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報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“アンドロイドマスター” 「海底に沈む遺産」

2014-03-18 10:40:52 | 日記
[3月16日09:00.石川県金沢市 十条伝助の実家 十条伝助&キール・プルー]

「……で、これがワシが開発した最新鋭の感情レイヤーじゃ。これが人間並み喜怒哀楽の感情を持たせ、滑らか且つ豊かな感情表現を……」
 十条は日曜日であるにも関わらず、自宅に訪れた地元の大学生にレクチャーをしていた。
 学生達の目的は、執事ロボットのキールである。
 キールの存在もまた学界では注目度が高いのだ。

「ふう……」
 学生達が帰ってから、十条は少しバラしたキールの部品を元に戻した。
「博士。だいぶ、お疲れです。今日はもうお休みになられた方が……」
 キールが言った。
「いや、なに。レクチャーくらいどうってことないわい。1番疲れたのは、熱海くんだりじゃがな」
「ああ……。何か、エミリーが『キツく・注意します』と言ってきました」
「エミリーが?はて……。エミリーが敷島君に何をするというんじゃ?」
「こんな感じです」
「!」
 キールは両目から画像を出し、白い壁に投影させた。
 そこには、エミリーにチョークスリーパーを食らう敷島の姿があった。
「これはギャグじゃろう?」
「それは分かりませんが……」
「エミリーが無表情だし、背後に鏡音リンとレンが大笑いしながら『おしおき』のプラカードを持っておるし」
「はあ……」
「お前がエミリーをけしかけたな?」
「い、いえ、そのような事実は一切ございません」
「……感情レイヤーには、まだ改良の余地があるな。『咄嗟に嘘をつく』のは要らんじゃろう」
「す、すいません。エミリーに、『博士がお怒りなので、取り急ぎ敷島参事に反省を促した方が良い』と……」
「それが、これか。南里の意向でそのままにしてあるが、いっそのことエミリーも改造しようかの」
「そ、それはダメです!」
「何故じゃ?」
「エミリーのことですから、感情レイヤーを改良しても、往復ビンタは免れないかと」
「随分と確信を持って言うが、されたことあるのかね?」

[同日18:00.宮城県仙台市青葉区 敷島のマンション 敷島孝夫、アリス・フォレスト、エミリー]

「あー、エラい目に遭った。まだ首が痛ェ……」
「申し訳・ありません」
「シキシマが悪い」
 取りあえず、エミリーに首を揉んでもらう敷島だった。
 で、ピシャリと断罪するアリス。
「明日までに治るかなぁ……」
「それよりシキシマ、今週末なんだけど、東京行かない?」
「あ?観光ならしないよ」
「そうじゃないの!じー様の遺産回収に行くから」
「東京にあるの?」
 敷島は意外そうな顔をした。
「んー、正確には東京じゃないんだけど……」
「どこだよ?」
 敷島はタブレットを持ってきた。
「Googleマップ出すから、それで具体的な場所教えてくれよ?」
「…………」
「ん?」
 スッとアリスが出した所は……。
「TDR(東京ディズニー・リゾート)じゃねぇかよ!二次創作でも、オリエンタルランドの規制が厳しいからダメ!」
「規制!?」
 詳細はアンサイクロペディアを参照のこと。ガクブル……。

[同日21:00.同場所 敷島孝夫]

{「あー、もしもし。敷島君か。ワシじゃ」}
「ワシワシ詐欺ならお断りですよ」
{「誰がワシワシ詐欺じゃ!少しは年寄りをいたわらんかい」}
「固くて私には割れません」
{「板割るんじゃない!労わるんじゃ!……それよりアリス嬢から聞いたと思うが……」}
「年度末で忙しいのに、ディズニー・リゾートに行けるかって話ですか?」
{「? そんなこと言ったのかね?」}
「ええ」
{「ならば、連れて行ってあげなさい」}
「本当にそこにウィリーの遺産が!?」
{「いや、ただ単に遊びに行きたいだけじゃろう。まだ嬢は23、4じゃろう?」}
「だから忙しいって」
{「まあ、ディズニーはともかくとして、東京方面にヤツの遺産が隠されているのは本当じゃよ」}
「あ、そうなんですか」
{「遺産の掘り返しなら、キミの業務の1つでもあるじゃろう?」}
「まあ、そうですね。でも、よく今までバレませんでしたね?」
{「ビルの解体工事中に見つかったというんじゃな」}
「そんな、簡単に……」
{「東日本大震災の影響じゃよ。ほら、千葉県の浦安市などは液状化現象が酷かったじゃろう?」}
「そうですね」
{「結局解体することになって、いざ解体工事をしてみたら、出て来たとの情報が入ってきた。それを確かめに行ってくれんか?」}
「行ってくれんかって、理事は来られないんですか?」
{「行きたいのは山々じゃが、ある事故で金沢から静岡の熱海まで往復するハメになっての、そのせいでまだ足が痛むのじゃ」}
「す、すいませんでした」
{「とにかく、アリスが言いたかったのは、TDRのある町にウィリーの遺産が隠されている、ということじゃろう。一緒に行ってあげなさい」}
「分かりました」
 
