Luntaの小さい旅、大きい旅

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ジョージア再訪 18 ウシュグリで食べる

2023-09-05 17:33:40 | コーカサス

7月11日 続き

ウシュグリ要塞から村に戻ったのが14時半。
やっとお昼、ということで宿泊するゲストハウスのすぐ下にある別のゲストハウスへ。
 この一階部分がレストランになっていて
 
いかにも農家のおばちゃんたちが運んできてくれる料理、どれも素朴ながらとても味がいい。特に金時豆のような豆の煮込みは甘くはないが日本の煮豆っぽく、毎食お目にかかるハチャプリも表面がカリッとしておいしい。

と、開け放したドアから厨房が見えるので覗かせていただくと
 
おばちゃんが具を中に入れた生地を器用に手で伸ばしている。表面がカリッとするのは打ち粉がトウモロコシの粉だから。これをまずは薪ストーブの上で焼き、それからオーブンの中に入れて焼き上げる。

新しく焼いているものは他のテーブルに行くのかと思ったらまたこちらに来た。
 
今度は肉入りのクブダリ。肉は牛肉だけれど粗みじんで歯ごたえがあり、玉ねぎと肉汁でうま~い。

しかしチーズ入りも食べちゃったし、お腹パンパンになったところでさらにデザート。
 すると素焼きの壺に入って出て来たマッツォーニというこちらのヨーグルト、これが今まで食べた中でも一番おいしい。程よい酸味に自然な甘みもあって、これはいくらでも食べられる、と隣に座った奥様と大喜びしてしまった。

膨れたお腹を抱えて、今夜の宿にチェックイン。
 山小屋風のコシュキ・ゲストハウス。
 
何の飾り気もない部屋だけれどちゃんとトイレとシャワー付きでベランダもあり
 出てみると隣の畑の向こうにさらに隣の地区の集落が見える。

部屋に落ち着いたのが16時、村に降りるのも億劫になってシャワーを浴びたりしているうちに19時半の夕食の時間になってしまった。
当然まったくお腹は空いていないのだが、そこは団体行動のつらさ、別棟になった食堂へ行くと
  
 
凝った木彫りの椅子など置いてあって、宿のお姉さんがまたたくさんの料理を並べている。
このお姉さん、愛想のかけらもないのだが、イケメン・ガイドに言わせるとこの地方では普通なのだとか。

 
ここでもまたチーズ入りのハチャプリと肉入りのクブダリが登場。こちらのクブダリの肉は一段と大ぶり。
 
初めて登場したグラタン料理の中身はポテトと野菜。デザートの果物までおしゃれな盛り付けで、結局またしっかり食べてしまった。

 暗くなると畑の向こうの大きな十字架にこの景色に不釣り合いな電飾が灯った。


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