○○なう

　ポテンヒット氏より前記事に対するコメントを頂戴した。もっともな内容である。尚、補足させて頂くと、“スノーパル”も“尾瀬夜行”も団体臨時列車扱いなので、フツーに駅の券売機でキップを買って乗るという列車ではない。この季節なら、スキー場の利用券などと一緒に買わなければならないはずだ。
　スキー列車で言うと、大船～山形まで“ゲレンデ蔵王”号なるものが走っていた。５８３系を使用した、鉄ヲタ的にも注目の列車で、私も学生時代に１度だけ品川駅から乗った記憶がある（確か当時は品川始発だったような……）。いつの間にか時刻表から消えていたので、とっくに廃止になったのだろうと思っていたのだが、実は団臨として健在しているとのこと。先の東武夜行と違い、ＪＲは団臨は基本的に時刻表には載せないので、あたかも廃止になったかのように見えたようだ（もっとも、鉄ヲタの中には時刻表から消えた時点で広義の廃止であるとする者もいる）。因みに大船～大宮間は遭難新宿……もとい、湘南新宿ラインを走り、大宮から仙台まで東北本線、仙台から仙山線を走る。私が乗った時は、手前の北山形駅で長時間運転停車していたが、時間調整の為なのか、豪雪による運転抑止だったのかは定かではない。山形駅で下車した際、遅延したという記憶が無いので、前者だったのだろう。
　恐らく探せば、他にも隠れ夜行列車が運転されているものと思われる。バスの旅もいいが、やはり私としては原点回帰、鉄道の復権を願って止まない。