Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バングラデシュの三輪車

2010-01-06 01:19:14 | 南アジア
バングラデシュに行ってきた、と言ったら、「バングラデシュは二輪ですか、四輪ですか」と聞いた子がいた。

かなりいけてる質問だが、残念、バングラデシュは三輪なのだ。

この国で有名なのはもちろん人力のリキシャ。
  
大通りでは車やバスの横をすり抜けて走っているし、狭いオールドダッカではこればかり。
 地方都市の路上にもあふれている。

 
リキシャは車を所有する元締めがいて、都会ではリキシャワラーは2交代制というから日本のタクシーと一緒。結構そこそこの暮らしができるだけの収入になるらしい。

この国で感心するのは人間だけではなく、ほとんどどんな荷物も人力の三輪車で運んでしまうこと。
  
     
平らな国だから可能なこととはいえ、重労働ご苦労様。これぞ究極のエコ。

自転車の三輪車がちょっと進化するとこんなエンジンつきになる。
  
  
お客もその分増えるわけで、小さなエンジンもご苦労様。

さらに三輪車が進化するとオートリキシャになる。
 地方都市ではこんな開放的な造りだが
  
ダッカでは厳重(?)な格子扉がつく。都会はそれだけ危ない、ということか。

最後は三輪ではないが、こんなリキシャやオートリキシャと共存するダッカのバス。
 
大渋滞の中を生き抜くバスはどれもこれも擦り傷だらけでボコボコ。

ダッカの乗り物はどれもスリル満点だ。


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バングラデシュの旅 12 ショドル・ガットとスターモスク

2010-01-04 22:50:27 | 南アジア
11月28日 続き

ダッカに戻った午後、バングラデシュ初日に行き着けなかったショドル・ガットにやっと行く。

ショドル・ガットとはオールドダッカの川べりにある大きな船着場。
 
この建物の中に入るだけでも8タカの入場料がいる。

おそらく前日まではごった返していただろう建物の中も、休日に入ってしまったこの日は割りと閑散としている。その最上階の窓から川べりをのぞくと
 まるで花びらが散ったかのようにゴミだらけ。
悪臭も漂い、ここがダッカ一番の見所と言うのは、う~ん、どうにかした方がいいぞ。

あまり麗しい風景ではないので、そそくさと桟橋を渡って船の方へ行く。
 
たくさん並ぶ船の中、出航を待つ一隻の中を見物させてもらうと床に転がってのんびりと待つ人々。これも今日はとても空いているのだろう、朝見たBBCのニュースでは南部でこうした船の一艘が定員オーバーのために転覆したと伝えていたが、ローカルニュースはお祭り一色で事故の話などこれっぽっちも伝えていなかった。

  
船の中にはゆで卵売りや果物売り
 桟橋の果物屋さんも美しくフルーツを並べることに命を懸けている。

  
対岸との間を行ったり来たりする小船も今日は少なそう。
 片道いくらかかるのだろうか。

ショドル・ガットの後はダッカで一番きれいと言うスター・モスクへ。
 
その名の通り、屋根にたくさん星がついている。
  
50年ほど前に外国のタイルを集めて装飾しなおしたそうで、外廊下にある日本の富士山のタイルが日本人観光客向けの一番の売り。
  
中はイギリス産とおぼしき花のタイルが多くて、きれいだけれどなんだか乙女チックな不思議なモスク。

バングラデシュの観光はこれにて終了。
早めにホテルに戻り、シャワーを浴びてさっぱりしてからゆっくりホテルで夕食。
部屋は7時で出されてしまうが、飛行機は午前2時40分発なので時間をもてあましてしまうのだ。

 ホテルでもそうそうねばれず、10時には空港到着。
広いが見るものはほとんどない空港の出発ロビーで4時間を過ごしてやっとクアラルンプール行きの飛行機に搭乗。

KLまで4時間、乗り継ぎが3時間半、成田まで6時間半。
ふ~、バングラデシュは遠かった。

それにしても日本では天災だの貧困だの、あまり良いイメージを伝えられることのないバングラデシュ、行ってみると確かに人は多いし、車はぼろい。
しかし土地は豊かで勤勉な人々は若い。

黄金のベンガルの未来は明るく見えた。


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あけましておめでとうございます

2010-01-01 12:26:06 | 雑談
このブログをはじめてもうすぐ丸3年、4年目突入目前にしてはじめて日本で正月を迎えた。

わかってはいたけれど年末年始のテレビ番組のくだらなさ、もう退屈で死にそう。
でも文句を言いつつテレビを眺め、お取り寄せしたお節を品評しながら食べる、これを家族ですることに意味があるんだろう。こんな風にそろって過ごすことがもう何度もないだろうことを思うと。

今年も年初からチョロチョロする予定あり。
というわけで拙ブログもまだまだ続く予定。
自分ってこんなに持続力があったのね、と自画自賛しつつ、皆様においでいただくことがなによりの励みになっております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント (6)
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