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久しぶりの添書登山

2014-03-17 22:54:11 | 日記
 厳虎独白では、管理人さんが記事を更新しても学会員と法華講員の言い争いが続いている。
 私は既に注意したので、もう何も言わない。あんなのが法論かよ、ったく!もっとも、沖浦さんは矛先が変わってくれてホッとしているかもしれない。
 さて、今日は久しぶりに添書登山に行ってきた。紹介者はどうせ平日休めないだろうから、私が単独で行ってきた。
 まあ、ムリに2人旅する必要無いし、私自身、1人旅が好きだからね。
 交通手段は往復共に、JRバス関東の“やきそばエクスプレス”。
 前回は大豪雪の為に往復新幹線となってしまったため、経費節減の折、今度は高速バスにチャレンジした次第。
 どちらもさほど混雑しておらず、私が着席した1A席の隣には誰も乗って来なかった。事故発生時、死亡率が最も高い席に誰が座るかってことか。
 道路についてだが、平日ということもあって、行楽客による渋滞は無かった。強いて言うなら、東名高速の左ルートが工事で車線規制されて、そこだけが渋滞していたくらいかな。
 全部通過するとはいえ、バス停が左ルートにある為に、混雑していると分かっていても右ルートに回避できない路線バスの哀しさよ。
 富士宮市内の混雑具合は、普通ではなかろうか。富士山の雪の被りっぷりが何とも……。
 2月の雪は既に全部融けていたが、富士山を見れば今冬の雪の凄さが分かるというものだ。
 往路の車種はいすゞ・ガーラ(現行モデル)。
 ルート上、必ず浅間大社の横を通る。確か、ここが全国にある浅間神社の総本社だったっけ。大石寺より賑わってんなぁ……。
 
 BGM、上海アリス幻樂団アルバム“蓬莱人形”“卯酉東海道”と悪ノP作アルバム“悪ノ王国”

 バスは10分遅れで第2ターミナルに到着。
 “やきそばエクスプレス”はそこにしか止まらないからしょうがないが、一般路線の登山バスの場合、添書登山なら総坊前で降りるのが良い。
 登山事務所はそこの方が近い。
 第2ターミナルからだと意外と通いぜ。うー、登山事務所から大講堂まで行くのか……。結構、足使うなぁ……。

 
 お坊さん:「本日の布教講演は【裏塔中】坊になりますので、ご参加ください」
 私:「ハイ。ありがとうございます」←何も考えずに返事した。

 何も考えずに、頂戴した内拝券に番号と所属寺院名を書く。
 えーと、塔中坊なら三門潜ってすぐだな。何とか、布教講演間に合いそうだぜい。

「清貫洞進入、定時!下り勾配、抑速ブレーキ!」
 という独り言を言っているアブない信徒が私ですw

 えー、三門前に到着しました。おっ、本当だ!大石寺の三門にも門扉が無い!
 なるほど。日蓮正宗に限らず、仏教各宗派共通事項で、一切衆生が仏門に入るのを拒まぬ仏の大慈大悲により、三門に門扉を設けないという話もこれで納得だ。
 私が所属した末寺では、本当の仏教初心者も入信してくるせいか、そういう話も聞けるのだ。
 確かに元キリスト教信者に、いきなり立正安国論話してもチンプンカンプンだろうなぁ……。私もだけど。

 表塔中のとある坊前にて清掃をしている任務者の人に、本日の布教講演が行われる裏塔中坊の場所を尋ねた。
 フムフム……そうですか。1番、奉安堂に近い坊ですか。なるほど……って、オレが前に【ぴー】していた所の【ぴー】じゃん!
 いや、マジで【ぴー】で【ぴー】だし!

