元旦の夜明け。言葉通り暗雲が垂れ込めて、なかなか朝日は顔を出さなかった。
ブリの切り身が特長の博多雑煮。今年はかつお菜が手に入らなかったのでほうれん草で代用。
今年はコロナの影響で元旦礼拝がないので、朝はのんびりと雑煮の準備をしていた。
みんな寝坊して、ゆっくり起きてくると思っていたら、夫が意外に早く起きてきた。
「まだ寝てるかと思ったのに…」というと、「親父が死んだらしい」と言う。
年が明けて2時前に息を引き取ったらしい。
のんびりムードが一変。
買い込んでいたおせちを切ってお重に詰め、とりあえず雑煮だけは作って食べた。
大晦日に大鍋に煮込んだがめ煮(筑前煮)を食べてねと父に説明をしていると、くぅがやってきた。くぅには雑煮を作ってやる暇もなく、適当に餅でも焼いて食べるように言って、夫と二人で鹿児島にGO!
マスクをつけて、ずっと避けていた電車に乗って、新幹線に乗って、鹿児島へ。
なのでトップの写真は桜島。
元旦の夕方にコロナ過を理由に家族葬でこじんまりと通夜。
駅の横のビジネスホテルに宿泊。
駅の近くのちょっと面白そうなお店で夕食にオムライスを食べた。
翌日は葬儀の後火葬場、午後にはお寺で法要の後納骨。
一日中お経を聞いて、念仏が体に染みこみそうだった。
帰りの新幹線は元日よりも人が多かった。
新幹線から乗り換えたJRはもっと人が多くてやっと座れるほど。
人が多くて近いので、ちょっとドキドキする。
新幹線でもJRでも、車内アナウンスで「コロナ感染を防ぐために会話はご遠慮ください」と言う。会話もできないなんて、楽しい電車の旅はできないってことかとがっかりする。
今日はもう3日。
日曜日なので教会に行く。
あけましておめでとうございますと言いかわす。
昨日は葬儀で、おめでとうはいいのか?
そんなこんなで新しい年が始まった。
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