12月30日
今朝もホテルの前を大勢の子供たちが通っていく。
寒いのかスカートをマント代わりにしている子がいるかと思えば、いきなり服を脱ぎ捨てて水溜りで魚を取る子あり。
ラオスのガキンチョはたくましい。
朝一番、ヴィエンサイの町の小さな市場に立ち寄る。
地元の人たちにはもう遅いのか、あまり人がいないが
おばちゃんたちの売っている朝ごはんがおいしそう。
町を出て今日も少数民族の村を訪問。
高床式ではないこの村は、右側にはモン族、左側にはヤオ族が住んでいる。
で真ん中には学校があって
両部族の子供たちが仲良く通っているとのこと。
ただし結婚などは同じ部族内でするのが決まりらしい。
ヤオ族のおばちゃんたちに普段は着ていない民族衣装を着てもらう。
頭には長ーい布を巻きつけたターバンをかぶり、上着の後には赤い房飾りがついている。
ズボンとターバンにはきれいな刺繍が施されておしゃれだ。
ヴィエンサイの町に戻って、泊まっていたホテルのすぐ前にあるカイソーン洞窟を見学。
ベトナム戦争の最中、この山の中の洞窟にパテート・ラオ(ラオス愛国戦線)の指導者カイソーンが司令部を置きアメリカ軍の空爆を避けたとのこと。
そういえば9年前にヴィエンチャンに行った時はカイソーン博物館を見学したような記憶がある。共産主義国ラオスの初代首相カイソーンはベトナムのホーチミンや北朝鮮の金日成のような存在だろうか。
それにしてもこんな何もないところに爆弾が山のように落とされたというのだから、戦争というのはつくづく馬鹿馬鹿しい。
この洞窟の中に劇場を作り、ショーまでやっていたというパテート・ラオもすごいけど。
昼食後ヴィエンサイの町を出てサム川の北、サムヌアへ向かう。
途中でまたまたモン族のまり投げ大会に出会う。
しかしここで盛り上がっていたのはまり投げよりもこま回し。
チーム戦で、棒の先についた糸を重そうなコマに巻きつけ、棒を振ってコマを遠くまで飛ばす。相手チームのコマにぶつけたり、長く回っている方が勝ちらしく、審判までいる本格的な競技。見ている男達の熱心なこと。
サムヌアの町に入るとまずは市場へ。
この奥は屋根がかかり、洋服屋がたくさん入っているのだが、時間のせいか閉まっている店が多く寂しい。
こちらはモン族の衣装屋さん。
どうやら中国から来る布やビーズをこういう所でモン族好みの衣装に仕立てているようだ。
この市場には食べ物がなくてつまらない、と思っていたら川を隔てた反対側に盛況な市場があった。
しかしここをちらっと覗いたところでタイムアップ。ツアーはこういうところがちょっとつらい。
最後は織物で有名なサムヌアらしく織物工房を見学。
川べりのこぎれいなホテルにチェックインした。
さて事件が起きたのはこの夜。夕食の焼肉をたらふく食べて早々とベッドに入り、うとうとしているとどこからかドアを枠に押し付けて叩くような音がする。いつまでもうるさいなと思っているうちに「今助けてあげるから待ってて!」という添乗員さんの大声で目が覚めた。
なんと、隣の1人部屋の人がバスルームから出られなくなっていたのだが、部屋のロックを掛けているので中に入れない。隣の我々の部屋からも助けに行く道はなく、ホテルの人、ラオス人ガイドまで集まって大騒ぎ。
結局外のベランダ伝いにホテルの人が入って救出したのだが、いやはや、1人部屋はこういう時に恐ろしい。隣にいながら寝こけていて気付かなかった我々もひどいし。耳のいい添乗員さんで良かった!