 登山事務所からの距離は【お察しください】。で、見事に遅刻。
 話は途中参加だったが、今回の話は私の嫌いな誓願中心というよりは実生活に則した話だったので好感が持てた。
 少なくとも、何の為に祈るのかという話は共感できた。だろうなと思った。少なくとも、自分の欲望の為だけに祈ってはいかんというのは……。
 全て、信仰に直結したものでなくてはならない。
 私の場合、まず自行から何とかしないといけない状態なので、基本的に何も祈念していない。
 唱題の時も基本無心だし、第四座の御祈念の時も御経本の内容だけで終了である(んでもって、五座の回向で先祖供養もすっ飛ばしてるんだから、俺の勤行は速い速い)。

 昼飯は売店(と呼ばれる仲見世商店街)で。
 正に、“なかみせ”という飲食店が、正に私の中で今アツい。
 あいにくとカレーなどが無かったが、豚汁定食もイケる。
 そういえば前回は大豪雪の影響で麺類しか注文できなかったのだから、ある意味、ここでもリベンジが叶ったということだな。
 たまには土産物屋で、実家に土産でも送るか。とはいえ、大石寺ならではの土産って無いのね。まあ、いいか。実家には私が信仰していることは内緒かつ、この信心自体が私の一世一代だと思ってるし。既に、法統相続などそっちのけだし。

 しかし、何だか今日は海外信徒が多いね。あっちこっちから、中国語が聞こえてきやがる。聞いている限りでは、北京語か広東語か分からんな。もしかしたら、台湾辺りかな。
 ……はい?……いや俺、日本人なんスけど。ええ、在日じゃないっス。……英語も分かりません。……すいませんね、どうも。(←何があったかは【お察しください】)
 アジア系しかいないと思っていたが、奉安堂に入ってみたら白人もいる!
 これが海外弘通ってヤツか。俺には縁が無さそうだ。日本の広宣流布の方が先じゃないのか。まあ、いいけど。私は外国語が全くできないから、海外信徒の相手はカンベンだよ。あ、うちのアリス・フォレストみたいに日本語話せるなら別にいいけど。
 まあ……素直に言おう。俺より周りにいる海外信徒の方が、よっぽど信心が厚いという件は。
 何故なら、六壺の勤行にもしっかり参加していたからだ。
 泊まり掛けで来てるのかねぇ、この人達は……。

 帰りはバスの営業所までタクシー。タクシー乗り場に海外信徒が集まる様子は無かったので、やはりどこかに泊まるのだろう。
 ところで、4月1日から消費税増税に伴って、首都圏でもタクシー料金の値上げが決定したじゃない?
 富士や富士宮ではどうなのかを運転手に聞いてみた。
 するとまだ決定はしていないものの、値上げを本気で検討中とのことである。なので、まだ決定事項ではない。

 帰りのバスは三菱ふそう。
 座席は往路と同じ、広めの楽座シート。
 こちらも1Aだ。いざとなったら俺が体張るよと思ったが、そういう時に限って順調に運転したりするものだ。
 西富士道路を走行中、月が満ちていたのだが、その月が赤かったのには嫌な予感がしたのだが。
 いや、満月自体がね、その筋では不吉な夜で交通事故も起こりやすいって言うけど、赤い満月がどんな謂われがあるのかは知らない。
 ただ、趣味とはいえアニメやライトノベルに携わっていると、あんまりいいイメージが無いのだが。
 まあ、足柄サービスエリアで降りて見た時には普通の白い満月に変わっていたが。

 “東方永夜抄”では十五夜の満月の日にも関わらず、僅かに月が欠けていた。人間達にとっては些末な事だったが、僅かな月の満ち欠けで妖力が左右される妖怪達には一大事だった……なんてストーリーがあるのだが、よく見たら今夜の月も少し欠けているような気がする。
 ま、人間にとっては些末な事だ。
 ここでもかぐや姫が登場して、彼女が犯した罪と罰について触れられているのだが、ジブリの映画でもそういった描写があることから、原作の竹取物語にそういう設定があるのだろうか。
 富士山と満月を見ると、どうしてもそれを思い浮かべてしまう。

 東京駅日本橋口には定刻通りに到着。うん、素晴らしき御加護だ。
 何気に大きな功徳を積んだのかもしれない。
 電車も順調だったし。

 まだ完全に何かを掴んだ気はしないが、もっと登山を続けて行こうと思う。何か、確信に繋がるものが掴めればいいのだが。
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鉄道トリビア!

