旧タイトルだった“顕正会版人間革命”だった頃、つまり、稲生ユウタがまだ顕正会だった頃のお話。
[15:30.顕正会本部会館 稲生ユウタ&威吹邪甲]
「はい、お客さん、1人ご案内ー」
威吹は妖術を掛けた人間をユタに引き渡した。
「ありがとう、威吹。これで今月も誓願が達成できたよ」
「入信シマス!」
対象者はユタとは何の関係も無い通行人。威吹が幻惑の妖術を掛けて、会館まで引っ張ってきた。
「じゃあ、この入信報告書に名前と住所を書いて」
「書きまス!書きマス!」
(いいのか、これ?)
威吹は疑問に思っていた。
「じゃあ早速、入信勤行だ」
ユタと見知らぬ対象者は、会館の内部へと消えて行った。
[16:15.大宮公園駅前 ユタ、威吹]
「じゃあ、そういうことで」
哀れ、顕正会に入信させられた男は、大宮公園駅前に連れて来られた。
「じゃあ、威吹。頼むよ」
「あ、ああ」
威吹は虚ろな目をした男の前に右手を翳すと、パンッと猫だましのように手を叩いた。
「はっ……!?お、俺は何を……」
男が我に返った時、既にユタと威吹の姿は無かった。
[17:45.青年会館・芙蓉茶寮 ユタ、威吹]
「いやあ、威吹のおかげで今月も誓願達成できたよ。ありがとう」
「こんなんでいいのか……」
威吹は腑に落ちないといった顔をしていた。
「何が?」
「いや、仏門に下る割には、随分と淡白な宗派なんだな」
「というと?」
「いや、仏門に下るわけだから、こう剃髪して得度するのが普通だろ?」
威吹は長い銀色の髪の生えた自分の頭を指さした。
「そんなのは謗法の坊主のやることだよ。顕正会は坊主なんか要らない。御本尊様に縁することが大事なんだ」
「しかし、このケンショーカイという信徒衆の概要すら教えないとは……。さっきの男、仏について何か知ってるのか?」
「今も言ったろ?御本尊様に縁させることが大事なんだ。つまり、仏種を蒔くことだね。それから芽が出るのか出ないのか、出るとしてもいつなのかはその人の更なる縁次第だよ」
「そういうものなのか……?」
「そう。誓願だってね、数をこなすようになっているように見えるけど、それもそのはずで、如何に多くの人を御本尊様の前に連れて来るかが勝負なんだ」
「…………」
「ま、あいにくと威吹は人間じゃないから入信はできないけど、こうして僕の……引いては浅井先生のお手伝いをしていれば、来世では人間に生まれ変わって、そこで罪障消滅ができるようになるよ。ま、難しい話はここまでにして、夕飯食べよう。この後、ビデオ放映があるからね」
「学校で定期てすと、とやらが控えてるんじゃなかったのか?それに対する備えはいいのか?」
「何で知ってるの?」
「河合殿がそう言ってた。河合有紗殿」
「ええっ?参ったなぁ……」
ユタは頭をかいた。
「『ユウタ君、誓願達成もう少しみたいですけど、定期テストもあるから心配です』ってさ」
「有紗もなぁ……。誓願達成できれば、功徳でヤマが当たるようになるんだって」
「でも、せっかくのユタの彼女なのにねぇ……」
威吹は残念そうな顔をした。
「あっ、ちょっと待って。電話」
ユタはケータイを取り出した。
「はい、もしもし。……あ、支隊長。お疲れさまですー。……あ、はい。今しがた誓願達成しましたよ」
{「そうか、ご苦労さん。もうすぐでキミも、副長に抜擢されそうだ。来月……いや、違うな。今月中に誓願達成じゃなくて、誓願を大きく突破すれば、副長も夢じゃないぞ」}
「本当ですか!?」
{「隊長がそう言ってた。こりゃ俺も、うかうかしてられないな」}
「いえ。僕なんかまだまだです」
狐妖怪だけに、きつねうどんを啜りながら、威吹は話を聞いていた。
(ま、封印されていた400年の間に、仏の教えも随分と変わったんだろう。ユタも、最初に会った時と比べて、だいぶ明るい性格になったことだし、何よりこの宗派に入ってから霊力もうなぎ上りだ。オレにとっても、旨味のあることだ……)
