Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

チロルの旅 9 ローゼンガルテン・ハイキング

2024-09-05 16:35:44 | ヨーロッパ

7月15日

朝、早くに目を覚まして部屋の前のテラスに出てみると、遠くの切り立った崖が朝日に照らされて赤く染まっている。
 
ドロミテらしい独特の姿が印象的。

ホテルの朝食はちょっとゆっくりで7時半スタート。
 
フルーツがいっぱいで、パンが好きなドイツ系なのがうれしい。

朝食が済んだら徒歩でホテルを出発。
 
5分ほどのところにロープウェイ乗り場がある。

今日歩くのはローゼンガルテンと呼ばれる岩山の周り。
 
ロープウェイで上がったら岩壁の下を右に歩き、ぐるっと回って反対側へ降りる予定。

 
ヴェルシュノーフェンの村を眼下に見ながら上がり、途中で一回乗り換え。
 
垂直に切り立った岩壁がグングン近づいてきて、終点は壁の中に入って行く。
 
この駅の上にはレストランなどがあるが、すぐに外へ出てハイキング開始。
 道はよく整備されて歩きやすく

今日も最高の天気!谷の向こうに見える岩山はラテマール山群だ。

 道の脇は花がいっぱいで、しばらく歩くとガイドがエーデルワイスを見つけてくれた。
 
一つ見つけると周りにいくつも見つかるが、10日前に同じコースを歩いた時にはまだまったく咲いていなかったとか。

途中には何日か前の雨で流れた所などもあり、おじさんが手で修復していたりする。
  
 
こんな崖の箇所もあるが、怖いような所はなく
  
  
今日はまさにフラワーハイキング。

というわけで本日見つけたエーデルワイス以外の花はこちら ↓
 

 
歩くにしたがってラテマール山群が正面に見えてきて
 
途中にも何か所かチェアリフトがあり、下に村が見える。

 やがて道の先、突き出た岩が見えてきて
 
岩の上には大きな鷲の銅像がある。孤高の鷲、かっこいい。

この鷲の岩から山を回りこんで東面へ。
 
すると山小屋が2つ見えてきて、本日は右のマリノ・パオレ・リバ小屋でお昼。
 
イタリア側に来たらソーセージとザワークラウトではなくなって、自分はポレンタとビーフの煮込みを選択。パスタもあったが、食べた人によるとおいしくなかったらしい(笑)。

お昼の後は下り坂。
 
途中の花畑で面白い花を発見。
 この地味な濃赤の花、鼻を近づけるとチョコレートのような香りがする。
ニグリテラ・ニグラといって、英語名はBlack Vanilla Orchid。ワレモコウのようだが、これでもランの一種なのだそうだ。

どんどん山道を下って
  
 
ハイキングの終点、チアンペディエのゴンドラ乗り場に到着。

ここのロープウェイは数十人乗れる大型。
  
 
下りた先のヴィーゴと言う村はいかにもリゾートらしく観光客でいっぱい。
運動後のジェラートを食べたら路線バスに30分乗ってヴェルシュノーフェンのホテルに帰還。
今日も天気に恵まれて実に気持ちのいいハイキングだった。

そして今夜もホテルのレストランでサラダに続いて
  
グリースノッカルというはんぺんのような団子の入ったスープにラザニア、
 
メインは豚肉のローストとローカルチーズ盛り合わせの二択だったので、これは友人と半分づつシェア。
 デザートのクレームブリュレまで大満足。

今日はたくさん歩いたからたくさん食べていいのだ。


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コメント (2)
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