9月7日ぜんせきより
「論説」ガソリン市場に空いた一穴
このコロナ禍のご時世に、8ヵ月連続で前年同月数量を上回り、しかもコロナ禍が顕在化した4月以降、7月までの4ヵ月連続で過去最高となった石油品目がある。
輸入ガソリンである。
4~7月の20年度累計では140万キロリットルとなる。
シェアは10%であるから、一昔前までの大手元売に匹敵する規模感になる。
国内の石油供給インフラの大勢が4元売の強い影響下にある。
ガソリン輸入増の大勢が元売によるものであれば、それは国内精製ガソリンと混ざって、系列SSを介して消費されるから、独歩安の影響は極々薄まることになる。
ところが、米国資本の異業種の併設SSが、札幌で、千葉県木更津で、名古屋で、熊本など全国的に出店を再加速している。
和歌山本拠のPB大手が関東初進出の神奈川に続き、栃木でも、
全農直営SSの規模拡大も続く。
いずれもガソリン廉売による拡販姿勢が強まっている。
そしてそれを支える兵站も備わっているように見える。
ガソリン輸入の一穴が大穴に化けようとしている。
ガソリン輸入の最初の一穴は 、1996年3月の特石法廃止です。
国際エネルギー機関(IEA)の輸入自由化要求に対応して特定石油製品輸入暫定措置法(特石法)が廃止されたことです。
石商などがコストコセルフSSなどの廉売を何度公取委へ訴えても叶うはずはないのです。
「コストコにそんなに安値で卸している元売は一体どこなんだ!?」と騒いでいた石油販売業者も、もう元売に文句は言えません。
問われる国の責任 2013年04月18日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9ba2c55a117da644a1e774c193c8e4e1
masumiはんは世間知らずゆえMr.Fanbleさんとのコミュニケーションのために検索しましただよw
それはそれ、マスミはんに
佐藤太治をやる
で意味通っとるのは嬉しいなあ。
系列玉仕入れではその元売に潰されるーとPBになった販売店もあります。
なのでその言い方は乱暴だと思いますよ。
でも、全量系列仕入れの小規模3者店をスケープゴートにして安値店をやっていた連中に対しては「その通り!」ですね。
佐藤太治をやらんかい!
コストコなどへの大手PBへの安値の玉の卸値からして元売りからは出る卸値と乖離が出ている時点で輸入玉だろうな!ということくらい分からないような頭の悪い組合なのでしょうかね?
輸入玉であろうが仕入れ値割って売ってなければ、元売りの卸値からして有り得ない価格で売ってると公取委にいくら訴えたところで聞いてもらえませんよね~。
文句言ってる暇あるなら、元売り看板掲げた自社(宇○美)がユ○ーオイルなどに追従した安値販売してることを何とかしろよ!と言いたいところですが、そこは棚に上げるんですね。
本日の燃料油脂新聞「WTI40ドル割れ 2か月ぶりの安値」より一部抜粋
西日本では一部の二次基地で製品出荷の抑制が伝えられている。台風が韓国からの輸入に影響を及ぼしているとみられ、安値の主流は先物玉に移行しつつある。
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2020年07月30日「今週の仕切り改定は4円の値上げ」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/7c039f9bc26d9019cf61e1b9a082821e
より一部抜粋
系列仕切りはサウジ調整分4円の値上げだけど、もしかしたら市況は変わらないかも知れません。
燃料商さんからのセールスがありました。
10円安い業転玉(先物)があるみたいです。
元売が安い玉を卸してなく、中◯物産みたいに輸入玉を油槽所から蔵取りしてることもありますからね〜。