そう考え、心の中でほくそ笑んだ。
「……はい。じゃあ、そういうことで。……はい、失礼します」
ユタは電話を切った。
「威吹」
「ん?」
「ビデオ放映はまた今度にしよう」
「え?」
「もう1度……今度は、大宮競輪場辺りで折伏するんだ」
「でも、誓願は達成したって……」
「いや、達成で満足しててはダメなんだ。誓願を大きく突破してこそ、出世……じゃない。先生へお応えしていく最良の手段だ。引いては一閻浮提広宣流布、僕達の成仏の為なんだよ」
「……いや、今日はやめておこう。あまりあの妖術を使い過ぎると、怪しまれる」
「え?」
「いや、実際怪しまれつつあるんだ。何しろ、いんたーねっととやらで、『催眠術を掛けて入信させる顕正会員の噂』なんて出てるそうなんだ」
「ネットなんて、ただの便所の落書きさ。先生もそう仰ってる。それに、威吹のは催眠術じゃない」
「その通りだが、やっぱりマズいって。本来、妖術ってのは伝家の宝刀なんだ」
「伝家の宝刀も抜かなきゃ錆びる」
「そりゃそうだけど、抜き過ぎるのも問題なんだって」
「どこが問題だ!御書のどこに、『妖術を持って折伏するべからず』なんて書いてある?先生だって、普段の御指導で禁止されていない!」
「ユタ、前みたいにちゃんと連絡を取ってから、仏法の話をする方法に戻そうよ?何か、仏の教えに妖術を用いるのはおかしいって」
「それだと間に合わないんだ。キミも知ってるだろ?最近では顕正会という名前を聞いただけで、通報されるようになった。それじゃ、折伏にならない。何としてでも火宅の中にいる人々を御本尊様の前に連れ出すには、キミの妖術しか無いんだ」
「たまにならいいが、毎回はダメだ」
「威吹は何を恐れてる?封印前に君を封印したヤツのことか?」
「あの時は刀よりも妖術をよく使っていた。それが為、巫女のさくらに見つかったからな」
「大丈夫。今の世の中、先生以外に大信力をお持ちの方はいらっしゃらない。仮に先生が君の噂を知ったとしても、先生は大慈大悲のお方だから、むしろ喜んでくれるはずだよ」
「浅井昭衛殿とやらは、生き仏なのか?日蓮大聖人とやらと、どう違う?ただの人間ではないのか?」
プツッ……!(ユタの頭の中で何かキレる音)
「四の五の言ってんじゃねぇッ!!」
バキィッ!!(ユタの右拳が、威吹の顔面にヒット!)
「ぶっ……!」
ガッシャーンという音が響き、威吹は椅子から転げ落ちた。
賑やかな茶寮が静まり返る。
「あ……」
「……!」
ユタも威吹も、互いが信じられないという顔をしていた。ユタは右手を真っ赤に腫らし、威吹は左の鼻から真っ赤な鼻血を出していた。如何に妖怪と言えども、妖狐の流す血も、人間と同じで赤い。
「何だ何だ!?何の騒ぎだ!?」
そこへ福田衛護隊長が、2人の衛護隊員を引き連れて飛び込んできた。
「何をしてるんだ!ここをどこだと思ってる!何のつもりだ!?」
「あっ、あの……その……」
ユタがパニックになっていた。威吹は鼻血を持っていた手ぬぐいで拭って言った。
「何でもない。ちょっとした小突きあいだ」
「小突きあいって……!」
「仏法の話をしていて、つい熱が上がっただけのこと。大したことはない」
「しかし……」
「だが、このまま夕餉というわけには行かぬだろう。失礼する」
威吹は席を立った。
「ま、待ってよ!」
ユタも後を追った。
[19:00.大宮公園内 ユタ、威吹]
「ご、ごめん……。その……殴っちゃって……」
「鬼だな」
「ごめん……」
「いや、違うな。ユタ、修羅の形相をしてた」
「修羅……」
「だが、ユタの拳で覚悟はできたよ。分かった。オレ……ボクも地獄まで付き合おう」
「地獄じゃないよ。成仏だよ」
「成仏?あの修羅の形相がか?敢えて言うなら、不動明王といったところか」
