人生日訓(578)
「和顔愛語(わがんあいご)」
他人を叱り飛ばしていい気持ちになるひとはいない。叱り飛ばされた人間も、
自分に過失があると、多少気づいて入れも激しい言葉で怒鳴られて平気なもの
はいない。どんなに自分の気持ち内心荒れて居れも、他人に接するときは、に
こにこした顔と、やっしい、平静にして、かつ、親切な言葉を口にしたいもの
である。孔子も「いかりをうつす勿れ」と論語に戒めているが、お互いに心す
べきことではあるまいか。
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2月から咲く花「仏の座」
開花時期は、 2/ 5 ~ 5/末頃。 ・半円形の葉が 茎を取り囲んでつくようすを 蓮華座(れんげざ)に 見立てた。 ・春の七草のひとつの ”ほとけのざ”は この花ではなく、 正しくはキク科の 「田平子」(たびらこ) のことを指す。 ・別名 「三界草」(さんがいぐさ)。 仏教での「三界」は 欲界、色界、無色界。 生死、輪廻の世界を 三つに分けたもの。 「仏の座」と呼ぶぐらいなので 何か仏教と関連があって この別名がついたのだろう。
(季節の花300より)