70~80年代にブリティッシュ・ロック界で活躍する全盛期のミュージシャン達と交流し、そのステージはもとより素のままの姿をも撮影し続けた浅沼ワタル氏の写真展を先日覗いてきた。
浅沼ワタル氏は独学で写真を学んで60年代に写真関係の仕事に就き、渡英してクイーン、ポール・マッカートニー、レッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイ、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ポリス、クラッシュ、デュラン・デュラン、ジャパンなど多くのミュージシャンを撮影した。 帰国後も主に音楽業界で活動、現在に至る。 今年10月にはその貴重な業績をまとめた写真集が出版された。
写真集発売に合わせて先月末まで東京にて、さらに今は来年1月9日までグランフロント大阪で写真展が開催されている。 展示作品の販売あり。 入場無料。
ここに名を挙げていないミュージシャンの中にも、活躍当時の存在感が味わえたり往年の懐かしさにどっぷり浸れたりといった体験をさせてくれる人々の写真に数多く出逢えた。 1枚1枚に心を揺さぶられ、想い出で感情が忙しくてたまらない。
さらに展示に或るちょっとした “遊び”が1ヶ所だけ為されており、本来は当然のことながら作品撮影禁止なのだが、“遊び”という場所で2点をカメラに収めてしまっていた。 それが見出し画像の『ロンドンタウン』時代のポール達と、次のマーク・ボランである。
文字どおり裏ワザになった……ってヒントを出してどうする、色々とごめんなさい。 ただ、コチラ面から鑑賞を始めたので禁止事項記載が無く、OKなのかな~っと判断して真っ先に撮ってしまっていたという次第。
クリスマス・プレゼントとして有難くこっそり頂戴しておきます☆