2月24日
ウシュアイア帰港の朝、6時前に目を覚ましてデッキに上がる。
船はビーグル水道を通過中。
日の出直前の空には小さな三日月。
雪をかぶった山の稜線が明るくなり始め、久しぶりに見る街の明かりがきらきらとそれは美しい。
やがてお日様が顔を出して、ウシュアイアの町も赤く染まる。
朝の7時、船は無事にウシュアイアの港に接岸した。
エンジンを止めた船上で最後の朝食をいただいて、8時から下船開始。
飛行機の時間に合わせて3グループに分かれているが、19日間も一緒に過ごした旅仲間、あっちでもこっちでもキスしたりハグしたりで大騒ぎ。
タラップの下ではスタッフが一列に並んで乗客を見送り、ここでもまたキス&ハグの嵐。
しかしこのスタッフやクルー、今日の午後にはまた次のお客さんたちを迎えてまたすぐに南極に向かう。上陸して休めるのはほんの数時間、季節労働とは言え休みなしで大変だ。
第二班の自分も9時前にはバスに乗って港を出る。
しかしブエノスアイレス行きの飛行機の出発は13時、それまで時間があるのでしばしウシュアイアの町で自由行動となる。
そこでドイツ人、オーストラリア人を誘ってまず向かったのはカフェ。
船のコーヒーがまずかったので、本物のコーヒーに飢えていた。さすがアルゼンチンのコーヒーはうまい。
その後はお土産など物色しながらウシュアイアの町を再度ぶらぶら。
雪と氷の世界から帰れば、この町のカラフルさもまた新鮮に見える。
最後のペンギンに別れを告げ、「世界の果ての町」を離れる。
そしてやってきたウシュアイア空港。
木材を多用してとてもきれいな空港だ。
今日もアルゼンチン航空は定時の出発。
しかし往路は直行3時間半だった道のり、帰りはトレリュウ経由で5時間もかかる。
その間に出されたのは往路と全く同じお菓子の箱、それが2回も。せめてサンドイッチぐらい出してくれよ~。
文句を言いつつ、ブエノスアイレスには予定よりなんと45分も早く到着した。
今回はエセイサ空港に着いたので、国内線ターミナルから国際線ターミナルへは徒歩で移動。しかしこの距離が結構あるうえ、久しぶりの真夏の温度なので大汗かいて大変。
ここまで一緒だった船の仲間たちとはここでいよいよ世界中に散らばり、カウンターが開くのを2時間も待ってようやくユナイテッドのヒューストン経由ニューヨーク行きにチェックイン。
復路はビジネスなのでラウンジを探し回り、わかりにくいところにこっそりあるのをようやく見つけて入る。
中は広いものの、用意されている食べ物はいささかお粗末。キャラメルクリームのドルチェ・デ・レチェやチョコレートビスケットのアルファホーレが用意されているところはアルゼンチンらしいが
甘くないものはこれぐらいしかない。
ヒューストン行きのユナイテッドは22時30分出発。
B767の座席はこんな感じで、地味だがフルフラットになるのがなによりありがたい。
モニターも大きいが、UAでは見たい映画もない。
食事も、さすがアメリカの航空会社。
ビジネスでもこの雑さ。
フルフラットのおかげでしっかり寝られた後の朝食も
とてもアメリカン(笑)。バナナ一本そのままだもの。
早朝のヒューストンは今日もどんより霧がかかっていた。
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ウシュアイア帰港の朝、6時前に目を覚ましてデッキに上がる。
船はビーグル水道を通過中。
日の出直前の空には小さな三日月。
雪をかぶった山の稜線が明るくなり始め、久しぶりに見る街の明かりがきらきらとそれは美しい。
やがてお日様が顔を出して、ウシュアイアの町も赤く染まる。
朝の7時、船は無事にウシュアイアの港に接岸した。
エンジンを止めた船上で最後の朝食をいただいて、8時から下船開始。
飛行機の時間に合わせて3グループに分かれているが、19日間も一緒に過ごした旅仲間、あっちでもこっちでもキスしたりハグしたりで大騒ぎ。
タラップの下ではスタッフが一列に並んで乗客を見送り、ここでもまたキス&ハグの嵐。
しかしこのスタッフやクルー、今日の午後にはまた次のお客さんたちを迎えてまたすぐに南極に向かう。上陸して休めるのはほんの数時間、季節労働とは言え休みなしで大変だ。
第二班の自分も9時前にはバスに乗って港を出る。
しかしブエノスアイレス行きの飛行機の出発は13時、それまで時間があるのでしばしウシュアイアの町で自由行動となる。
そこでドイツ人、オーストラリア人を誘ってまず向かったのはカフェ。
船のコーヒーがまずかったので、本物のコーヒーに飢えていた。さすがアルゼンチンのコーヒーはうまい。
その後はお土産など物色しながらウシュアイアの町を再度ぶらぶら。
雪と氷の世界から帰れば、この町のカラフルさもまた新鮮に見える。
最後のペンギンに別れを告げ、「世界の果ての町」を離れる。
そしてやってきたウシュアイア空港。
木材を多用してとてもきれいな空港だ。
今日もアルゼンチン航空は定時の出発。
しかし往路は直行3時間半だった道のり、帰りはトレリュウ経由で5時間もかかる。
その間に出されたのは往路と全く同じお菓子の箱、それが2回も。せめてサンドイッチぐらい出してくれよ~。
文句を言いつつ、ブエノスアイレスには予定よりなんと45分も早く到着した。
今回はエセイサ空港に着いたので、国内線ターミナルから国際線ターミナルへは徒歩で移動。しかしこの距離が結構あるうえ、久しぶりの真夏の温度なので大汗かいて大変。
ここまで一緒だった船の仲間たちとはここでいよいよ世界中に散らばり、カウンターが開くのを2時間も待ってようやくユナイテッドのヒューストン経由ニューヨーク行きにチェックイン。
復路はビジネスなのでラウンジを探し回り、わかりにくいところにこっそりあるのをようやく見つけて入る。
中は広いものの、用意されている食べ物はいささかお粗末。キャラメルクリームのドルチェ・デ・レチェやチョコレートビスケットのアルファホーレが用意されているところはアルゼンチンらしいが
甘くないものはこれぐらいしかない。
ヒューストン行きのユナイテッドは22時30分出発。
B767の座席はこんな感じで、地味だがフルフラットになるのがなによりありがたい。
モニターも大きいが、UAでは見たい映画もない。
食事も、さすがアメリカの航空会社。
ビジネスでもこの雑さ。
フルフラットのおかげでしっかり寝られた後の朝食も
とてもアメリカン(笑)。バナナ一本そのままだもの。
早朝のヒューストンは今日もどんより霧がかかっていた。
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それにふさわし素敵な空港ですね。
19日間を特別な環境で過ごされた方々とは、普通のバスツアーで一緒だった人達には感じない特別な親しみを覚えるのでしょうね。
氷の世界から、急にこんなカラフルな風景が飛び込んで来て、目もびっくりしてしまったのでしょうね。
今回の旅、合計で何回飛行機を乗り換えたのかしら?
そこそこの人数がいるのでちゃんと気の合う人が見つかるし、面白いものです。
飛行機の乗り換え、行きは大変でしたが、帰りは気が抜けるほど簡単でした。それが普通なんですけどね。