2014-03-16 19:37:32 | 日記
 ネット・サーフィンしていて気付いたのだが、岐阜県を走る第3セクター、樽見鉄道樽見線の営業キロとJR山手線の営業キロが同じというトリビアを発見した。
 ということは、樽見鉄道も全区間乗り継げば1時間ですかな?
 まだ実は乗ったことが無いのだが、いずれは乗り鉄してみたい。

 ・他にも京浜東北線という正式路線名は存在しないとかいうのも初歩かな?
 ・埼京線という正式路線名も存在しない。
 ・遭難死ん受苦湘南新宿ラインが正式名なわけないだろう。
 ・東武野田線、大宮〜柏間と柏〜船橋間は元は別会社とか……。
 ・東武野田線、大宮〜柏間は野田市にある醤油工場で作られた醤油を運搬する為に敷設された件とか。
 ・新京成電鉄線は旧・日本軍が敷設した件とか。
 ・JR信濃町駅の名前の由来は、創価学会により心のという意味にされた……ワケがない。一部の学会員が勝手にそう言っていただけだ。
 ・年配の人は知っているけど、JR山手線は昔、「やまてせん」と呼ばれていた。JR根岸線の山手(やまて)駅開業と共に、開通当初の「やまてせん」に戻された。
  ・ヨドバシカメラのテーマソング、「まーるい緑の山手線♪」も、昔は「まーるい緑のやまてせん」と、歌われていた。
   ・「真ん中通るは中央線♪」で、都営新宿線も真ん中を通ってはいるが、歌ができた時、まだ都営新宿線は開通していなかった。
 ・埼京線、池袋〜赤羽間の正式名称は赤羽線。山手線がまだ環状線化する前は、山手線の一部だった。赤羽を出発し、池袋、新宿、渋谷を通って、品川へ向かっていた。
 ・東京メトロ丸ノ内線は池袋を出発して御茶ノ水を出た後、神田へ向かう予定だった。用地取得の都合で、淡路町へ向かうことに。
 ・これも年配の人は知っているけど、丸ノ内線の銀座駅は昔、「西銀座」という名前だった。銀座線の銀座駅との間に日比谷線が開通し、ちょうど両者の橋渡しを日比谷線がしてくれるようになったので、丸ノ内線も銀座駅を名乗ることに。但し、橋渡しされても銀座線と丸ノ内線の乗り換えの利便性は【お察しください】。
 ・東京メトロ東西線は営団地下鉄時代、江戸川の鉄橋で脱線、転覆したことがある。折からの強風に煽られたのが原因だが、『地下鉄が鉄橋上にて、突風に煽られ横転』の一報に、地下鉄とは縁の無い地方人には意味不明だったという。
 ・まだ西武池袋線が武蔵野鉄道と呼ばれた別会社だった頃、所沢駅を共有していた西武鉄道の職員と客の取り合いを巡ってしょっちゅうケンカしていた。
  ・西武鉄道の信号係がわざと信号を操作して、武蔵野鉄道を事故らせた例も。
   ・なので堤会長により、あえなく統合された。今でも所沢駅における池袋線の扱いは【お察しください】。
 ・JR京都駅在来線ホームのメロディは、かつて西武鉄道で使用されていた。
 ・発車メロディにも曲名がある。
  ・発車メロディにも著作権がある。管理しているのはほぼカスラックジャスラック。
   ・“撮り鉄”が発車メロディを録音してネットで配信すると、カスラ……もとい、ジャスラックから苦情が来る。
    ・摘発された“撮り鉄”がいたかどうかは【お察しください】。
     ・尚、発メロの著作権侵害って……誰得かつ誰損なのかも不明。別の鉄道会社が録音して勝手に使用する……わけがないだろう。
 ・東武浅草駅などで使用されているメロディは“Passenger”、東武宇都宮、東武日光、鬼怒川温泉駅などで使用されているのは“夜のストレンジャー”という。
 ・京王線は多磨霊園駅の先に幻の奥多磨霊園という駅があり、終電後に臨時運転されるレトロな電車しか停車しない。片目が碧眼で前髪によって隠れている、ある少年に危害を加えるとほぼ強制的に乗車させられ、そこで降ろされるらしい。まあ、あなたがゲゲゲの鬼太郎に会えればの話だが。
 ・JR身延線、富士〜西富士宮間が複線になったのは当然旅客が多く、列車本数も多いから。そのきっかけは、大石寺に押し寄せた創価学会員達であった。
 ・週末に限り、大石寺参拝客の為と称して“ひかり”を新富士駅に臨時停車させる案もあった。創価学会破門により、あえなく白紙に。
 ・日曜日に限り、東武東上線の準急電車をときわ台駅に臨時停車させる案が……あるわけないだろう。
 ・東武野田線において全線複線化が完了すれば、急行電車の運転が計画されている。大宮公園駅に急行が停車するかは【お察しください】。
  ・既に顕正会が日曜日に限り、急行電車の臨時停車を東武鉄道に打診している……わけがないだろう。
   ・それが実現するのなら、とっくに信濃町駅に中央線快速が臨時停車しているはずだ。
 ・JR東京駅東海道新幹線ホームの発車メロディは、かつて“のぞみ”の車内チャイムに使われていたもの。
 ・東海道新幹線車内チャイムは、JR東海車両かJR西日本車両かで違う。前者はTOKIOの“Ambitious Japan”が流れ、後者は鬼塚ちひろの“いい日旅立ち・西へ”が流れる。
 ・“こだま”しか停車しない新富士駅に、“のぞみ”が臨時停車したことがある。急病人発生とか運転抑止のためではなく、車内で殺人事件が発生したため。尚、十津川警部は捜査に当たらなかったもよう。
 ・JR東海は明らかに日蓮正宗冷遇政策を取っているとしか思えないのだが……。
  ・特急“東海”号の廃止(東京駅から富士駅に直に行ける電車だった)、東京〜静岡間普通列車の廃止(左に同じ)、特急“ふじかわ”の西富士宮駅通過(急行“ふじかわ”時代は西富士宮駅に停車していた)、特急“あさぎり”号の御殿場止まり(いや、いくらその先、普通列車に接続させているからってアンタ……)、“やきそばエクスプレス”に参入しないJR東海バスなど。幹部に学会員でもいるのか?
   ・もし仮に仏罰が下るようなことがあれば、ガチだな。
    ・多分、学会破門による管内路線の売り上げガタ落ちを恨んでいる?