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
今朝もホテルの前を大勢の子供たちが通っていく。
寒いのかスカートをマント代わりにしている子がいるかと思えば、いきなり服を脱ぎ捨てて水溜りで魚を取る子あり。
ラオスのガキンチョはたくましい。
朝一番、ヴィエンサイの町の小さな市場に立ち寄る。
地元の人たちにはもう遅いのか、あまり人がいないが
おばちゃんたちの売っている朝ごはんがおいしそう。
町を出て今日も少数民族の村を訪問。
高床式ではないこの村は、右側にはモン族、左側にはヤオ族が住んでいる。
で真ん中には学校があって
両部族の子供たちが仲良く通っているとのこと。
ただし結婚などは同じ部族内でするのが決まりらしい。
ヤオ族のおばちゃんたちに普段は着ていない民族衣装を着てもらう。
頭には長ーい布を巻きつけたターバンをかぶり、上着の後には赤い房飾りがついている。
ズボンとターバンにはきれいな刺繍が施されておしゃれだ。
ヴィエンサイの町に戻って、泊まっていたホテルのすぐ前にあるカイソーン洞窟を見学。
ベトナム戦争の最中、この山の中の洞窟にパテート・ラオ(ラオス愛国戦線)の指導者カイソーンが司令部を置きアメリカ軍の空爆を避けたとのこと。
そういえば9年前にヴィエンチャンに行った時はカイソーン博物館を見学したような記憶がある。共産主義国ラオスの初代首相カイソーンはベトナムのホーチミンや北朝鮮の金日成のような存在だろうか。
それにしてもこんな何もないところに爆弾が山のように落とされたというのだから、戦争というのはつくづく馬鹿馬鹿しい。
この洞窟の中に劇場を作り、ショーまでやっていたというパテート・ラオもすごいけど。
昼食後ヴィエンサイの町を出てサム川の北、サムヌアへ向かう。
途中でまたまたモン族のまり投げ大会に出会う。
しかしここで盛り上がっていたのはまり投げよりもこま回し。
チーム戦で、棒の先についた糸を重そうなコマに巻きつけ、棒を振ってコマを遠くまで飛ばす。相手チームのコマにぶつけたり、長く回っている方が勝ちらしく、審判までいる本格的な競技。見ている男達の熱心なこと。
サムヌアの町に入るとまずは市場へ。
この奥は屋根がかかり、洋服屋がたくさん入っているのだが、時間のせいか閉まっている店が多く寂しい。
こちらはモン族の衣装屋さん。
どうやら中国から来る布やビーズをこういう所でモン族好みの衣装に仕立てているようだ。
この市場には食べ物がなくてつまらない、と思っていたら川を隔てた反対側に盛況な市場があった。
しかしここをちらっと覗いたところでタイムアップ。ツアーはこういうところがちょっとつらい。
最後は織物で有名なサムヌアらしく織物工房を見学。
川べりのこぎれいなホテルにチェックインした。
さて事件が起きたのはこの夜。夕食の焼肉をたらふく食べて早々とベッドに入り、うとうとしているとどこからかドアを枠に押し付けて叩くような音がする。いつまでもうるさいなと思っているうちに「今助けてあげるから待ってて!」という添乗員さんの大声で目が覚めた。
なんと、隣の1人部屋の人がバスルームから出られなくなっていたのだが、部屋のロックを掛けているので中に入れない。隣の我々の部屋からも助けに行く道はなく、ホテルの人、ラオス人ガイドまで集まって大騒ぎ。
結局外のベランダ伝いにホテルの人が入って救出したのだが、いやはや、1人部屋はこういう時に恐ろしい。隣にいながら寝こけていて気付かなかった我々もひどいし。耳のいい添乗員さんで良かった!
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
バスルームのドアは基本閉めません(笑)
開かなくなっちゃったら怖いですもの
ところでラオス布ツアーは
「民族衣装を着てみましょう!」ってイベントは
なかったですか?
出来れば着てみたいなあ・・・ターバンも含めて
ヤオ族の女性、長い髪の毛をグリングリンに束ねてるのかと思っちゃいましたよ。ターバンだったのですね。
ところで、バスルームに閉じ込め事件、恐いですよね。私、一度、トルコでレストランのトイレに閉じ込められたことがあります。レストランなんで、従業員がすぐに助けに来てくれまして一件落着でした。
ときどき覗かせてもらっています。
いつも良い旅をしていらっしゃいますね!
私はインドの公衆トイレに閉じ込められて以来、
鍵をかけることができなくなりました。
一人旅の時はバスルームは閉めない。正解です。
添乗員さんによるとブータンのホテルで一晩閉じ込められた人がいたそうです。恐ろしや。
民族衣装はヤオ族のおばちゃんにむりやり着させられました。ターバンもすっぽり帽子のようにかぶせてもらいましたけどずっしり重かったです。
yokocan 様、
東南アジアのこのあたりはまさに少数民族の宝庫。それぞれアイデンティティを主張するために独自の衣装が発達したようですが、欧米のファッションデザイナーなどにも注目されているそうです。
ところでトイレ閉じ込められ事件、レストランなら大丈夫とはいえあせったでしょう。外に出られないのって恐怖ですよね。
だだ様、
トイレに閉じ込められるのって結構良くある話なんですね。それがインドの公衆トイレとなったらそれは恐ろしい。出られないのももちろん恐いけど、大騒ぎされるのも恐そう(笑)。
またぜひコメントお寄せ下さいませ。
胸が痛みます。
でも今は実にのんびりした所。
パレスチナにもこんな日が早く来るといいのですが。