ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

地球が丸くて青いから ~ Because

2010年12月16日 | お気に入り♪(ビートリー)

われわれを取り巻く日常の光景そのものが神話であり、
それに何の不思議も感じない人は、すでに心そのものがマヒしている
~ロマン・バルト (フランスの批評家)

かつてわれわれは目に見える山や川、そこに注がれる光などを「この世」を構成する実体的な存在と信じ、何ら疑いの余地があるとは思わなかった。しかし、「この世」は物質現象で尽きるものではなく、隠された2重レベルの空間構造がその背後に広がっており、それが物質現象を生じさせるもとであることを量子力学は科学的に検知してしまったのである。
「この世」はバーチャル・リアリティのごときもので、「この世」と「あの世」を分ける幕の背後では何かが光速より速く伝わり、何かが共同謀議していると量子力学はいう。
この眩暈(めまい)のするような発見は、人類の進歩というより、新たな科学の混迷の始まりとなる可能性が高い。人類の世界観へも大きな影響を及ぼさずにおかないだろう。

死後の世界を突きとめた量子力学 (5次元文庫)
コンノケンイチ
徳間書店

( ↓ )「量子力学が検知したミッシング・リンク」で取り上げたコンノケンイチ氏の本、
    面白くて興味が尽きず、さらに最新の著作を買い求めました。
    内容的にはダブるというか、そのまんま同じ記述も多い。
    本質を突いた仮説と、そうでない部分を自分なりに咀嚼して、折にふれまた整理していこうと思います。

宇宙論の超トリック 暗黒物質の正体 『現代物理の死角』復刻補強版 (超☆わくわく)
コンノケンイチ
ヒカルランド


氏が著書の中で取り上げている、スウェーデンボルグ。
日本では、オカルト的で神秘主義的なものは科学的でないとして、
一般的な論説の場から遠ざける傾向があるらしく、あまり知られていないようですが、
実家に数少ない彼の翻訳本があります。
学生の頃、少なくとも日本では有名とは言い難い"知の巨人"とは一体何者かと興味を抱いて買い求めたのですが、
内容をすっかり忘れてしまっていて、読了したかどうかさえ定かでないので、
帰省した際にでも持ちかえって読んでみようかと。
(ヨーロッパではゲーテやカント、ドストエフスキーに至るまで多くの人が影響を受けたと言われる18世紀の知の巨人。
 科学、数学、心理学、哲学にも精通し、アメリカの思想家エマーソンが北欧のアリストテレスと称したとのこと。
 そんな彼は、なんと現生の肉体を有したまま霊界とこの世を出入りしたという驚くべき体験を有していたらしく、 「スウェーデンボルグの霊界手記」という書物を書き残している。)


( ↓ ) " われわれが認識する物質世界は実在しない "
    そんな不思議な世界観をイメージさせるような映像。
    Beatlesのカバーですが、歌詞を変えてある。
    アレンジはオリジナルに忠実ですが、こんな秀逸なカバーはそうそうない、発見です。
Copernicus ("Because" by the Beatles)

( ↓ )これはバッキング・トラックを除いたヴォーカルだけのBeatlesバージョン。
   映像はやはり量子世界風のやつをクリップ。
   歪んだ時空に私たちが同化しているが故に気づかないといわれる、世界の空間構造を歌っているような気さえする。

Because the world is round it turns me on  世界が丸いから 私は心を奪われる

Because the wind is high it blows my mind  風が強いから 私の心は混乱する

Because the sky is blue, it makes me cry   空が青いから 私は泣きたくなる

Because by The Beatles

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