威吹はせせら笑うように言った。
「まだ修行が足りないみたいだ。もっともっと折伏しなきゃ……」
「どうする?この辺の人間どもに、根こそぎ妖術を掛けるか?それとも駅の方がいいか?」
「えーと……」
その時だった。
「あっ、ここにいたの!?」
30代の女性が、ユタ達の所に走ってきた。
「えっと……確か、有紗の上長の……」
「支区長の加藤です!芙蓉茶寮に行ったら、大宮公園に向かったって聞いて……」
「ええ。まあ、ちょっと……。で、何の御用ですか?」
「大変なの!河合さんがここに来る途中、暴走車とトラックに跳ねられて……!」
「ええーっ!?」
顕正会の害毒には、色々なパターンがある。
ジワジワと来るパターン。
突然来るパターン。
顕正会在籍時に来るパターン。
辞めてから来るパターン。
様々なパターンがあるが、往々にして害毒がやってきた時には既に遅しということも散見される。
正法に背きし異流儀団体。そこに身を置くことの、何たる罪障か。
ましてや更に、仏法に名を借りた妖術による不正入信勧誘は、いずれ己自身だけでなく、大事な人をも巻き込み、その身を亡ぼすのだと、どうして早く気づけなかったか。
[20:00.さいたま市内の総合病院・霊安室内。 稲生ユウタ&威吹邪甲]
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
後に、悠久の時を生きる妖狐・威吹は、この時に上げたユタの大絶叫は、数百年経っても忘れまいと語っている。(公開ここまで)
[15:30.顕正会本部会館 稲生ユウタ&威吹邪甲]
「はい、お客さん、1人ご案内ー」
威吹は妖術を掛けた人間をユタに引き渡した。
「ありがとう、威吹。これで今月も誓願が達成できたよ」
「入信シマス!」
対象者はユタとは何の関係も無い通行人。威吹が幻惑の妖術を掛けて、会館まで引っ張ってきた。
「じゃあ、この入信報告書に名前と住所を書いて」
「書きまス!書きマス!」
(いいのか、これ?)
威吹は疑問に思っていた。
「じゃあ早速、入信勤行だ」
ユタと見知らぬ対象者は、会館の内部へと消えて行った。
[16:15.大宮公園駅前 ユタ、威吹]
「じゃあ、そういうことで」
哀れ、顕正会に入信させられた男は、大宮公園駅前に連れて来られた。
「じゃあ、威吹。頼むよ」
「あ、ああ」
威吹は虚ろな目をした男の前に右手を翳すと、パンッと猫だましのように手を叩いた。
「はっ……!?お、俺は何を……」
男が我に返った時、既にユタと威吹の姿は無かった。
[17:45.青年会館・芙蓉茶寮 ユタ、威吹]
「いやあ、威吹のおかげで今月も誓願達成できたよ。ありがとう」
「こんなんでいいのか……」
威吹は腑に落ちないといった顔をしていた。
「何が?」
「いや、仏門に下る割には、随分と淡白な宗派なんだな」
「というと?」
「いや、仏門に下るわけだから、こう剃髪して得度するのが普通だろ?」
威吹は長い銀色の髪の生えた自分の頭を指さした。
「そんなのは謗法の坊主のやることだよ。顕正会は坊主なんか要らない。御本尊様に縁することが大事なんだ」
「しかし、このケンショーカイという信徒衆の概要すら教えないとは……。さっきの男、仏について何か知ってるのか?」
「今も言ったろ?御本尊様に縁させることが大事なんだ。つまり、仏種を蒔くことだね。それから芽が出るのか出ないのか、出るとしてもいつなのかはその人の更なる縁次第だよ」
「そういうものなのか……?」
「そう。誓願だってね、数をこなすようになっているように見えるけど、それもそのはずで、如何に多くの人を御本尊様の前に連れて来るかが勝負なんだ」
「…………」
「ま、あいにくと威吹は人間じゃないから入信はできないけど、こうして僕の……引いては浅井先生のお手伝いをしていれば、来世では人間に生まれ変わって、そこで罪障消滅ができるようになるよ。ま、難しい話はここまでにして、夕飯食べよう。この後、ビデオ放映があるからね」