 いや、ほんと日本の鉄道って面白いわ〜!
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冨士参詣深夜便

2014-03-16 00:23:47 | 日記
JR東日本の特急「あかぎ」「草津」651系に! 「スワローあかぎ」は3/17から(マイナビニュース) - goo ニュース

 「あかぎ」「草津」に従来使用されていた185系は、製造初年度で私と同い年である。
 なので、何とも言えぬ親近感があったのだが、どうやらこれもそろそろ終焉が近付いているらしい。
 211系同様、全廃が発表される前に乗り収めておきたいところだ。

 今朝方、通勤時に大宮駅に行ったところ、大勢の警察官の姿を見た。
 年度末もしくは春休みの特別警戒だろうかと思っていたが、寝台特急“あけぼの”号のラストランに伴う特別警備だったらしい。
 試しに京浜東北線ホームで電車を待っていると、中距離電車上りホームに大量の撮り鉄達がいた。
 ジャンルが違うとはいえ、同じ鉄ヲタから見ても、確かにその光景は異様だ。
 無理解な一般人から見れば、2次元ヲタ並みにキモいかもしれない。
 しれっと一般乗客のフリができる乗り鉄は、【お察しください】。
 もっとも、今回見ている限りでは大宮レイプ軍団らしきヤツの姿は確認できなかった。
 大宮レイプ軍団とは、言わば鉄ヲタ版半グレ集団のこと。
 構成員の中には顕正会員も含まれていると噂されているが、ネットで指名手配を食らった通称“蝿”氏は、その大宮レイプ軍団からもリンチの対象にされており(そもそもネットに流出させたのも、軍団の構成員らしい)、一概に『鉄ヲタ顕正会員=大宮レイプ軍団』とは言えない。
 私が卒業した某鉄道学校にも、構成員達がグループを作ってデカい顔をしていたが、何故かほぼ全員が在日朝鮮人(帰化人含む)だというのはただの偶然だったということにしておこう。迷惑な連中だ。早いとこ、半島へ帰れ。
 ところで最近、“蝿”氏の姿を見かけないが、ついに軍団に捕まって粛清されたかな?

