London townのバックカバーのPaulの写真が好きでして。
(Twitterのアイコンで着ているシャツはきっと影響を受けている。)
ほかではなかなか聞けない、お気に入りのdress me up as a robber のearly takeを乗せて、
スクラップブックでも作るように。
正規テイクでは歌詞が加えられ、堰を切ったように流れ出すスパニッシュな間奏のギターがいいのだが、こちらもデモテイクとは思えない異色のインスピレーションにあふれている。
(完成品になる前のバージョンを聴くのは結構おもしろい。)
モーツァルトの凄さについてはよく語られるところだが、
多彩な楽想が頭のなかに渦巻いては形になっていくさまは凄いと思う。
プロで音作りのツボを心得ていれば出来てしまう曲ではなくて、
インスピレーションが降ってこないとこんな曲は書けないよなぁ、という曲はなんとなく分かる(ような気がする)。
そんなポールの歌ですが、大仰なメッセージというよりは、
変哲のない普通の物事を慈しむ詩がいっぱい、なのです。
どんな格好をしてようが ぼくは変わらない。
If we go on forever, I may never make a change.
永遠というものがあっても、ぼくは変わらないかもしれない。
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