このところ控えメンバー扱いのフェルナンデスストラトを弄りました。ネックが反っているのでトラスロッド調整をするのですが、このギターはネックを外さないと調整できません。
弦を外し、ネックを外してトラスロッドを回すのですが、前に回した時に限界近くまで回していたような記憶が…。
ただ、トラスロッドナットが硬くなっているだけかもしれませんし、いざとなればワッシャを入れて増し締めできるので、とりあえずトラスロッドナットを外し、グリスアップしてみました。
グリスを塗布したナットを戻してみると、スムーズに回るようになったためか、ネックをストレートに修正できました。
更に、以前フレットの擦り合わせをした時に、フレットクラウンの仕上げが甘かったのが気になっていたので、整形し直しました。フレットをマジックペンで塗って、山を残すようにダイヤモンドヤスリでやすります。その後、400番、600番、800番とサンディングし、コンパウンドで磨きましたが、もっと磨いた方が良かったみたいです。なんかくすんでます。
現状、弦を張っていない状態でストレートですが、弾いた時にハイフレットに干渉するかも知れないので、最終フレットだけ気持ち低くしてみました。
ネックをボディに取り付け、弦を張り、試し弾きしてみると、特に問題ないようです。まあ、特段良くなった感じもないんですが。
で、久しぶりにマルチに繋いで音を聴いてみましたが、やっぱりズブいですね。トレモロユニット変えて良くなったと思ってましたが、イマイチです。太いと言えば聞こえは良いですが、トレブルが出ておらず、リアでちょうど良いくらい。やっぱり回路を変えた方が良いですね。
ポットを500kに変えれば良くなると思いますが、最近チェリーストラトばかり弾いていて、なんだかんだとSSHは楽なので、こいつもやはりSSHにしてしまおうかと思います。
元々、このギターは自分にとって最初のストラトでしたから、トラッドな方向に仕上げたくて3Sにして、ポットもシングルには250k、とセオリー通りに組んだわけですが、このピックアップには500kが正解かと思います。今はストラトは複数ありますし、22フレットに9.5R指板のこいつはもっとモダンな方向に振った方がいいかなと。
フロントとセンターPUはそのままで、リアはできればPAF系のハムバッカーが良いですけど、とりあえず余らせてるGibson498Tかな。前にアリアレスポールに載せてたカバードハムでも良いですが、あれはフロント用だし。
将来的にキャンディアップルレッドへのリフィニッシュも視野に入れて、鼈甲ピックガードを入手しようかと思います。
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