昨日までの曇天とは違って、北風は強いものの空は晴れて窓から日差しが入る。
冷え込んだ朝の寒さから少し寒が緩んだ午前中、ルルルル…ルルルル…と電話が鳴った。
父が部屋の子機で電話を取った。
「え?なんですか?」といつもより一段大きな声がリビングまで聞こえてくる。
何の電話だろうかと一抹の不安がよぎる。
電話が終わると父が部屋から出てきて「何か俺の名前で代引きの注文をしたか?」と聞く。
「は?」と絶句。
「郵便局が、今から持ってくると言いよる」
「代引きを頼むなら自分の名前で頼むし」
「そうだな、パソコンで知らないうちに自分で何か頼んだのかな?」
「何か頼んだら確認のメールが来るでしょ。サプリか何か頼んだんじゃないの?」
父は全く覚えがないらしい。
「何が来るか見てみてから判断するしかないよね」
「8981円と言われたから準備する」
意外な高額に「さては送り付け詐欺か?」と半信半疑ながら緊張が走る。
落ち着かない気持ちで待っていると、しばらくしてピンポ~ンとチャイムが鳴る。
玄関に向かう父の後を追いかけた。
「ああ、ハイハイ」と父が小さな箱を受け取っている。
どうやらサプリメントの箱で見覚えがある。
父が自分で注文していたコンドロイチンのサプリが届いたのだった。
「自分で注文したのを忘れとった!」と笑う父。
なぁんだぁ~と一気に気が抜けた。
これで笑い話のネタがまた増えた。
冷え込んだ朝の寒さから少し寒が緩んだ午前中、ルルルル…ルルルル…と電話が鳴った。
父が部屋の子機で電話を取った。
「え?なんですか?」といつもより一段大きな声がリビングまで聞こえてくる。
何の電話だろうかと一抹の不安がよぎる。
電話が終わると父が部屋から出てきて「何か俺の名前で代引きの注文をしたか?」と聞く。
「は?」と絶句。
「郵便局が、今から持ってくると言いよる」
「代引きを頼むなら自分の名前で頼むし」
「そうだな、パソコンで知らないうちに自分で何か頼んだのかな?」
「何か頼んだら確認のメールが来るでしょ。サプリか何か頼んだんじゃないの?」
父は全く覚えがないらしい。
「何が来るか見てみてから判断するしかないよね」
「8981円と言われたから準備する」
意外な高額に「さては送り付け詐欺か?」と半信半疑ながら緊張が走る。
落ち着かない気持ちで待っていると、しばらくしてピンポ~ンとチャイムが鳴る。
玄関に向かう父の後を追いかけた。
「ああ、ハイハイ」と父が小さな箱を受け取っている。
どうやらサプリメントの箱で見覚えがある。
父が自分で注文していたコンドロイチンのサプリが届いたのだった。
「自分で注文したのを忘れとった!」と笑う父。
なぁんだぁ~と一気に気が抜けた。
これで笑い話のネタがまた増えた。