 話を変えよう。
 添書登山の時に所属寺院で作成し、写しを大石寺の登山事務所に提出するあの添書。
 交通手段に丸を付けたり、記入したりする欄がある。
 で、その中に、『大石寺直通バス』の欄があるのだが、今現在は東京方面からの“やきそばエクスプレス”と大阪方面からの夜行バス(便名は失念してしまった)しかないよな?
 前は清観光のツアーバスなんかもあったような気がして、よく“慧妙”だか“大白法”の広告に運行情報が掲載されていた記憶があるのだが、もしかして、今は法律が改正されて、観光しないツアーバスは原則廃止になったので、清観光のそれもダメになったのかと思っている。

 創価学会が破門になる前、内拝券の交付は大石寺の堂宇内(旧・常来防だけ?)に設置されていた機械でやっていたらしい。
 私はその頃、日蓮正宗は元より、創価学会の存在すら知らない小学生だったので詳細は分からない。
 幸い、旧・常来防が存在していた頃、既にトマソンと化していたその機械を実際に見ることができたので、まあいい経験だったかもしれない。
 ATMみたいな機械に御供養のお金を突っ込めば、自動的に内拝券が出て来たようだが、何だか味気無いなと思った。
 大勢の学会員が押し寄せていた当時は、味気云々よりも、効率性が重視されたのだろうと想像する。
 今現在、直接登山事務所にて御僧侶と顔を突き合わせ、直接御供養を渡し、直接内拝券を受け取る方がありがたみもあっていいと思うね。

 学会員がいなくなって、往時の賑わいは大きな行事以外無くなったのかもしれないが、私は今の静かな雰囲気の御山が好きだな。
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“アンドロイドマスター” 「ホワイトデー・ショートストーリー」

2014-03-14 18:17:45 | 日記
[3月14日10:00.財団仙台支部事務所 敷島孝夫]

「参事、今日はホワイトデーですが……」
 総務部の執務室内で、課員に話し掛けられた敷島。
「ああ。いつものパターンだと、リンが真っ先に来るな」
「兄ちゃーん!」
「ほら、来た」
 鏡音リンが入ってきた。
 後ろからはエミリーが走って来る。
「鏡音リン。入館手続き・せよ」
「うあぁあぁあ!」
 エミリーに首根っこを掴まれ、ズルズルと引きずられていった。
「参事?」
「なに、毎年のことだ」
 敷島はズズズと茶を啜った。
「プロデューサー、すいません。毎年のことで」
 “双子の弟”の鏡音レンが申し訳なさそうに言った。
「本当は“弟”のボクから渡した方がいいんでしょうが……」
「いいんだよ、お前は」
「でも……」
「イベントでファンに渡すホワイトデーの方がよっぽど価値があるよ」
「あ、はい。この後、そういうイベントがあって……」
「精が出るな」
「いえ。応援してくれるのは嬉しいですから」
「KAITOなんか、朝から駆り出されてるらしいな?」
「ええ。それにしても、リンには来年はちゃんと、もっと静かに入って来るようにさせますから」
「そのうち、エミリーの手をすり抜けるようになるかな?」
「さすがにエミリーはムリですねぇ……」
「はははっ!」
「マリオとルイージなら倒しましたけど」
「なにいっ!?」

[同日11:00.同場所研究室 敷島孝夫&鏡音レン]

「通りで、リン遅かったんだな?」
 敷島とレンはドアの隙間から研究室を覗いた。
「あ、あの……リン、そろそろイベントの仕事が……」
「シャラップ!どうやって、マリオとルイージを倒したのか、そのデータを取ってからよ!」
 リンは、ほぼ拘束されている状態だった。
 アリスがリンのメモリーを解析して、マリオとルイージを倒した経緯について分析している。
「フム。ここの瞬間、一気に数値が上がってるわね。どういう現象で、そんなことが……」
「エミリー!助けてーっ!」
「天罰・だ」
 エミリーは拘束具から逃れようとしているリンを押さえ付ける役をやっていた。

[同日12:00.同場所総務部 敷島孝夫&MEIKO]

