今日のお天気は・・・

何気ない日々の出来事をつづっていきます

水溜り

2006-07-25 14:40:22 | 雑記

降ったかと思えば陽が差し、またシトシトと降ってくる。
気温も湿度も上昇して、大気がねっとりと肌に纏わりつく。

子どもの頃は雨が降ると水溜りがたくさん出来た。
車が通ると泥をはねるので傘を傾けてかからないようにした。
その間雨に濡れるわけだがかまわず、車が来るとゲームのように傘を傾けて泥跳ねを避けたものだ。

昨日は昼頃、職場を抜け出してなぎぃの三者面談に出かけた。
職場からだとS高校には20分ほどで着く。
バス停で行き先番号を確かめて、ぼんやりバスを待っていた時だった。
バッシャ~~~~ン
突然頭から水をかけられた
大型トラックが水溜りの泥水を跳ね上げたのだ。
一瞬何が起きたのか分からなかったが、側にいたおば様たちが
きゃ~~
と悲鳴を上げたので我に返った。

トラックは走り去り、仕方なくハンドタオルで水をぬぐった。
真っ白なワンピースでも着ていたら、そのまま家に帰ったかもしれないが、ボルドー色のシャツブラウスに古びたジーンズだったので、程なくやってきたバスにそのまま乗った。
まともに泥水を浴びたので、濡れたまま冷房の効いたバスに乗っていると風邪をひきそうだったが、近かったのと体脂肪に守られて無事だった。
袖口に真っ黒なコールタールの小さな塊がこびり付き取れないのが癪に障った

なぎぃと図書室で待ち合わせて三者面談。
卒業は来年度になるので深刻な話もない。
予定通り10分で終わる。

職場に戻る頃にはガーゼ素材のシャツブラウスはすっかり乾いた。
しかしジーンズは湿ったまま。
お腹を冷やしそうなので、乾いたハンドタオルを金太郎みたいにジーンズの下に押し込み、手のひらの熱で温めた。
元々たっぷり脂肪の付いたお腹なのでタオルを入れても誰も気づかない。
仕事を終える頃には乾いて、お腹は下さずに澄んだ。
これで風邪を引いたりお腹を下していたりしたら踏んだり蹴ったりだ。

とっさの出来事でトラックの色も覚えてない。
何処にも文句を言えず、我が身の不幸を笑い話にしていると、TVのニュースで氾濫した川に家が流されていく様子が写っていた。
インタビューを受けた家主が「これ程になったら笑うしかないですね」と


各地に被害をもたらした梅雨ももうすぐ明ける。
コメント (2)
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