「学校で定期てすと、とやらが控えてるんじゃなかったのか?それに対する備えはいいのか?」
「何で知ってるの?」
「河合殿がそう言ってた。河合有紗殿」
「ええっ?参ったなぁ……」
ユタは頭をかいた。
「『ユウタ君、誓願達成もう少しみたいですけど、定期テストもあるから心配です』ってさ」
「有紗もなぁ……。誓願達成できれば、功徳でヤマが当たるようになるんだって」
「でも、せっかくのユタの彼女なのにねぇ……」
威吹は残念そうな顔をした。
「あっ、ちょっと待って。電話」
ユタはケータイを取り出した。
「はい、もしもし。……あ、支隊長。お疲れさまですー。……あ、はい。今しがた誓願達成しましたよ」
{「そうか、ご苦労さん。もうすぐでキミも、副長に抜擢されそうだ。来月……いや、違うな。今月中に誓願達成じゃなくて、誓願を大きく突破すれば、副長も夢じゃないぞ」}
「本当ですか!?」
{「隊長がそう言ってた。こりゃ俺も、うかうかしてられないな」}
「いえ。僕なんかまだまだです」
狐妖怪だけに、きつねうどんを啜りながら、威吹は話を聞いていた。
(ま、封印されていた400年の間に、仏の教えも随分と変わったんだろう。ユタも、最初に会った時と比べて、だいぶ明るい性格になったことだし、何よりこの宗派に入ってから霊力もうなぎ上りだ。オレにとっても、旨味のあることだ……)
そう考え、心の中でほくそ笑んだ。
「……はい。じゃあ、そういうことで。……はい、失礼します」
ユタは電話を切った。
「威吹」
「ん?」
「ビデオ放映はまた今度にしよう」
「え?」
「もう1度……今度は、大宮競輪場辺りで折伏するんだ」
「でも、誓願は達成したって……」
「いや、達成で満足しててはダメなんだ。誓願を大きく突破してこそ、出世……じゃない。先生へお応えしていく最良の手段だ。引いては一閻浮提広宣流布、僕達の成仏の為なんだよ」
「……いや、今日はやめておこう。あまりあの妖術を使い過ぎると、怪しまれる」
「え?」
「いや、実際怪しまれつつあるんだ。何しろ、いんたーねっととやらで、『催眠術を掛けて入信させる顕正会員の噂』なんて出てるそうなんだ」
「ネットなんて、ただの便所の落書きさ。先生もそう仰ってる。それに、威吹のは催眠術じゃない」
「その通りだが、やっぱりマズいって。本来、妖術ってのは伝家の宝刀なんだ」
「伝家の宝刀も抜かなきゃ錆びる」
「そりゃそうだけど、抜き過ぎるのも問題なんだって」
「どこが問題だ!御書のどこに、『妖術を持って折伏するべからず』なんて書いてある?先生だって、普段の御指導で禁止されていない!」
「ユタ、前みたいにちゃんと連絡を取ってから、仏法の話をする方法に戻そうよ?何か、仏の教えに妖術を用いるのはおかしいって」
「それだと間に合わないんだ。キミも知ってるだろ?最近では顕正会という名前を聞いただけで、通報されるようになった。それじゃ、折伏にならない。何としてでも火宅の中にいる人々を御本尊様の前に連れ出すには、キミの妖術しか無いんだ」
「たまにならいいが、毎回はダメだ」
「威吹は何を恐れてる?封印前に君を封印したヤツのことか?」
「あの時は刀よりも妖術をよく使っていた。それが為、巫女のさくらに見つかったからな」
「大丈夫。今の世の中、先生以外に大信力をお持ちの方はいらっしゃらない。仮に先生が君の噂を知ったとしても、先生は大慈大悲のお方だから、むしろ喜んでくれるはずだよ」
「浅井昭衛殿とやらは、生き仏なのか?日蓮大聖人とやらと、どう違う?ただの人間ではないのか?」
プツッ……!(ユタの頭の中で何かキレる音)
「四の五の言ってんじゃねぇッ!!」
バキィッ!!(ユタの右拳が、威吹の顔面にヒット!)
