Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

16年雪の東北 3 大湯温泉「阿部旅館」

2016-02-26 23:42:47 | 国内旅行
1月23日 続き

さて、高市青果店のバナナてんを食べながらバスに揺られ、うどん屋さんの並ぶ稲庭を通って1時間で小安峡温泉へ。
国道沿いには10軒ほどの旅館が並ぶが、我々はそのままバスに乗って周りに何もないバスの終点まで行く。
 
ここで宿の迎えの車に乗り換え、さらに5分ほど。
 今夜の宿大湯温泉「阿部旅館」に到着。

 
ここも脇に小さな囲炉裏のあるフロントでチェックインをして、
 
すぐに通された2階の廊下はピカピカ。お部屋は6畳とちょっと小さいけれど
 
部屋付きの洗面トイレは広くてきれいだし、用意された綿入れやお風呂用の手提げかごもかわいい。
ここもこれで10,800円なのだから実にリーズナブル。

部屋の窓から外を覗くと、川沿いの湯小屋へと続く廊下が見える。
 この宿の自慢は露天風呂、となれば明るいうちに入らねば。

早速1階に降りると、内風呂の手前に露天風呂への出口があり、屋根つきの階段を降りると
  
 秘湯を守る会の提灯の左右に男女ののれん。
こののれんは翌朝には入れ替わる。

入ると脱衣場は小さいが、ここに源泉を利用した蒸し風呂があって
  これがあまり熱くないスチームサウナでとてもいい。

浴室に入ると今昔風呂という4,5人でいっぱいになりそうな簡素な浴槽が一つ。
 源泉が熱いので加水をして42℃ほどにしたお湯は無色透明。
泉質は単純硫黄泉だそうで確かに宿に到着した時には硫黄の匂いが鼻を突いたが、お風呂に入ってみるとほとんど匂わないのは加水のせいだろうか。

まずはここで体を温めて、勇を鼓してドアを開けて外へ。
 すぐにあるのはプールのように四角い浴槽。
ここのお湯はちょっとぬるいのだが、このさらに下に
 
かじか風呂と言う大きな露天があって、ここが解放感いっぱい、お湯も熱くていい~。
ここから身を乗り出して川を覗き込むと
 
川からは湯気が立ち上り、岩には赤いペンキで「岸から高温 ヤケドします 98℃」なんて注意書きがある。
この川は夏には堰き止められて混浴の川風呂になるそうで、緑の中での湯浴みも気持ちが良さそうだ。

ゆっくりお風呂を楽しんでいると、すぐに夕食の時間。
食事処に並べられていたのは
   
籠盛りの山菜においしいローストビーフや鱈の子の寄せ物。お刺身はいささか残念だったけれど
 
焼き立ての岩魚に鴨鍋とやっぱり盛りだくさん。

 
夜は広くてきれいな内湯に浸かって
 雪景色を楽しみつつ寝に着いた。


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コメント (2)
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