「リンがマリオとルイージを倒したですって?」
「そうなんだよ」
「……プロデューサー、4月1日まであと何週間あると思って?」
「嘘じゃないから!作者のエイプリルフールネタじゃないから!」
「で、アリス博士に捕まってると」
「まあ、そうだな。あっ、それでお前へのホワイトデーだが……」

「ブラ・ショーツのセットでいいな?」
「このヘンタイ!……まあ、いいけど。……もしかして、ミク達も?」
「バレた?」
「アンタもワンパターンだね!」
「リンだけ違うよ。リンはゲーム機欲しいって言ってたからさ」
「ああ、だっけ?」
 と、そこへ……。
「うへ……。やっと終わったYo〜!」
 フラフラになって戻って来たリンだった。
「全く。とんだ弱点だったわ」
 その後からアリスもやってくる。
「おおかた、リンの『歌』で怯んだ隙に、レンがブースターで体当たりしたってところかい?」
 敷島が言うと、
「アンタ、知ってたら教えなさいよ!」
「お前、俺と敵対してた時にそのネタ、使ってただろ?まあ、あの時ブッ壊したのはバージョン4.0の方だけど……」
「そんなのいちいち覚えてないよ!」
「じゃあ、リン。お前にホワイトデーのプレゼントだ。PS4な」
「おおっ!さすが兄ちゃん、太っ腹〜!」
 リンは大歓喜で、ゲーム機の入った箱を受け取った。
「一体、何なの?」
 アリスが訝し気な顔をした。
「アリス、お前にもやるよ。ブラ・ショーツのセット」
「アリス博士にも用意してたの!?」
 MEIKOは目を丸くした。
「あ、アリガトウ……」

 その後、初音ミクや巡音ルカも事務所を訪れ、敷島は彼女達にもプレゼントを贈った。

 ……ここまでは良かった。

[3月15日 09:00 宮城県仙台市内 敷島のマンション 敷島孝夫]

 事務職である敷島は基本、土日・祝祭日は休み。
 ゆっくり寝ていようとしたのだが、枕元のケータイが鳴り響き、それで起こされた。
「うーん……。何だ、何だ?」
 敷島は寝ぼけまなこで電話を取った。
 発信元はMEIKOになっている。
「はい、もしもし?」
{「ちょっと、プロデューサー!昨日もらった下着なんだけど!」}
「気に入ってくれなかったかい?」
{「ていうかさ、何か間違えてない!?」}
「は?何が?」
{「緑のストライプ柄だったんだけど、これって本当に私用?」}
「あれ……?」
{「ミク用だよね?明らかに」}
「そ、そうだな……。あれー……?ちょっと……ゴメン。すぐに確認するわ。……うん。ちょっと待ってて」
 敷島は電話を切った。
「……あっ、そうだ。アリス!アリス!」
 すると、アリスの部屋から、エミリーが出て来た。
「敷島・さん。ドクター・アリスは・研究所に・行かれました」
「何だよ、こんな時に……。いや、アリスにも俺が渡したプレゼント間違えてなかったかなって……」
「その・下着を・着用されて・ましたが?」
「何か言ってた?」
「ノー。何も・仰って・おりません」
「ということは、アリスに送ったのは間違い無いんだな。MEIKOとミクのが入れ替わったのか。よし」
 敷島は初音ミクに電話した。
{「おはようございます!たかおさん!」}
「おう、おはよう。悪いな、朝から」
{「いいえ。何のご用ですか?」}
「昨日、お前に送ったプレゼントなんだが……」
{「あ、はい。マネージャーさんからは、サイズも違うし、あまり似合わないって言われちゃって……」}
「だよな。ゴメン。実はそれ、MEIKOに送ろうと思ってたヤツでさ。手違いで、入れ替わっちゃったみたいだ」
{「そうなんですか。MEIKOさんなら、大人の女性として似合ってますものね」}
「ああ。だから、後で取りに行くから、悪いけど保管しててくれる?」
{「分かりました。でも、黒系の下着なら、MEIKOさんより、むしろルカの方が似合ってると思いますけど……」}
「……今、何て言った?」
{「ごっ、ごめんなさい!わたし、そういうつもりで言ったんじゃ……!ごめんなさい!ごめんなさい!」}
「いや、そういうことじゃない。俺がMEIKOに送ろうとしたのは、白いヤツだぞ?」
{「え?じゃあ、これはルカに送ろうとしたものですか?」}
「ちょっと待て……」
 敷島は軽い頭痛を覚えた。
「えーと……。ゴメン、後でまた連絡するわ」
 敷島は電話を切った。
「こりゃ、アリスに送ったものも間違えてるっぽいぞ?」
「イエス……」
 敷島はアリスに電話を掛けた。
{「何よ?ヒトがシャワー浴びてた時に……」}
「改築中の研究所に行って、何のんきにシャワー使ってんだ、オマエは?」
{「うっさいね。水回りのチェックしてただけだよ」}
 電話越しに不機嫌さが伝わって来る。
「……もしかしてさ、変な下着送ったこと、怒ってるってヤツ?」
{「そんなんじゃないよ。水道は開通してるけど、ガスが開通してなくて、水浴びしちゃったのよ」}
「3月半ばに何やってんだ、オマエ。南里研究所は場所柄、都市ガスが引けなくてプロパンガスだぞ?」
{「それ、早く言って!で、何の用?」}
「俺がお前に送った下着なんだが、間違えてた感無かったか?」
{「そんなことないよ。とてもキュートで気に入ったわ。早速今、着てるところよ。……画像送る?」}
「そうだ。送ってくれ」
{「このヘンタイ!アブノーマル!」ブツッ!}
「な……なに怒ってんだ、コイツ?」