「ぶっ……!」
ガッシャーンという音が響き、威吹は椅子から転げ落ちた。
賑やかな茶寮が静まり返る。
「あ……」
「……!」
ユタも威吹も、互いが信じられないという顔をしていた。ユタは右手を真っ赤に腫らし、威吹は左の鼻から真っ赤な鼻血を出していた。如何に妖怪と言えども、妖狐の流す血も、人間と同じで赤い。
「何だ何だ!?何の騒ぎだ!?」
そこへ福田衛護隊長が、2人の衛護隊員を引き連れて飛び込んできた。
「何をしてるんだ!ここをどこだと思ってる!何のつもりだ!?」
「あっ、あの……その……」
ユタがパニックになっていた。威吹は鼻血を持っていた手ぬぐいで拭って言った。
「何でもない。ちょっとした小突きあいだ」
「小突きあいって……!」
「仏法の話をしていて、つい熱が上がっただけのこと。大したことはない」
「しかし……」
「だが、このまま夕餉というわけには行かぬだろう。失礼する」
威吹は席を立った。
「ま、待ってよ!」
ユタも後を追った。
[19:00.大宮公園内 ユタ、威吹]
「ご、ごめん……。その……殴っちゃって……」
「鬼だな」
「ごめん……」
「いや、違うな。ユタ、修羅の形相をしてた」
「修羅……」
「だが、ユタの拳で覚悟はできたよ。分かった。オレ……ボクも地獄まで付き合おう」
「地獄じゃないよ。成仏だよ」
「成仏?あの修羅の形相がか?敢えて言うなら、不動明王といったところか」
威吹はせせら笑うように言った。
「まだ修行が足りないみたいだ。もっともっと折伏しなきゃ……」
「どうする?この辺の人間どもに、根こそぎ妖術を掛けるか?それとも駅の方がいいか?」
「えーと……」
その時だった。
「あっ、ここにいたの!?」
30代の女性が、ユタ達の所に走ってきた。
「えっと……確か、有紗の上長の……」
「支区長の加藤です!芙蓉茶寮に行ったら、大宮公園に向かったって聞いて……」
「ええ。まあ、ちょっと……。で、何の御用ですか?」
「大変なの!河合さんがここに来る途中、暴走車とトラックに跳ねられて……!」
「ええーっ!?」
顕正会の害毒には、色々なパターンがある。
ジワジワと来るパターン。
突然来るパターン。
顕正会在籍時に来るパターン。
辞めてから来るパターン。
様々なパターンがあるが、往々にして害毒がやってきた時には既に遅しということも散見される。
正法に背きし異流儀団体。そこに身を置くことの、何たる罪障か。
ましてや更に、仏法に名を借りた妖術による不正入信勧誘は、いずれ己自身だけでなく、大事な人をも巻き込み、その身を亡ぼすのだと、どうして早く気づけなかったか。
[20:00.さいたま市内の総合病院・霊安室内。 稲生ユウタ&威吹邪甲]
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
後に、悠久の時を生きる妖狐・威吹は、この時に上げたユタの大絶叫は、数百年経っても忘れまいと語っている。(公開ここまで)
……が、信じるか信じないかはあなた次第!
明日から4日間はG1・小倉競輪祭。注目は浅井先生である。まずは特選予。GP出場に向けて、初日から賞金争いの面でも負けられない。このレースは池田先生とも戦うが、ここは現輪界最速の新田(福島のほう)を、浅井先生がラフプレーで攻略する展開を期待したい。新田マークの山崎に飛びついて番手を奪っちまうのが賞金争い面からも有効だと思うがw
とにかく競輪祭は浅井先生と心中だぜw
10レース・3連単3-25-1257をメインに、あと保険や穴でなんか買うw
ポテンヒットさん、いつもコメントありがとうございます。
さて、あっしはこれからケト線で都内まで行ってきますよ。
アキバには行っても、お寺は行きませんw
しっかし、分かりにくい暗証番号にするなや自分って感じだ。
防犯上非推奨だが、給与振込の口座と全て統一した方が良さそうだ。
それにしても、今回はケンショーをやっていたばかりの悲恋を主人公にやってもらったが、当の作者は恋愛経験全くナッシングというね……。