不正軽油で2150万円脱税容疑 志摩の社長ら逮捕
2015年2月12日 19時58分
逮捕容疑では、2012年2月~13年9月、灯油に添加剤を混ぜるなどして不正軽油67万リットルを製造して販売し、県に納める軽油引取税を脱税したとされる。
2月12日 燃料油脂新聞(※青系文字がmasumi)
業転との価格差10円以上に拡大で 2-3円の調整
「業転との価格差を考えれば4-5円の値引きがあると思っていた。しかし元売社員から系列仕切りは元売を維持するために必要な価格だと説明を受けた。さらに2円以上の調整はないと言われた。だったら自分の店は自分で守るしかない。粛々と業転買いを進めるだけだ」
ただ今月5日時点で、仕入れ先の特約店から具体的な値引き調整の通知がない販売店もある。
こうした販売店は例えば請求書が届いた時点でしか値引きの有無がわからないケース、期末に調整を行う特約店のケースがあるためだ。
また販売店の系列仕切りも5日時点で113円台から121円台と価格差が大きく開いており、安値の販売店は「いつもFAX通知の価格通りで値引き調整はない」というケースもある。
*****
この矛盾(--;
非系列(業者間転売ルート)には安く卸している元売。
その元売は、「元売を維持するために必要だ」と、系列店に高値を押し付けてくる。
その系列店は、「自分の店は自分で守る」と、業転から仕入れる。
化管法での元売発行証明書を必要とする顧客を抱えている3者店は、業転から仕入れることは出来ません。
安定供給を考えて、又「顧客を騙すような真似は出来ない」という思いで、業転から仕入れることをしない3者店もあります。
施設が元売のリース物件であったり、資金繰りの面から業転に手を出せない販売店もあります。
当店も業転を取らずに自分の店を守っています。
・・・
先月当店にも油種により違う2円3円という調整がありました。
当店のような小規模店でも、たったそれだけのことでその月の粗利は20万円以上増えました。
10円も20円も安い業転玉を仕入れたらどれだけの違いになることか。
それが量販店なら桁違いでしょう。
しかし、そんな業転玉を100%仕入れているPBでも、利益が出ないからとレギュラーをハイオクとして売ったりする店がある。
浮気組が大勢だった15年程前に、st31掲示板に「当店は業転玉を取りません」と書いたら「経営者として無能」などと書かれたりしましたが、それらの書き込みの中に「業転玉を取るのは1円でも安く消費者に提供するためだ」と書いておられた方がいました。
今、「系列でも業転OK」の業転は、消費者に安く提供するためのものではありません。
組合が「現卸格差は中小SS生存不能」「最低限の利益を」と、公取委やエネ庁に訴える状態での「系列でも業転OK」です。
元売マークを掲げている系列店の中には、ブランド料が含まれた系列玉だけで商売しているガソリンスタンドと、ブランド料の含まれていない安い業転玉を仕入れて商売しているガソリンスタンドがあることをご承知おきください。
商取引としては異常としか言えませんが、そうでもしなければガソリンスタンドの数が保てないのだと思います。
業転玉を問題とすることは、「仕切り格差」を問題とすることであり、それは即ち・・・・
ということで、もはやタブーとなったのだと思います。
何年も前から「本当の証明になるツール」を欲していた3者店の望みは絶たれました。
以下、2010年8月の記事より一部再掲
最大格差17円 業転問題 解決訴える
拡大する仕入れ格差
「100%正規品証明ツールを」
系列と業転格差が広がるなか、まじめに系列製品を仕入れて販売している業者が劣勢を強いられる状況を改善するために「仕入れルートの明示」を要望する声が高まっている。
(SQマークは“浮気組”にも配布されています)
元売のブランドを掲げ、正規品を販売している販売業者から
「非正規品の業転を仕入れて販売する業者の方が儲かっている状況はおかしい」
という不満が拡がっている。
・・・・
安値玉を仕入れて安売りする店が集客力を強め力を増している。
そうした状況下、「100%正規品を証明する手段がほしい」と仕入れルートの可視化を望む声が膨らんでいる。
・・・・
福岡県内の有力業者は「そもそも業界が抱える構造上の矛盾を解決することが先決」と指摘し、供給体制の正常化を求めている。
※2010年の記事です。
構造上の矛盾は解決されるどころか、さらなる混迷昏迷へと向かいました。
商人としてなかなか出来るものではありません
鋭いコメントをありがとうございます。
こうちゃんも同じことを言います。
当店では店頭に「当店は系列100%仕入れの店です」と堂々と張り紙をしています。
・・・少し長くなりそうなので、続きは記事として書きますね(^^;
と防火塀にでも書きたいところですが
結果的に同業者の実態を
告発する感じで
商人として
なかなか出来るものではありません
もしかしたら
自分が思っているほどお客さんにとって元売りマークの存在意義は
ないのかもしれませんが
なにかに記事で
「まじめな油売ってます」みたいな看板をあげている
SSがあったような記憶がございます