 敷島が整理をしていると、今度はリンから電話が掛かって来た。
「何だ、リン?ちょっと今忙しいんだ。また後にしてくれ。お前には下着を送ったわけじゃないから……あ!?」
{「兄ちゃんなんか大ッ嫌い!!」ブツッ!}
「な、何なんだ?何なんだよ?」
 敷島が困惑していると、また着信があった。今度はレンからだった。
{「あっ、プロデューサー。おはようございます」}
「おう、レン。どうした?」
{「さっきはリンが失礼しました。後で、ボクから言っておきますから」}
「何か俺、間違えた?」
{「まあ、実はそうなんです」}
「PS4。プレイステーション4だよな?“ペルソナ4”じゃなくて」
{「そうですよ。でも箱を開けてみたら、中身はPSでしたよ?」}
「……違うっけ?」
{「全然違います!」}
「わ、分かった。また改めて送るから。リンには後で謝っておくよ」
 敷島は電話を切った。

「つまり、MEIKOに送ったのがミクに送るはずだったもので、ミクにはルカに送るつもりのヤツだったか。で、ルカの所に行ったのは、アリスにあげるもので、アリスにはMEIKOに送るものだったと」
 敷島はトントンとボールペンで机を叩いた。
「全然バラバラじゃん!最悪だな!」
 因みに全部、ネット購入だったという。
 と、そこへまた電話が掛かって来る。
「今度は何だ?」
「キール・です」
 エミリーは艶やかな表情になった。
「はい、もしもし?」
{「あっ、敷島参事。お忙しいところ、申し訳ありません」}
「ホントだよ。何だ?男のお前には、ホワイトデー送ってないぞ?」
{「何を仰っているのかは分かりませんが、先週、十条博士に送られたプレゼントのことでお話があります」}
「ああ。十条理事の誕生日に、熱海一泊旅行のチケット送ったヤツだろ?金沢から熱海までちょっと遠いけど、高級旅館にタダで泊まれるんだから……」
{「参事は静岡県の熱海温泉のつもりで送られたと伺いました」}
「そうだよ」
{「あのチケット、熱海は熱海でも、磐梯熱海温泉の宿泊券でしたよ?」}
「は?」
{「熱海温泉まで行ってみて、そこで発覚した次第です。十条博士は物凄くお怒りで……」「こりゃっ!敷島君!よくもこのワシをハメおったな!?さすが、南里を憤死させた男よの!後でクレーム出しに行くから、首根っこ洗って……うっ……!」}
「あれ?十条理事、どうしました?」
 またキールに変わる。
{「すいません。博士、急に血圧が上がって……。失礼します」}
 電話が切れた。
「俺……今後、プレゼント送るのはやめた方がいいのかな?」
「イエス……あ、いえ、ノー……イエス……いえ、ノー……」
 エミリーも答えに窮してしまったという。

 結局、プレゼントを喜んだのはアリスだけだったとのことである。
 因みにエミリーには何も送らなかったのは、エミリーは下着ではなく、特殊加工金属でできたビキニ・アーマーを着用しているからである。
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