一日一言
印を結ぶ
「印」は、仏像の手の指が作っている色々な
形のことで、その形はそれぞれの仏の教え
を意味している。このことから、僧や修験者
が呪文を唱える時、指で形を取るようになった。
また、芝居などで忍者や幻術使いが印を結
んで消えることから、姿をくらます、逃げ出す
と言う意味にも用いる。
★芝居の舞台で地雷也がガマの背に乗って
印を結び拍手喝さいを受けた。
冬に咲いている花「パンジー」
菫(すみれ)科。
・学名 Viola × wittrockiana (パンジー)
Viola : スミレ属
wittrockiana : 採集者
「ウィトロック」さんの
Viola(ビオラ)は「紫色の」という意味。
・開花時期は、10/10頃~翌7/10頃。
・ヨーロッパまたはアジア西部原産。
・19世紀以降欧米各国で改良が進んでいる。
日本へは江戸時代に渡来した。
・菫(すみれ)の園芸品種。
・いろいろな種類がある。
・秋から翌春にかけて長く咲き続け、
花壇の主役として利用される。
寒さに強い。
・別名 「三色菫」(さんしきすみれ)。
・「パンジー」はフランス語の「パンセ(考える)」
という意味で、つぼみが下を向く形が
人が頭を垂れ物思う姿に似ているところから命名。
(「パンセ」には”思考、物思い、三色菫”の
意味がある。)
・パンジーに似た品種に「ビオラ」がある。
花の直径が3~5cm以上のものを「パンジー」、
それより小さいものを「ビオラ」と、
区分けして呼ぶことがあるそうだ。
「ビオラ」の名は、属名 Viola から。
・1月9日、2月8日の誕生花(パンジー)。
・花言葉は「思慮深い」(パンジー)。
(季節の花300より)