プリンター騒動顛末記

　仰々しいタイトルになったが、要は長年使っていた我が家のプリンターが天寿を全うしたというわけ。
　動物の年齢を人間に換算して考える場合が多いけれど、恐らくヒト年齢なら１６０歳を超えてしまうであろうプリンターだった。
　年賀状印刷に関しては筆者及び家人の二人分を担っていたのであるが、先に私の分を印刷し終えた後にパッタリと召されてしまい、家人だけが割を食う破目に陥った。
　１５日から年賀状の取り扱いは開始されたばかりだから急いて急かないとも言えるのだが、焦りを感じたのか家人は点火したロケットさながらに量販店へすっ飛んで行き、安価な商品を引っ提げて帰宅した。
　とりあえず賀状だけでも何とかしたいという勢いで行動したらしい。　接続等初期設定に難ありという部分に目を瞑って購入したため、独りブツブツと文句をつぶやきつつ、手間取りながら己がPCに対応させていた。
　インクの補充についてもランニング・コストが嵩みそうな機種である。
　今後どうなりますことやらと、私は高みの見物を決めこんでいる。