季節の花「花水木」

忘れかけていた大切なこと（渡辺和子著より）


「許しということ③」

多くの場合、単に、相手のレベルまで自分を低めたくない、

低めてはいけないというプライドがそうさせたのであり、

また、大学時代に叩き込まれたのぶれす・オブリジェ（立場

にある人には、その立場に伴う寛容さが求められる）の考え

に基づく我慢の結果である。「裏切られても、裏切る人に

なりなさるな」という母の教訓も、自制に役立ったと言えよう。



歳時記

子供の日

端午とは月の初めの午（うま）の日のことですが、

古代中国で５月を物忌みの月とし、５が重なる５月

５日に、さまざまな邪気を祓う行事を行いました。

これがやがて日本に伝わり、よもぎや菖蒲（しょうぶ）

で厄除けするようになり、武家社会になって、男の子

の出世を祝う日になったのです。

現在では、男の子だけでなく、女の子も含めた

「こどもの日」として、未来社会を担う子供達の健やかな

成長を願う、国民の祝日です。

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４月から咲いていた花「花水木」

開花時期は、 4／10 ～　5／10頃。
・北アメリカ原産。
・水木の仲間で、
　花が目立つのでこの名前に。
・秋につける赤い実と、紅葉も見事。

・「一青窈（ひととよう）」さんの
　名曲のタイトルにもなっている。

・花水木は、
　東京市長の尾崎行雄氏が
　アメリカのワシントン市へ
　桜を寄贈した御礼として、
　１９１５（大正４）年に
　アメリカから贈られたのが最初。
　その後、全国に普及した。

・別名
　「アメリカ山法師
　　　　　（やまぼうし）」。
　　　アメリカから渡来したときに、
　　　日本の山法師に似ているので
　　　とりあえずこの名前が
　　　つけられた。

・英名では「ドッグウッド」。
　花水木の樹皮を煎じて
　犬のノミ退治に使ったことから。



（季節の花３００より）