科っぽい  ピンク色の花が咲く。 ・春、若芽を天ぷらにすると  おいしいらしい。 ・これより小さいものに、  「雀野豌豆」  (すずめのえんどう)がある。  大きめのものに  「烏」と名づけることが多い。  また、実は熟すと  黒くなることから  黒→カラス、との連想で  「烏」の名がついた、  との説もある。 ・黒く熟した実は、  時期が来ると自然に爆(は)ぜて、  中のタネを外にはじき飛ばす。  飛ばすときは  実がねじれるように爆(は)ぜて、  タネを遠心力で  遠くに飛ばす仕組みを  もっているようだ。  (爆(は)ぜるところは、   片喰(かたばみ)に似ている)  1つの実に  5個ぐらいのタネが入っている。  爆(は)ぜる時季に、  群生しているところで  耳をすましていると、  「パン、パン」と  爆(は)ぜる音が聞こえる。 ・別名  「矢筈豌豆」   (やはずえんどう)。    葉の先端がくぼみ、    矢筈形になることから。

(季節の花300より)


          

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