人生日訓(590)
「にくむ心にてひとの非を見るべからず」
相手を憎む心をもって、その人の過失を見ると、全く許しがたい怒りが湧いて
くる。悪意敵意をもって自分の非をとがめられると、人間というものは反抗心
が湧くばかりである。心から相手の失敗を同情して、親切に心から二、三の注
意を与えれば、相手も自然にこっちの好意に動かされて反省してくれるのであ
る。しかし道元のねらいは、他人の過去などに関わり合っていないで、自他是
非を乗り越えて、仏道に精進することであったと思う。一視同仁の友情がこの
文ににじみ出ている。
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2月に咲いている花「御柳梅 (ぎょりゅうばい)」
オセアニア、マレー半島原産。 ・庭に植えられているのを よく見かける。 ・冬から春にかけて、 赤や、ピンク、白色の小花が 枝に沿ってたくさん咲く。 ・英名 「ティーツリー」。 ニュージーランドに 移住した人たちが、 お茶の葉のかわりに 御柳梅の葉を 利用したことから。
(季節の花300より)