夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

豪雪お見舞い申し上げます

2012-02-07 01:18:37 | Weblog
 タイトルにはサラッと書いてしまったが、とんでもないのである。 当地では
「まだまだ寒いよぉ!」
 ぐらいで済んでいるけれど、豪雪地帯に居住する方々の大変な苦労には言葉もない。
 父方の祖母が秋田県出身だった為、屋根の雪降ろしの話はしばしば聞いていた。 朝は家の二階から出入りすることや、若き日にあまりにも雪上で転ぶので腹が立ってそのままごろ~んと地面に寝転んでいたら
「○○さん(祖母の旧姓)、何してるだあ?」
 と近所のオジサンに驚かれたことなど、昔話をよく聞かされた。
 雪深き地方では温暖な所にいる者に想像のつかない事態が起きる。 これから少し暖かくなったらなったで、雪崩の心配から逃れられない。 先日秋田の湯治場で起こった悲劇が、胸の底に鉛を呑んだ如くに沈んでいる。
 子供の頃の私は大阪住まいにもかかわらず、寒がりの祖母と共に電気毛布をかぶって寝ていた。 あの時代の電気毛布が私の身体の抵抗力を下げたかもしれない。 自然に体温調節する機能を失わせ、すぐに風邪をひいてしまう子供になっていったようだ。 現代の噂に基づけば電磁波云々といった問題も提起されるだろうから、まさに知らぬが仏である。 今ならば、就寝前に電源ONして寝る直前にOFFするのが無難と判断する。 大人になった現在は羽根布団で充分しのげている。 あまりに冷え込む早朝にふと目覚めた時、ダンゴムシ状態になっていることもあるが。
 一転海外に目を向ければ緯度の関係で、氷点下に余裕で活動なんてのはザラである。 例えばこちとら寒さに参っているのに、日本へ観光で来ている外国人などがTシャツ短パンで歩いてる姿が象徴している。
 そういえば、かつて東北から大阪にやって来た祖母の親戚が
「あー、こっちはもう春風が吹いていますねー」
 と語り、毎日寒くて震え上がっていた祖母は唖然としたらしい。
 比較論あるいは上には上が、のお話。
 しかし、この国で過度な積雪や凍結が大敵となるのは明白であり、全てにおける無事を祈ると同時に、適切な対策がなされるよう働きかけてゆかねばならないのだ。

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