Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

四街道でアフガン料理 「バーミヤン」

2010-08-08 14:27:29 | 食べ歩き
千葉県四街道市のアフガン料理屋、「バーミヤン」
!Afghanistan Bamyan Restaurant in Japan-アフガニスタン料理 バーミヤン レストラン-

前々から行ってみたかったこのレストラン、家族に同行を拒否されたり、店が夏休みだったりでなかなかご縁がなかったが、友人Cのおかげでやっと行くことができた。

場所はJR四街道駅からしばらく行ったところ。
ごく最近移転した場所は以前はインド料理屋だったそうで、看板こそ変わっているものの、日よけの名前などは以前の店名のまま。
 

雑然としてちょっと怪しげなにおいの階段を2階へ上がり、恐る恐る扉を開けると大きな窓で明るい店内はかなりの広さがある。


 
スカーフ姿のお母さんの持ってきてくれたメニューが面白い。
神様もビックリ!のメニューにHPにあるコースやランチはないようなので
 無難そうなパラオと
 別に夫婦じゃないけど「夫婦円満の味 マヒチャ・サブジ」を注文。

パラオはパラパラの長粒米のピラフ。クミンがたくさん入っているがそれ以外のスパイスは入っていないあっさりした塩味。一緒に持ってきてくれたソースは青唐辛子とニンニクをつぶしたものだと思うが、これをちょっとつけてレーズンも一緒に食べるとアクセントの利いた味になっておいしい。

マヒチャ・サブジの方は下はトマトペーストを使ったほうれん草のピューレ。上に乗っているのは羊のすね肉だが、肉が骨からぽろっと取れるほどよく煮込まれ、スジがとろとろしてこれまたおいしい。

どちらもちょっと脂っぽいが、スパイス使いのわりにくせはなく、食べやすい料理。

おいしい、おいしい、と食べていると店のオーナーのお父さんが「これはサービスです」とお茶とデザートを持ってやってきた。
 デザートはトルコやシリアでも食べたローズウォーター入りのミルクプリン。濃い紅茶にはカルダモンが入っていて、なくなるとどんどん足してくれる。

 オーナーはハザラ族だろうか。
店内では中学生と小学生らしい息子さん達もお手伝いしていて、後から入ってきたお客さんもアフガン人。

移転したばかりだからか、メニューの数は少ないが味は多分日本風にアレンジしていない現地の味。この次はアフガン人のおじさん達が食べていたおいしそうなナンが食べたいな。
ああ、あこがれのアフガニスタン。安心して行けるようになるのはいつのことか。


実はこの夏はあこがれのアフガニスタン、ワハーン回廊を見晴らせるタジキスタンに行こうと思っていた。しかし時期悪く、キルギスの暴動の影響もあってお目当てのツアーが催行せず。いろいろ検討した結果、夏休みはキプロスに行くことにした。

キプロスと言えばもう10数年前、やはりツアーで行こうとしたら成立せず、その時は代わりにウズベキスタンに行った。

旅先もご縁。
中央アジアとキプロスがなぜ互換関係にあるのかよくわからないが、とにかく今夜からでかけてきます。


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コメント (4)
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